放射線科

特色

  道東唯一の専門医による放射線診断、放射線治療施設として開設され30年近く経過しました。

 地域基幹病院の放射線科として院内各科との密接な連携はもとより、周辺病院からの需要にも応えるため、FAXによる検査予約、診療相談、出張医の派遣、画像電送による遠隔診断にも積極的に対応しています。現在5人の放射線科医が常勤しており、新鋭機器を駆使した画像診断、放射線治療、核医学診断がおこなわれています。放射線治療や動注、塞栓、ステント、生検などIVRを要する患者さまや遠隔地からの患者さまのためのベットも20床確保しています。

 放射線診断部門では、依頼を受けたCT、MRI、RI、超音波(US)、血管造影等の検査が一日約70件のペースで行われ、全例について放射線診断専門医による読影報告書(レポート)が一日以内に依頼医に届くよう運営されています。現在院外からの検査が全体の約15%を占めています。インターベンショナルラジオロジー(IVR)の需要も確実に増加しています。血管造影カテーテル技術を応用した止血、塞栓(外傷、消化管、肝癌)はもとより、PTCDなど胆道系その他のドレナージ、身体各部位の画像誘導下(US、CT)での経皮的生検、肝癌に対するPEIT(経皮的エタノール注入療法)やTAE(肝動脈塞栓)、血管狭窄、胆道、気管、食道閉塞へのステント留置など、カテーテルと画像でアプローチ可能なあらゆる部位に対して適用され、治療の一環として欠かせぬ手段となっています。専門医による高い技術、患者さまへの最小の負担が売り物です。年間計500件が行われています。

 放射線治療もオホーツク圏唯一の施設としてフル稼働しています。いち早く放射線治療専用の3次元治療計画装置と高精度LINACを配備し、全例に高精度で収束度の高い治療が行えるのが特徴です。伝統的な頭頚部癌、子宮頚癌、食道癌などにくわえて、乳房温存治療、肝外胆管癌など新しい領域でのすぐれた効果が明らかになっています。胆道癌ではIVRとの共同で、PTCD→集中した高精度の放射線治療→ステントによる内婁化を一連の治療として行い、80歳以上の患者さまにも安全で長期間の良いQOLを確保できます。

  特に力を入れているのが、肺や脳の小病巣へStereotactic Radiotherapy/Radiousrgeryで、末梢肺腺癌、脳転移巣などに高精度の3次元収束ビームを適用して短期間で局所制御を得るものです。

  高齢者の癌が増え続ける現在、最小の負担で外来治療としても施行可能な高精度3次元放射線治療は重要な選択肢です。年間約600例が治療されています。

 放射線科はいずれの部門も、依頼医との信頼関係があってはじめて成り立つ科といえます。正確な診断情報の迅速な伝達、依頼医と連携した経過観察、Follow-up、高い技術レベルで地域の医療に責献したいと願っています。

 平成10年には開設以来の約5万件の電子的画像データーベース(PACS)が運用を開始しました。疾患ごとの画像所見の通覧、類似疾患の所見との系統的な比較など目的にあった画像を任意に呼び出すことが可能となり、テーマをもったカンフアレンスの開催など、豊富な情報を周囲の先生方と共有したいと考えています。

医療機関の認定

日本医学放射線学会放射線科専門医修練協力機関

氏名役職卒業年度
松澤 徹

第一放射線科部長
放射線診断

インターベンショナル
ラジオロジー

画像情報管理

北海道大学
昭和63年卒
認定医・専門等資格名
  • 日本医学放射線学会 専門医
氏名役職卒業年度
松澤 桂第二放射線科部長北海道大学
平成12年卒
認定医・専門等資格名
  • 日本核医学学会 専門医
氏名役職卒業年度
山崎 彰第三放射線科部長旭川医科大学
平成7年卒
認定医・専門等資格名
 
氏名役職卒業年度
有本 卓郎放射線診断部長  放射線治療北海道大学
昭和52年卒
認定医・専門等資格名
  • 日本放射線腫瘍学会評議員
  • 放射線腫瘍学会および日本医学放射線学会共同認定 放射線治療専門医
  • 日本がん治療認定医機構 暫定教育医
  • 北海道大学医学部非常勤講師
  • 日本臨床腫瘍学会がん薬物療法暫定指導医
氏名役職卒業年度

中野 覚

第一放射線科副部長香川医科大学
平成3年卒
認定医・専門等資格名
  • 日本医学放射線学会 放射線診断専門医
  
午前新患有本•山崎有本•山崎•中野有本•山崎•松澤(徹)有本•山崎•中野山崎•松澤(桂)
再来有本•山崎有本•山崎有本•山崎有本•山崎 リニアック治療中の患者診療リニアック治療中の患者診療のみ
午後入院患者の新患・急患診療のみ

医師名不在日
中野 覚5/30(木)~ 5/31(金)