院内がん登録とは?
院内がん登録とは、当院でがんの診断や治療を受けた患者さまや他院でがんと診断され当院へ紹介となり、がんに対する治療を行った患者さまについて、がんの診断・治療・予後に関する情報を登録・収集する仕組みのことをいいます。当院では、2007年1月より院内がん登録を開始し、現在では年間約1,700件を登録しています。
院内がん登録の目的は、当院におけるがん診療の実態を把握し、がん診療の質を向上させるとともに、がん患者さまやそのご家族への支援に役立てることです。毎年、登録したデータは、国立がん研究センター がん対策情報センターが実施する院内がん登録全国集計に提供され、我が国のがん対策の基礎データとして活用されています。また、全国がん登録事業にも参加しており、がんの罹患状況等において国のがん対策にも協力しております。
北見赤十字病院 院内がん登録 2019年症例
ステージ別 初回治療
○院内がん登録2019年症例 部位別集計
- 院内がん登録 症例区分*:20,21,30,31を集計
がんの再発やすでに治療が終了した後の経過観察(フォローアップ)、
また“がん”と診断し、その後の治療を他施設へ依頼した症例は集計から除外しています。 - 造血器には、白血病や多発性骨髄腫等が含まれます。
*症例区分
20:自施設診断・自施設初回治療開始
自施設で診断および初回治療を開始。ただし、経過観察や症状緩和を決定・実施した場合も含む。
21:自施設診断・自施設初回治療継続
自施設で診断した後、他施設で初回治療が開始され、その後、自施設で初回治療の一部を実施した場合。(自施設での経過観察の実行は含まない)
30:他施設診断・自施設初回治療開始
他施設で診断された後、自施設を受診し、自施設で初回治療を開始。ただし、経過観察や症状緩和を決定・実施した場合も含む。
31.他施設診断・自施設初回治療継続
他施設で診断した後、他施設で初回治療が開始され、その後、自施設で初回治療の一部を実施した場合。(自施設での経過観察の実行は含まない)
○Stage・初回治療
- 集計された症例には、「初回治療の一部を自施設で実施・継続」した場合も含まれます。
他施設で初回治療が開始され、その後自施設で初回治療の一部を実施した場合、自施設で実施した治療法のみが集計されます。
(例:他施設で「手術」を実施後、自施設で「放射線療法」を実施 → 治療法は「放射線療法」のみが集計)
また、自施設で初回治療を開始して、その後他施設で初回治療の一部を実施した場合、自施設で実施した治療法のみが集計されます。
(例:自施設で「手術」を実施後、他施設で「化学療法」を実施 → 治療法は「手術」のみが集計) 臨床病期(cStage)について
治療を始める前にCT検査やPET検査など各種検査によってわかるがんの広がりのことです。治療方針の決定においては、臨床病期が用いられます。病期分類について
胃癌・大腸癌・肺癌・乳癌:UICC TNM 第8版*による臨床病期
肝細胞癌:原発性肝癌取扱い規約第6版補訂版による臨床病期
*UICC TNM:国際対がん連合(UICC)採用のがんの分類方法治療方法【治療なし】について
「治療なし」の症例には、患者様の希望で緩和ケア(症状緩和的治療)を希望された場合や患者様の年齢や体力等さまざまな理由から積極的治療(手術・化学療法など)が困難で、患者様本人やご家族様と相談の上、症状緩和的治療や無治療での経過観察などを選択された場合が含まれています。治療方法【手術】について
手術には、胸腔鏡や腹腔鏡下手術、またはダビンチ等の手術ロボットによる手術も含まれています。
また、根治手術(病気を完全に治すことを期待して行う手術)だけではなく、姑息的手術(例:完全にがんを取り除くことはできないが、がんによる辛い症状を取り除くことを目的とした手術)等も一部含まれます。
院内がん登録とは?
院内がん登録とは、当院でがんの診断や治療を受けた患者さまや他院でがんと診断され当院へ紹介となり、がんに対する治療を行った患者さまについて、がんの診断・治療・予後に関する情報を登録・収集する仕組みのことをいいます。当院では、2007年1月より院内がん登録を開始し、現在では年間約1,700件を登録しています。
院内がん登録の目的は、当院におけるがん診療の実態を把握し、がん診療の質を向上させるとともに、がん患者さまやそのご家族への支援に役立てることです。毎年、登録したデータは、国立がん研究センター がん対策情報センターが実施する院内がん登録全国集計に提供され、我が国のがん対策の基礎データとして活用されています。また、全国がん登録事業にも参加しており、がんの罹患状況等において国のがん対策にも協力しております。
北見赤十字病院 院内がん登録 2019年症例
ステージ別 初回治療
○院内がん登録2019年症例 部位別集計
- 院内がん登録 症例区分*:20,21,30,31を集計
がんの再発やすでに治療が終了した後の経過観察(フォローアップ)、
また“がん”と診断し、その後の治療を他施設へ依頼した症例は集計から除外しています。 - 造血器には、白血病や多発性骨髄腫等が含まれます。
*症例区分
20:自施設診断・自施設初回治療開始
自施設で診断および初回治療を開始。ただし、経過観察や症状緩和を決定・実施した場合も含む。
21:自施設診断・自施設初回治療継続
自施設で診断した後、他施設で初回治療が開始され、その後、自施設で初回治療の一部を実施した場合。(自施設での経過観察の実行は含まない)
30:他施設診断・自施設初回治療開始
他施設で診断された後、自施設を受診し、自施設で初回治療を開始。ただし、経過観察や症状緩和を決定・実施した場合も含む。
31.他施設診断・自施設初回治療継続
他施設で診断した後、他施設で初回治療が開始され、その後、自施設で初回治療の一部を実施した場合。(自施設での経過観察の実行は含まない)
○Stage・初回治療
- 集計された症例には、「初回治療の一部を自施設で実施・継続」した場合も含まれます。
他施設で初回治療が開始され、その後自施設で初回治療の一部を実施した場合、自施設で実施した治療法のみが集計されます。
(例:他施設で「手術」を実施後、自施設で「放射線療法」を実施 → 治療法は「放射線療法」のみが集計)
また、自施設で初回治療を開始して、その後他施設で初回治療の一部を実施した場合、自施設で実施した治療法のみが集計されます。
(例:自施設で「手術」を実施後、他施設で「化学療法」を実施 → 治療法は「手術」のみが集計) 臨床病期(cStage)について
治療を始める前にCT検査やPET検査など各種検査によってわかるがんの広がりのことです。治療方針の決定においては、臨床病期が用いられます。病期分類について
胃癌・大腸癌・肺癌・乳癌:UICC TNM 第8版*による臨床病期
肝細胞癌:原発性肝癌取扱い規約第6版補訂版による臨床病期
*UICC TNM:国際対がん連合(UICC)採用のがんの分類方法治療方法【治療なし】について
「治療なし」の症例には、患者様の希望で緩和ケア(症状緩和的治療)を希望された場合や患者様の年齢や体力等さまざまな理由から積極的治療(手術・化学療法など)が困難で、患者様本人やご家族様と相談の上、症状緩和的治療や無治療での経過観察などを選択された場合が含まれています。治療方法【手術】について
手術には、胸腔鏡や腹腔鏡下手術、またはダビンチ等の手術ロボットによる手術も含まれています。
また、根治手術(病気を完全に治すことを期待して行う手術)だけではなく、姑息的手術(例:完全にがんを取り除くことはできないが、がんによる辛い症状を取り除くことを目的とした手術)等も一部含まれます。
院内がん登録全国集計結果については「国立がん研究センター がん情報サービス」の【院内がん登録 全国集計 結果閲覧システム】をご参照ください。(当院分も参照できます。)
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