退院と入院費用について

退院について

退院の決定

退院の許可は主治医が出します。許可が出ましたら看護師から退院日をお知らせしますので、退院準備をお願いいたします。退院後の生活について心配される場合、入院早期から主治医・看護師にお申し出ください。
医療福祉課・退院支援課の職員が相談に応じ、ご家族や地域の福祉関係者と協力して退院準備のお手伝いをさせていただきます。

また、この地域の介護保険施設等は満床の状態が続いており、待機されている方々が多数いらっしゃる状況です。
そのため基本的には、入院前に生活していた場所に戻って生活していただけるよう支援させていただきますので、ご理解とご協力をお願い申し上げます。

退院手続き

原則として退院時間は午前10時となっております。入院費の概算をお知りになりたい場合は、事前にスタッフステーションまでお申し出ください。
退院当日は、病棟職員の指示により、自動支払機もしくは入退院センター受付にご案内します。

<本館1階 自動支払機>
平日 8時30分~18時00分 休日 9時00分~15時00分

入退院時の駐車場

入退院時の送迎で駐車場をご利用される場合は、スタッフステーションで駐車券裏面に押印を受け本館1F正面カウンター、もしくは、本館1F西口玄関横時間外窓口で割引の手続きを行うことにより料金が減免となります。お忘れずに手続きをお願い致します。

入院費用について

入院医療費の算定方法について

当院は厚生労働省の診断群分類別定額払い方式(DPC)対象病院の認定を受け、入院費用を「診断群分類による包括評価」で算定しております。
(※一部対象から除外される患者さんもいます)

この算定方式は、病名や手術・処置等の内容に応じて分類された「診断群分類」に基づき、分類ごとに定められた1日当たりの定額の医療費を基本として計算する方式です。

なお、個室料金につきましては、【こちら】をご覧ください。

出来高払いの計算式(A)

入院医療費=[入院料]+[手術・麻酔料]+[投薬料]+[注射料]+[検査料]+[その他リハビリなど]

 DPCの計算式(B)

入院医療費=[包括診療費]×[入院日数]×[国で定められた北見赤十字病院の係数]+[出来高診療費]

※検査・画像診断・処置などの一部指定項目は、出来高診療費となっております。
※医療機関別係数は、厚生労働省より病院ごとに与えられたものであり、病院によって異なりますので、 同一の病名と治療内容でも病院ごとに医療費の総額が変わります。

ただし、「診断群分類」のいずれかにも該当しないと医師が判断した場合、出来高払いの計算式(A)での算定となります。
この他、労災保険・自賠責診療・治験などは出来高払いの計算式(A)での算定となります。

詳しくは、医事課窓口でお問い合わせください。

高額療養費限度額適用認定証の手続きについて

高額療養費とは、保険適用分の自己負担額が限度額を超えた場合に、健康保険法により決められた計算方法に基づき、その超えた分が健康保険から還付される制度です。(請求後、約3ヶ月かかります)
「限度額適用認定証」を保険証と併せて医療機関窓口に提示すると1ヶ月(1日から月末まで)の窓口での支払いが自己負担上限度額までとなり、高額療養費の申請が不要になります。入院時に入退院窓口に保険証とあわせてご提出下さい。
「限度額適用認定証」の申請については、ご加入されている保険にてご相談下さい。

  • 全国健康保険協会  →  全国健康保険協会・都道府県支部
  • 国民健康保険    →  市役所・町村役場
  • 共済・組合健保   →  各健康保険組合か職場の担当部署

※入院前に手続きができます。

※緊急の入院など、入院前に手続きができなかった場合でも、同一月内に病院に提出いただければ利用できる場合がありますので、お早めに手続き下さい。

患者支援課について

皆様が安心して療養生活に専念できるよう、医療費や生活費についてのご心配と、高額療養費等の制度活用についてのご紹介、退院後の社会復帰や在宅介護、各種施設の利用などについてのご相談に対応しております。
お困りの際は専門員(医療ソーシャルワーカー)にお申し出願います。

なお、患者支援課までお越しいただく事が困難な場合は、病室へお伺い致しますので病棟看護師にお申し出願います。

患者支援課については【こちら】もご覧下さい。