リハビリテーション科

リハビリテーション科の紹介

 理学療法課、作業療法課、言語聴覚療法課、精神科リハビリテーション課に組織され、4課7係で協力して業務に当たっています。

2018(平成30)年12月現在 スタッフ人数

理学療法士18名
作業療法士12名
言語聴覚士4名
技術員・主事3名
総計37名

 指定管理者制度の導入により、2018(平成30)年10月から理学療法士2名を北海道立北見病院へ異動し、主に心大血管疾患リハビリテーションの業務に就いております。
 身体障害分野の臨床では心大血管疾患、脳血管疾患、運動器疾患、呼吸器疾患等の急性期リハビリテーションを中心に、緩和期を含むがん患者のリハビリテーション、障害児・者の外来リハビリテーション等、病院の役割に応じた幅広い疾患、年齢層の方達に対応を行っています。
 精神科分野では入院中心の作業療法とデイケアおよびショートケアを実践しております。入院当初から関わり、外来に移行してからはデイケアや訪問看護と共同して繋がりのあるサービスを提供しています。
 また、認知症やせん妄の方への対応も実践しております。

リハビリテーション科の基本方針

1. 個々の患者さまにあった安全で質の高いリハビリテーションを提供します

2. 急性期リハビリテーションの充実に努力します

3. 学術活動を通じて職員教育に努力します

4. 地域の要請に応じたリハビリテーションを展開します

施設基準

心大血管疾患リハビリテーション(Ⅰ)

脳血管疾患等リハビリテーション(Ⅰ)

運動器リハビリテーション(Ⅰ)

呼吸器リハビリテーション(Ⅰ)

がん患者リハビリテーション

認知症患者リハビリテーション料

精神科作業療法

精神科ショート・ケア「大規模なもの」

精神科デイ・ケア「大規模なもの」

部門紹介

理学療法

 病気、けが、高齢、障害などによって運動機能が低下した状態にある人々に対し、運動機能の維持・改善を目的に運動、温熱、電気、水、光線などの物理的手段を用いて行われる治療法です。当院では、新生児・乳幼児から高齢者まで日常生活を送るために必要な基本的動作能力や運動機能の維持・向上を目的に介入しています。

作業療法

 セルフケア(着替えやトイレなど)・家事・仕事・余暇・地域活動など、人の日常生活に関わるすべての諸活動を「作業」と呼んでいます。「作業」は人と社会をつなぐ「接点」であり、「作業療法」は日常生活から社会生活まで幅広い領域で「暮らしやすさ」を取り戻す支援をしています。

言語聴覚療法

 言語聴覚療法は、日常生活を送る上で欠かすことの出来ない「聞こえ」や「ことばの障害」、「嚥下障害」を対象としています。専門知識、技術を用いて検査、訓練、指導、援助を行い、機能の獲得や改善、能力の回復・拡大を図り、障害のある方がよりよい生活を送ることができるように支援します。(日本言語聴覚士協会より)

  当院では、小児から成人まで様々な疾患による「言葉の障害」「飲み込みの障害」に対し言語療法、摂食嚥下訓練を行っています。

精神科リハビリテーション

 精神科リハビリテーションは、患者様の「生活のしづらさ」の改善を目指して行います。具体的な方法としては、デイケアや作業療法にて、SST(生活技能訓練)や心理教育などのプログラムを用いて行います。

対象疾患

身体障害領域(理学療法・作業療法・言語聴覚療法)

<整形外科>

脊椎・脊髄疾患 大腿骨近位部骨折を除く四肢の骨折 大腿骨近位部骨折 膝・股関節変形性関節症

靱帯・腱損傷 他

<循環器内科>

うっ血性心不全 心不全 急性心筋梗塞 高血圧症 他

<内科・総合診療科>

肺炎 慢性閉塞性肺疾患 膠原病 糖尿病  廃用症候群 他

<脳神経外科>

脳梗塞 ラクナ梗塞 脳出血 クモ膜下出血 脳腫瘍 脳挫傷 他

<外科>

肺がん 乳がん (がん周術期) 他

<小児科>

脳性麻痺 精神発達遅滞 筋ジストロフィー 注意欠陥・多動性障害 ハイリスク新生児他

<その他>

消化器疾患(膵がん 大腸がん 胆嚢炎) 泌尿器疾患(前立腺がん 膀胱がん)

婦人科疾患(子宮がん 卵巣がん) 頭頸部・耳鼻科疾患(甲状腺がん 咽頭がん)他

 精神障害領域(精神科作業療法・精神科デイケア)

<神経精神科>

統合失調症、アルコール依存症、躁鬱病、認知症、精神発達遅滞、自閉症スペクトラム 他

業績集

工事中

当院リハビリテーション科の特徴的な取り組み

①緩和ケアにおける がんのリハビリテーション

 緩和ケアのリハビリテーションは「余命の長さにかかわらず、患者とその家族の要望を充分に把握したうえで、その時期におけるできる限り可能な最高のQOL(生活の質)を実現すること」とされています(引用元:がんの冊子 がんの療養とリハビリテーョン)。

 緩和ケアに携わるスタッフはご本人様とそのご家族様の想いに常に「寄り添う」ことを何よりも大切にしています。

 ご本人様が「自分らしく」過ごして頂けるように、チームで連携を行いリスク管理にも充分行った医療サービスを提供できるようを心がけております。

【リハビリの例】

  • 自宅退院に向けて移動方法を確立する
  • 手足の浮腫みを緩和する
  • 趣味活動など今まで親しんできた作業活動を行う
  • 食べること、飲むことについて安全な手段を確立する など

②こどものリハビリテーション

 発達につまづきのあるお子さんに対して乳幼児期から青年期以降まで、切れ目なく関わらせて頂くことが特徴です。

 継続した関わりで、ご本人様とそのご家族様が安心して生活できる環境作りのお手伝いをさせて頂きます。

 また状況に合わせてスタッフは新生児集中治療室(NICU)から関わらせて頂いております。

 ご本人様とそのご家族様のお気持ちを聞かせていただいた上で、他部署・他機関と連携し、専門職として最良の治療とアドバイスを提供することを心がけています。

③精神科リハビリテーションにおいて 復職支援(リワーク)

 リワークでは、パソコンを用いた認知機能訓練、ストレスや症状との付き合い方を学ぶ心理教育、認知行動療法(SST)を用いた職場でのコミュニケーションの練習など仕事を行う上で必要な機能を高めるリハビリテーションを行います。

 参加される方の多くは、ご自身の出来ない事に着目しやすい心の状態にあります。

 リワークに有効とされるプログラムを行う中で、本来ご自身が持つ強みや出来ている部分に目を向けて頂けるような声かけや関わりを最も大事にしております。

医学的管理

安心してリハビリテーションを受けて頂けるように定期的に感染対策、急変時対応訓練を行っています。

嘔吐物処理訓練

定期的に感染を拡大させない正しい手技をスタッフ一同学んでいます。

急変時対応訓練

心停止はもちろん、ふらつきなどの軽症の疾患も想定して練習を重ねています。

場所もリハビリテーション室だけでなく廊下や待合室なども設定し、急変時の対応に備えております。

チームアプローチ

リハビリテーション科は他部署とも連携を取りながら、患者様に関わっています。

  • 褥瘡対策
  • リエゾン(精神科せん妄など)
  • 嚥下スクリーニング
  • 栄養管理
  • 緩和ケア   など

実習内容

1. 実習初日

◾PT、身障OTの実習は、本館3階リハビリテーション科に7:40までに来室して下さい。

◾STの実習は、本館3階リハビリテーション科に8:20までに来室して下さい。

◾精神科OT、デイケアでの実習は、北館1階受付前に8:10までに来室してください。

*病院内に実習生用の更衣室、ロッカー、下駄箱があります。初日に担当より説明します。

2. スケジュール

実習時間は基本8:30~17:05(休憩12:00~12:50)です。

土日祝日は休みです。

詳しいスケジュールは実習初日にSVからお伝えします。

3. 実習に際して準備する事

  1.  持 ち 物 :上履き、ケーシー(身障分野)、ジャージ(精神科分野)、筆記用具等
  2.  学  習:基礎知識の再確認と、対象疾患全般について学習してください *対象疾患については、「リハビリテーション科の紹介についてのページ」科紹介にて確認のこと
  3.  食  事:本館1階の食堂・コンビニ・喫茶店が利用できます。事前に用意してもかまいません
  4. 宿  舎:各自で準備してください。宿泊施設の斡旋は当院ではしておりません
  5.  交通機関:徒歩・自転車または公共交通機関をご利用ください *自動車通勤は禁止。自転車を利用する場合はSVの許可を得てから職員用を使うこと
  6. 急病などで受診する場合のために、健康保険証をご携帯ください