病院長挨拶
当院は、昭和10年11月10日に日本赤十字社北海道野付牛療院として開設し、昭和18年1月に現在の北見赤十字病院に改称して、創立86年を迎えております。オホーツク三次医療圏(北網二次医療圏および遠紋二次医療圏)の地方センター病院として、中核的な病院と位置づけられています。オホーツク圏域の面積は、三次医療圏として岐阜県の面積を上回る全国で9番目の広大な面積を有しています。一方で、厚生労働省が発表した医師偏在指標(住民の年齢や性別から導き出される受診率、医師の年齢から推定される労働量、患者の流入状況などのデータを基に算出)では、全国の二次医療圏の平均238.3に比べて、北網二次医療圏135.2、遠紋二次医療圏115と大きく下回り、慢性的に医師不足の状況が続いています。
北網圏、遠紋圏の人口は年々減少し高齢化することが推定されていますが、北網圏においては高齢化により2035年まで入院患者数の増加が見込まれています。当院の役割の一つは、当院の指定管理病院で隣接する北海道立北見病院と共に、オホーツク圏域の病院・医院や介護施設、さらに行政等と連携し、地域完結型の医療体系において、高度急性期、急性期医療を担うことです。
実際、当圏域で2020年2月から猛威を奮っている新型コロナウィルス感染症に関しても、オホーツク圏の災害拠点病院・感染症指定病院である網走厚生病院、遠軽厚生病院、広域紋別病院や公的医療機関として置戸赤十字病院、小清水赤十字病院、さらに北海道立北見病院と連携して入院診療に携わり、保健所やオホーツク振興局・北海道、さらに市町村や各医師会の病院・医院と連携して、安心安全な医療体系を構築しています(治療成績は、医師数の多い地域と比較しても良好と思われます)。
当院と北海道立北見病院が一体となり、オホーツク三次医療圏の高度急性期・急性期医療を担い、他の医療機関、行政を含めた他組織と協同し、オホーツクに住む方々が、雄大な自然や豊かな食資源を堪能し、安心して生活することができるように努めていきます。ご理解ご支援を賜りますようお願い申し上げます。
理念
人道・博愛に基づき、患者さんを尊重した医療を提供し、地域の期待と信頼に応えます。
基本方針
- 真に患者本位の医療を提供する、質の高い病院を目指します。
- 二次~三次の救急医療と地域完結型高度医療の充実した病院を目指します。
- 国内外やオホーツク地域の災害・救護医療を担います。
- すべての職員が成長でき、働く満足度の高い病院を目指します。
- 次世代を担う人材育成のための、教育・研修に努めます。
- 健全経営を行い、医療活動を通じて地域社会に還元します。
患者さんの権利
- 人間としての尊厳が守られ、公平で良質な医療を受ける権利があります。
- 理解・納得できる十分な説明と情報提供を受ける権利があります。
- ご自分の意思で診療を選択し決定する権利があります。
- セカンドオピニオン(他の病院・医師の意見を聞く)を受ける権利があります。
- プライバシーを保護される権利があります。
患者さんの責務
- ご本人であることを確認するために、ご自身で名前をお伝え下さい。
- アレルギー歴、病歴等について出来るだけ正確にお伝え下さい。
- 医療スタッフの説明を良くお聞きになり、ご理解のうえ治療や検査などの医療行為をお受け下さい。
- 病院内では秩序を保ち、他の患者さんのご迷惑にならない様に努めて下さい。
- 医療費は速やかにお支払い下さい。
- 当院は臨床研修病院として、卒前・卒後研修教育を担っています、医療専門職の育成にご理解・ご協力下さい。
こどもの患者さんの権利
北見赤十字病院では、「こどもの患者さんの権利」を守って、こどもたちが安心して病気の治療が受けられるようにお手伝いしていきます。
- あなたは、どのような病気にかかったときでも、ひとりの人として大切に守られ、あなたにとっていちばんよいと思われる治療を受けることができます。
- あなたは、入院していても、できるかぎりあなたの家族といっしょに過ごしたり会ったりすることができます。また、年齢や症状にあわせて遊んだり、勉強したりすることができます。
- あなたは、病気のことや、病気を治す方法について、わかりやすく説明を受けることができます。
- あなたは、病気や治療のことについて、わからないことや心配なことがあれば、いつでも病院の人たちにきいて、なんども教えてもらうことができます。
- あなたは、病気や治療のことについて、じぶんのきもちや考えを病院の人たちや家族に伝えることができます。
- あなたが、ほかの人に知られたくないことは守られます。
- あなたは、退院した後も、継続的な医療やケアを受けることができます。
概要
敷地面積 | 35,149.88㎡ | |
建物延面積 | 本館(免震) 35,513.51㎡ | |
開設年月日 | 昭和10年11月10日 | |
許可病床数 | 532床 (一般病床:490床、精神病床:40床、感染症病床:2床) | |
診療標榜科 | 26科目 内科、消化器内科、腫瘍内科、神経精神科、循環器内科、小児科、小児外科、外科、消化器外科、呼吸器外科、整形外科、リハビリテーション科、形成外科、脳神経外科、皮膚科、泌尿器科、産婦人科、眼科、 頭頸部・耳鼻咽喉科、放射線科、麻酔科、ペインクリニック内科、腫瘍精神科、緩和ケア内科、病理診断科、歯科口腔外科 | |
職員数 (令和6年4月1日現在) | 総職員数 | 1207名 |
医師 | 124名 (内、常勤嘱託医5名、非常勤嘱託医3名、研修医19名) | |
看護師・助産師・保健師 | 603名 | |
准看護師 | 14名 | |
医療技師 | 168名 (内訳:薬剤師24名、臨床検査技師42名、診療放射線技師31名、理学療法士23名、作業療法士13名、言語聴覚士5名、管理栄養士6名、公認心理師4名、ME9名、視能訓練士6名、歯科衛生士5名) | |
事務職員 | 190名 (内、クラーク13名、外来MC51名) | |
看護助手 | 61名 | |
技術員・業務員 | 37名 | |
保育士 | 10名 | |
機能・認定 | 保険医療機関、基幹型臨床研修指定病院、臓器提供施設、救急告示病院、生活保護法指定医療機関、結核指定医療機関 救命救急センター、労災保険指定医療機関、第二種感染症指定医療機関、小児救急医療拠点病院、指定養育医療機関、公害医療機関 病院群輪番制病院、母性保護法指定医療機関、地方センター病院、地域周産期母子医療センター、地域センター病院 原子爆弾被爆者医療指定医療機関、地域災害医療センター、精神保健福祉法第19条の8に基づく指定病院、へき地医療拠点病院、 身体障害者福祉法指定医療機関、 地域医療支援病院、指定自立支援医療機関(精神通院・育成・更生医療)、地域がん診療連携拠点病院、小児がん連携病院指定、特定疾患治療研究事業委託医療機関、 エイズ治療拠点病院、小児慢性特定疾患治療研究事業委託医療機関、認知症疾患医療センター、ユニセフ・WHO 赤ちゃんにやさしい病院(Baby Friendly Hospital)認定病院、マンモグラフィ検診施設画像認定施設、日本がん治療認定医機構 研修施設認定、日本認知症学会 教育施設認定、 公益財団法人日本医療機能評価機構 病院機能評価認定病院、ISO15189認定、特定非営利活動法人 卒後臨床研修評価機構認定病院、公益社団法人 日本診療放射線技師会 医療被ばく低減施設認定 特定行為研修指定研修機関、栄養管理・NST実施施設 | |
特殊設備 | リニアック、MRI、CR画像処理装置、CTスキャナー、RI検査、 血管連続撮影装置、高気圧酸素治療装置、無菌治療室、全身薬浴槽、 マンモグラフィ、エアーフローティング装置、サイクロトロン | |
付属施設 | 院内託児所、オホーツクPETセンター | |
許可された基準 | 施設基準に係る届出事項 | |
負担軽減に係る取り組み | 医師・看護職員の負担軽減に係る取り組み |
沿革
昭和10年11月 | 日本赤十字社北海道支部野付牛療院として開設 内科・外科・小児科・産婦人科・耳鼻咽喉科・眼科・物療開設 (一般病床62床) |
昭和13年11月 | 一般病床38床増床 (一般病床100床) |
昭和14年4月 | 日本赤十字社北海道支部看護婦講習所開設 |
昭和16年4月 | 乙種救護看護婦養成所に変更 |
昭和16年9月 | 小清水分院開設 |
昭和17年6月 | 市制施行・北見病院に改称 |
昭和18年1月 | 北見赤十字病院に改称 |
昭和19年3月 | 一般病床47床増床 (一般病床147床) |
昭和20年12月 | 生田原分院開設 |
昭和22年2月 | 置戸分院開設 |
昭和26年6月 | 一般病床45床増床 (一般病床192床) |
昭和27年4月 | 北見赤十字高等看護学院開設(養成所廃止) |
昭和29年4月 | 置戸分院、置戸赤十字病院として独立 |
昭和29年9月 | 北見市立厚生病院より伝染病床20床の経営委託を受ける (一般病床192床、伝染病床20床 計212床) |
昭和32年11月 | 結核病床62床設ける (一般病床192床、結核病床62床、伝染病床20床 計274床) |
昭和33年9月 | 総合病院承認 |
昭和34年12月 | 精神神経科開設 一般病床6床、精神病床50床設ける (一般病床198床、結核病床62床、精神病床50床、伝染病床20床 計330床) |
昭和36年5月 | 精神病床50床増床 (一般病床198床、結核病床62床、精神病床100床、伝染病床20床 計380床) |
昭和37年8月 | 整形外科開設 |
昭和38年12月 | 一般病床70床増床 (一般病床268床、結核病床62床、精神病床100床、伝染病床20床 計450床) |
昭和39年3月 | 生田原分院、生田原町に有償移管 |
昭和39年4月 | 小清水分院、小清水赤十字病院として独立 隔離病床35床の診療委託を受ける (一般病床268床、結核病床62床、精神病床100床、伝染病床35床 計465床) |
昭和39年5月 | 皮膚科開設 |
昭和41年2月 | 一般病床50床増床 (一般病床318床、結核病床62床、精神病床100床、伝染病床35床 計515床) |
昭和44年8月 | 第一期工事竣工(東館) |
昭和50年1月 | 結核病床62床を一般病床52床に転用する (一般病床370床、精神病床100床、伝染病床35床 計505床) |
昭和51年1月 | 泌尿器科開設 |
昭和51年7月 | 法改正により北見赤十字看護専門学校に改称 |
昭和54年8月 | 麻酔科開設 |
昭和55年3月 | 看護専門学校・体育館新設工事竣工 |
昭和55年9月 | 第二期工事竣工(西館) 地域センター病院指定 |
昭和55年11月 | リハビリセンター開設 |
昭和59年3月 | 第三期工事竣工(北館) |
昭和59年4月 | 精神病床34床、一般病床62床増床 (一般病床432床、精神病床134床、伝染病床35床 計601床) |
昭和59年8月 | 一般病床25床増床 (一般病床457床、精神病床134床、伝染病床35床 計626床 |
昭和60年4月 | 北見市中央小学校病弱学級(つくし学級)開設 |
昭和62年10月 | 救急病院告示指定を受ける |
昭和63年5月 | 循環器科開設 |
平成2年4月 | 第四期工事着工(南館) |
平成2年11月 | 脳神経外科開設 |
平成4年4月 | 救命救急センター開設・地方センター病院指定、形成外科開設 |
平成4年10月 | 放射線科開設 |
平成5年12月 | 第四期工事竣工(南館)、一般病床120床増床 (一般病床577床、精神病床134床、伝染病床15床 計726床) 総合リハビリテーション承認 |
平成7年4月 | 健康管理センター開設 |
平成8年3月 | エイズ診療拠点病院指定 |
平成8年7月 | 一般病床49床増床 (一般病床626床、精神病床134床、伝染病床15床 計775床) |
平成9年1月 | 地域災害医療センター病院指定 |
平成9年12月 | 北見市夜間急病センター委託開始 |
平成11年4月 | 伝染病症15床から感染病床2床に変更 (一般病床626床、精神病床134床、感染病床2床 計762床) |
平成12年4月 | 居宅介護支援事業所の指定 |
平成13年4月 | 消化器科開設 |
平成13年7月 | オーダリングシステム開始 |
平成14年3月 | 北見赤十字看護専門学校閉校 |
平成14年8月 | 精神科病床67床削減 (一般病床626床、精神病床67床、感染病床2床 計695床) |
平成14年9月 | 病床種別変更届提出(一般病床626床、精神病床67床、感染病床2床 計695床) 精神科デイ・ケア開設 |
平成15年8月 | 【WHO・ユニセフの赤ちゃんにやさしい病院 BFH ( Baby Friendly Hospital )認定】 |
平成15年10月 | 臨床研修病院指定 |
平成16年4月 | 小児救急医療拠点病院指定 |
平成16年4月 | 【病院機能評価認定(一般病院ver4.0)】 |
平成17年1月 | 【がん診療連携拠点病院指定】 |
平成17年4月 | 【地域医療支援病院 承認】 |
平成18年6月 | 診断群別定額払い方式(DPC)開始 |
平成18年6月 | 【マンモグラフィ検診施設画像認定施設】 |
平成18年10月 | 一般病床15床削減 (一般病床611床、精神病床67床、感染病床2床 計680床) |
平成19年2月 | 【日本人間ドック学会機能評価認定病院】 |
平成19年4月 | 日本静脈経腸栄養学会・NST(栄養サポートチーム)稼働施設認定 |
平成19年11月 | 【日本がん治療認定医機構 認定研修施設 認定】 |
平成20年7月 | 病院名称の変更 総合病院北見赤十字病院から北見赤十字病院へ(平成20年7月1日) |
平成21年7月 | ペインクリニック・心療内科開設 |
平成21年9月 | 昭和大学との医療人の育成に関する協定書の締結 |
平成22年8月 | オホーツク医療環境研究講座・研究室 開設 |
平成22年12月 | 居宅介護支援事業所指定の廃止 |
平成23年3月 | 北見市夜間急病センター受託終了 |
平成24年4月 | 認知症疾患医療センター開設 |
平成24年6月 | 緩和ケア内科 開設 |
平成24年9月 | 移転新築・改修工事 着工 |
平成26年4月 | オホーツクPETセンター 開設 |
平成26年11月 | ペインクリニック・心療内科の廃止 |
平成26年12月 | 一般病床121床削減(一般病床490床、精神病床67床、感染病床2床 計559床) 移転新築・改修工事(本館竣工) |
平成26年12月 | ペインクリニック内科開設 |
平成27年6月 | 精神病床27床削減(一般病床490床、精神病床40床、感染病床2床 計532床) 移転新築・改築工事(北館竣工) |
平成27年6月 | 歯科口腔外科開設 |
平成27年12月 | 移転新築・改修工事 竣工(本館・北館・多目的ホールミント) |
平成28年3月 | グランドオープン・創立八十周年 記念式典 |
平成28年4月 | 救急ワークステーション開設 |
平成29年11月 | 【病院機能評価認定(一般病院2)】 |
平成30年4月 | 北海道立北見病院指定管理者制度開始 |
平成31年4月 | 内視鏡手術支援ロボット「ダ・ヴィンチ」導入 |
令和元年7月 | 姉妹都市提携50周年記念 エリザベス市/北見市 トリニタス病院/北見赤十字病院 姉妹都市連携・医療連携確認書の調印 |
令和4年10月 | 患者支援センター開設 |
令和4年11月 | 【病院機能評価認定(一般病院2)】更新 |
令和4年12月 | 国立大学法人北海道国立大学機構北見工業大学との連携・協力に関する協定書の締結 |
令和5年5月 | 陸上自衛隊第5旅団所属救急救命士に対する再教育研修にかかる協定書の締結 |
医療機関認定状況
ユニセフ・WHO 赤ちゃんにやさしい病院(Baby Friendly Hospital)認定病院
北見赤十字病院は赤ちゃんにやさしい病院(Baby Friendly Hospital)です
当院は、平成13年12月に認定申請を行い、平成14年5月に現地調査を受けており、初回は業務手順や施設設備等の問題から認定に至らなかった経緯があります。
次回は、「必ず認定・合格を目指す」との関係スタッフの強い意気込みの中、平成14年10月に「BFH認定推進委員会」を立ち上げ、幾度となく部会・委員会を開催し、問題点・改善点を積極的に話し合い、万全の体制で望むべく平成15年5月12日(日)を迎えました。
1年間の当院の新たな取り組みについて、医師・看護師スタッフを始め、入院患者様や通院中の患者様にも、当院のスタッフの取り組みや対応・指導等について、個別に質問される大変厳しい内容の審査でした。
評価結果までの1ヶ月間、スタッフの取り組みは どうだったのか心配をした日々も、今回やっと報われました。
まだまだ、課題等はあるものの、今後において継続した「赤ちゃんにやさしい病院」として、次の世代のスタッフに伝授して行く事が一番大切だと考えます。
今後とも、患者様からのご意見ご要望に少しでも近づける病院を目指し、職員一同取り組んで参ります。
Baby Friendly Hospital(BFH) 赤ちゃんにやさしい病院とは?
1991年7月4日、ユニセフとWHOは1989年3月に発表された「母乳育児を成功させるための10カ条」が、全ての産科でお母さんに母乳育児を奨励する事によって、赤ちゃんが人生を可能な限り最善の形でスタートできるようにしようとするもの・・・を採用し、実践する病院など産科施設を「赤ちゃんにやさしい病院」として認定する事を決定しました。
母乳育児を成功させるための10ヶ条(ユニセフ・WHOによる共同声明)
- 母乳育児の方針を全ての医療に関わっている人に、常に知らせること。
- 全ての医療従事者に母乳育児をするために必要な知識と技術を教えること。
- 全ての妊婦に母乳育児の良い点とその方法良く知らせること。
- 母親が分娩後、30分以内に母乳を飲ませられるように援助すること。
- 母親に授乳の指導を十分にし、もし 赤ちゃんから離れることがあっても母乳の分泌を維持する方法を教えてあげること。
- 医学的に必要でないのに母乳以外のもの、水分、糖水、人工乳を与えないこと。
- 母子同室にすること。赤ちゃんと母親が一日中24時間、一緒にいられるようにすること。
- 赤ちゃんが欲しがるときは、欲しがるままの授乳を進めること。
- 母乳を飲んでいる赤ちゃんにゴムの乳首やおしゃぶりを与えないこと。
- 母乳育児のための支援グループを作って援助し、退院する母親に、このようなグループを紹介すること。
日本母乳の会ホームページは【こちら】から
がん診療連携拠点病院指定
地域がん診療連携拠点病院とは
地域がん診療連携拠点病院とは がん診療の地域格差をなくし,地域住民が質の高いがん診療を受けられることを目的として厚生労働大臣が指定する、がん診療の拠点病院です。当院は平成17年1月17日に指定を受けました。
地域がん診療連携拠点病院広報
地域医療支援病院
地域医療支援病院の承認を受けました
北見赤十字病院は、平成17年4月28日付けで北海道で4番目の地域医療支援病院の承認を受けました。
地域医療支援病院とは
現在の医療制度では、地域の医院や病院などそれぞれの医療機関が特性を活かし、役割分担することで病気を治していく「地域完結型医療」が求められています。
具体的には、病気やけがの日常診療は、かかりつけ医が受け持ち、専門外来・入院治療・救急医療は地域の基幹病院の役割となります。
さらに、手術・救急の患者様を受け入れるベッドを常に確保するため、急性期の治療が終了した回復期の患者様は、できるだけ地域の医療機関に受け持っていただくことになります。この連携の中核となる病院が、知事が承認する「地域医療支援病院」です。
当院をご利用いただく皆様にご理解・ご協力をいただきたいこと
- 紹介患者様は、正面玄関右「地域医療連携室・紹介患者様専用受付窓口」にて受付をお願いします。
- かかりつけ医からの紹介患者様や救急患者様を優先的に受け入れることになっております。
- 初診の際は、できるだけ紹介状をご持参くださいますようお願いいたします。
- 当院は開放病床の運用を行っております。必要に応じ患者様の同意を得て、かかりつけ医(登録医)と当院医師による共同診療を行います。
地域医療支援病院の主な承認条件
- 基準を満たす、他の医療機関との連携実績があること。
- 地域の医療機関に、病院の施設・医療機器・ベッドを開放し共同利用すること。
- 24時間体制の救急医療を提供すること。
- 地域の医療従事者に対する資質向上の研修を実施すること。
- 地域連携の運用にあたっては、外部有識者による委員会を継続開催し審議を受けること。
マンモグラフィ検診施設画像認定施設
マンモグラフィ検診施設画像認定を受けました
当院は、2006年6月1日付けで マンモグラフィ検診精度管理中央委員会のマンモグラフィ検診施設画像認定を受けました。
マンモグラフィ検診精度管理中央委員会は、マンモグラフィの精度管理について検討し、その管理運営を行うことを目的として設置された特定非営利活動法人です。
マンモグラフィ検診施設画像認定とは、マンモグラフィ検診の精度を高め維持する事を目的に、乳房撮影装置や実際に撮影されたX線写真、撮影に要したX線量などを総合的に評価し、乳房撮影に必要とされる基準をすべて満たした施設をマンモグラフィ検診精度管理中央委員会が認定するものです。
当院において乳房撮影を安心して受けていただくため、今回の認定を機に、さらに研鑽に努め、地域の人々の健康増進に務めます。
日本がん治療認定医機構 研修施設認定
日本がん治療認定医機構 研修施設認定を受けました
当院は、2007年11月1日付けで 日本がん治療認定医機構の審査により、認定研修施設として認定されました。
日本認知症学会 教育施設認定
日本認知症学会 教育施設認定を受けました
当院は、2017年4月1日付けで 日本認知症学会専門医制度における教育施設として認定されました。
公益財団法人 日本医療機能評価機構 病院機能評価認定病院
公益財団法人 日本医療機能評価機構 病院機能評価 認定を受けました
当院は、2017年11月10日付けで 公益財団法人 日本医療機能評価機構 3rdG:Ver.1.1 一般病院2として認定されました。
ISO15189 認定
ISO15189 認定を取得しました
2018年4月24日、日本適合性認定協会(JAB)の認定委員会にて、当院の臨床検査科が「ISO15189」に認定されました。
全国で145施設目の認定で、北海道では7施設目、検査センターを除く病院施設では、道内5施設目となり、道東(旭川以北、以東)で初の認定となります。
ISO15189とは、国際標準化機構(ISO;International Organization for Standardization)が設定する臨床検査室の品質と能力に関する臨床検査に特化した国際規格で、認定を取得した臨床検査室は、国際的に認められた仕組みに基づいて運営され、信頼性の高い検査結果を提供できる技術と能力が国際的な基準を満たしていることを意味します。
NPO法人卒後臨床研修評価機構(JCEP)
卒後臨床研修評価機構より認定更新を受けました
当院は、NPO法人卒後臨床研修評価機構による初回の審査を、2019年11月に受け一定の基準を満たし認定証の交付を受けました。
この度、2023年11月の更新訪問調査の評価を受け、更新することが出来ました。また、臨床研修体制の取り組みを評価いただき、「エクセレント賞」を受賞することができました。
今後もオホーツク圏域のセンター病院として、卒後臨床研修プログラムの質向上を図るとともに、これからの医療を担う医師の育成により一層努めてまいります。
※令和6年1月1日現在認定病院数 全国290病院(北海道15病院) エクセレント賞全国25病院(北海道4病院)
特定行為研修指定研修機関
当院は、保健師助産師看護師法に基づく「特定行為区分に係る特定行為研修」を行う指定研修機関として、令和3年8月17日付で厚生労働省より指定を受けました。
研修を実施する特定行為区分
1.「創傷管理関連」
2.「栄養に係るカテーテル管理(中心静脈カテーテル管理)関連」
3.「栄養に係るカテーテル管理(末梢留置型中心静脈注射用カテーテル管理)関連」
【特定行為研修とは】
看護師が手順書により特定行為を行う場合に特に必要とされる実践的な理解力、思考力及び判断力並びに高度かつ専門的な知識及び技能であって、全ての特定行為区分に共通するものの向上を図るための研修をいいます。
教育施設認定状況
学 会 名 | 制度名 (正式名称) | 施設名称 (正式名称) |
日本整形外科学会 | 整形外科専門医制度 | 研修施設 |
日本麻酔科学会 | 麻酔科専門医制度・麻酔科認定医制度 | 認定病院 |
日本眼科学会 | 日本眼科学会専門医制度 | 専門医研修施設 (一般研修施設) |
日本産科婦人科学会 | 社団法人日本産婦人科学会専門医制度 | 専攻医指導施設 周産期登録施設 |
日本耳鼻咽喉科学会 | 日本耳鼻咽喉科学会認定耳鼻咽喉科専門医制度 | 専門医研修施設 |
日本頭頸部外科学会 | 頭頸部がん専門医制度 | 準認定施設 |
日本泌尿器科学会 | 日本泌尿器科学会専門医制度 | 基幹教育施設 |
日本形成外科学会 | 日本形成外科学会専門医制度 | 認定施設 |
日本外科学会 | 外科専門医制度 | 指定関連施設 |
日本循環器学会 | 日本循環器学会認定循環器専門医制度 | 研修施設 |
日本消化器病学会 | 日本消化器病学会専門医制度 | 認定施設 |
日本小児科学会 | 小児科専門医制度 | 研修施設 |
日本皮膚科学会 | 日本皮膚科学会認定専門医制度 | 認定研修施設 |
日本消化器外科学会 | 日本消化器外科学会専門医制度 | 指定修練施設 |
日本脳神経外科学会 | 脳神経外科学会専門医制度 | 研修教育病院 |
日本胸部外科学会 | 日本胸部外科学会認定医認定制度 | 関連施設 |
日本消化器内視鏡学会 | 日本消化器内視鏡学会専門医制度 | 指導施設 |
日本病理学会 | 病理専門医制度 | 研修登録施設 |
日本脳卒中学会 | 脳卒中専門医制度 | 研修教育病院 |
日本医学放射線学会 | 日本医学放射線学会専門医制度 | 専門医修練機関 |
日本医学放射線学会 | 日本医学放射線学会画像診断管理認証制度 | 画像診断管理認証施設 日本磁気共鳴医学会が定める「MRI安全管理に関する事項」 |
日本周産期・新生児医学会 | 新生児専門医制度,母体・胎児専門医制度 | 新生児専門医指定研修施設 |
日本周産期・新生児医学会 | 周産期専門医制度 | 周産期専門医(母体・胎児)暫定認定施設 |
日本精神神経学会 | 社団法人 日本精神神経学会 精神科専門医制度 | 研修施設 |
日本臨床腫瘍学会 | 日本腫瘍学会 専門医制度 | 認定研修施設(連携施設) |
日本リウマチ学会 | 日本リウマチ学会専門医制度 | 教育施設 |
日本乳癌学会 | 日本乳癌学会認定医・専門医制度 | 関連施設 |
日本心血管インターベンション治療学会 | 日本心血管インターベンション治療学会専門医制度 | 研修関連施設 |
日本血液学会 | 日本血液学会認定 | 日本血液学会認定 |
日本口腔外科学会 | 日本口腔外科学会専門医制度 | 准研修施設 |
日本認知症学会 | 日本認知症学会専門医制度 | 教育施設 |
日本有病者歯科医療学会 | 日本有病者歯科医療学会認定医制度 | 認定研修歯科診療施設 |
日本てんかん学会 | 日本てんかん学会てんかん専門医制度 | 研修施設 |
_ | National Clinical Database | 施設会員 |
_ | 日本がん治療認定医機構 | 認定研修施設 |
_ | 日本スキンバンクネットワーク | 加入施設 |
情報公開
概要
日本赤十字社は、平成14年4月1日から、全国の支部、病院、血液センター、福祉施設を窓口として、情報公開を行っています。
日本赤十字社の情報公開は、法律により義務付けられたものではありませんが、国民・社員の皆さまのご理解・ご協力のもとに活動を展開している団体として、自主的に情報公開を行い、事業および運営の透明性をより一層確保することを目的としています。
開示対象文書
情報開示を行うのは、平成13年4月以降に作成または取得された文書ですが、決算書などについてはそれ以前のものも開示します。詳しくは、お近くの赤十字施設または下記連絡先までお問い合わせください。
開示の申出
開示の申出はどなたでも行えます。申出の際は、次の申出書をご利用ください。
【開示申出書の様式】
申出の際は、お近くの赤十字施設の情報公開担当窓口で、開示を求める文書を特定して申出書にご記入いただくことが原則ですが、郵送等でも受付可能ですので各情報公開担当者までご連絡下さい。また、申出や開示の実施には所定の手数料が必要となります。
※詳しい制度の仕組みや手続きについては、次の要綱をご参照ください。
情報公開に関する問い合わせ先
日本赤十字社 コンプライアンス統括室
TEL 03-3437-7512
または赤十字各施設の情報公開担当窓口
治験審査委員会
治験審査委員会に関する情報は以下からご参照いただけます。
【治験審査委員会委員名簿】(2022年4月1日現在)
治験審査委員会開催予定日および会議の記録の概要
開催場所:北見赤十字病院 会議室
年 | 開催予定日 | 申請締切日 | 会議の記録の概要 |
2020年 | 1月22日(水) | 1月 8日(水) | 中止 |
2月26日(水) | 2月12日(水) | 概要 | |
3月25日(水) | 3月11日(水) | 概要 | |
4月22日(水) | 4月 8日(水) | ||
5月27日(水) | 5月13日(水) | ||
6月24日(水) | 6月10日(水) | ||
7月22日(水) | 7月 8日(水) | ||
8月26日(水) | 8月12日(水) | ||
9月23日(水) | 9月 9日(水) | ||
10月28日(水) | 10月14日(水) | ||
11月25日(水) | 11月11日(水) | ||
12月23日(水) | 12月 9日(水) | ||
2021年 | 1月27日(水) | 1月13日(水) | |
2月24日(水) | 2月10日(水) | ||
3月24日(水) | 3月10日(水) |
※原則,毎月第4水曜日の開催です。
※開催日は,前の月のIRB・倫理委員会にて確定となります。
過去記録
研究計画書、委員名簿、書式一括ダウンロード(zip形式、281KB)
倫理委員会
倫理委員会に関する情報は以下からご参照いただけます。
【倫理委員会規程】
倫理委員会開催予定日
年 | 開催予定日 | 申請締切日 | 会議の記録の概要 |
2020年 | 1月22日(水) | 1月 8日(水) | |
2月26日(水) | 2月12日(水) | ||
3月25日(水) | 3月11日(水) | ||
4月22日(水) | 4月 8日(水) | ||
5月27日(水) | 5月13日(水) | ||
6月24日(水) | 6月10日(水) | ||
7月22日(水) | 7月 8日(水) | ||
8月26日(水) | 8月12日(水) | ||
9月23日(水) | 9月 9日(水) | ||
10月28日(水) | 10月14日(水) | ||
11月25日(水) | 11月11日(水) | ||
12月23日(水) | 12月 9日(水) | ||
2021年 | 1月27日(水) | 1月13日(水) | |
2月24日(水) | 2月10日(水) | ||
3月24日(水) | 3月10日(水) |
補助金整備事業
平成22年度広域救急医療対策事業 | 人工呼吸器インファントフロー SiPAP |
平成22年度北網地域医療再生事業補助金 (遠隔画像診断システム整備事業) | 術中病理迅速検査システム デジタルマイクロスコープ |
平成22年度新型インフルエンザ患者受入 医療機関開設整備補助金 | 人工呼吸器VELAコンプリ |
平成22年度広域救急医療対策事業 | 人工呼吸器ハミングX |
平成22年度北網地域医療再生事業 (遠隔画像診断システム整備事業) | 生理検査波形参照システム |
平成22年度北網地域医療再生事業 (遠隔画像診断システム整備事業) | 地域医療連携システム |
平成22年度新型インフルエンザ患者受入 医療機関開設整備補助金 | パッケージ型排気HEPAユニット |
平成22年度北網地域医療再生計画 (特設講座事業) | 電子カルテ端末 3台 |
平成23年度北網地域医療再生計画 (特設講座事業) | 超音波治療器 |
平成23年度北網地域医療再生計画 (特設講座事業) | 嚥下造影対応チェア コンバーVFX |
平成23年度北網地域医療再生計画 (遠隔画像診断システム整備事業) | 北網地域四大疾病統計システム |
平成23年度広域救急医療対策事業 (小児医療施設設備事業) | 人工呼吸器 ベンチレーター840 |
平成23年度北網地域医療再生計画 (遠隔画像診断システム等整備事業) | 遠隔画像診断システム |
平成24年度地域医療広域連携推進事業 (設備整備事業) | 核医学画像診断装置 Infinia3 |
平成24年度広域救急医療対策事業 (小児医療施設設備整備事業) | 新生児人工呼吸器 ベビーログ8000 |
平成24年度北網地域医療再生事業 (周産期救急ドクターカー配備事業) | ・搬送用保育器 トランスカプセル V-707 |
トヨタ救急車 ハイメディック | |
平成24年度北網地域医療再生事業 (遠隔画像診断システム等整備事業) | Webカンファレンスシステム |
平成25年度北網地域医療再生計画 (特設講座事業) | 肺運動負荷モニタリングシステム CPX |
当院の取り組み
北見赤十字病院の取り組みについては【こちら】をご覧ください。
各種同意書の署名に関する対象年齢引き下げについて
令和4年(2022年)4月1日の民法改正を受けまして、成年年齢が20歳から18歳へ変更されました。
これに伴いまして、当院は法律と同様に『18歳以上で判断能力がある場合は、法定代理人(親権者)の同意を不要とする』ことになりました。
なお、診療内容(手術や侵襲の大きい検査など)により、担当医が患者さんのご家族の同意を得ることが望ましいと判断した場合には、説明の際にご家族の同席や同意が必要となります。
ご理解とご協力をお願い申し上げます。
病院敷地内は禁煙です
病院長挨拶
当院は、昭和10年11月10日に日本赤十字社北海道野付牛療院として開設し、昭和18年1月に現在の北見赤十字病院に改称して、創立86年を迎えております。オホーツク三次医療圏(北網二次医療圏および遠紋二次医療圏)の地方センター病院として、中核的な病院と位置づけられています。オホーツク圏域の面積は、三次医療圏として岐阜県の面積を上回る全国で9番目の広大な面積を有しています。一方で、厚生労働省が発表した医師偏在指標(住民の年齢や性別から導き出される受診率、医師の年齢から推定される労働量、患者の流入状況などのデータを基に算出)では、全国の二次医療圏の平均238.3に比べて、北網二次医療圏135.2、遠紋二次医療圏115と大きく下回り、慢性的に医師不足の状況が続いています。
北網圏、遠紋圏の人口は年々減少し高齢化することが推定されていますが、北網圏においては高齢化により2035年まで入院患者数の増加が見込まれています。当院の役割の一つは、当院の指定管理病院で隣接する北海道立北見病院と共に、オホーツク圏域の病院・医院や介護施設、さらに行政等と連携し、地域完結型の医療体系において、高度急性期、急性期医療を担うことです。
実際、当圏域で2020年2月から猛威を奮っている新型コロナウィルス感染症に関しても、オホーツク圏の災害拠点病院・感染症指定病院である網走厚生病院、遠軽厚生病院、広域紋別病院や公的医療機関として置戸赤十字病院、小清水赤十字病院、さらに北海道立北見病院と連携して入院診療に携わり、保健所やオホーツク振興局・北海道、さらに市町村や各医師会の病院・医院と連携して、安心安全な医療体系を構築しています(治療成績は、医師数の多い地域と比較しても良好と思われます)。
当院と北海道立北見病院が一体となり、オホーツク三次医療圏の高度急性期・急性期医療を担い、他の医療機関、行政を含めた他組織と協同し、オホーツクに住む方々が、雄大な自然や豊かな食資源を堪能し、安心して生活することができるように努めていきます。ご理解ご支援を賜りますようお願い申し上げます。
理念
人道・博愛に基づき、患者さんを尊重した医療を提供し、地域の期待と信頼に応えます。
基本方針
- 真に患者本位の医療を提供する、質の高い病院を目指します。
- 二次~三次の救急医療と高度医療の充実した病院を目指します。
- 国内外やオホーツク地域の災害・救護医療を担います。
- すべての職員が成長でき、働く満足度の高い病院を目指します。
- 次世代を担う人材育成のための、教育・研修に努めます。
- 健全経営を行い、医療活動を通じて地域社会に還元します。
患者さんの権利
- 人間としての尊厳が守られ、公平で良質な医療を受ける権利があります。
- 理解・納得できる十分な説明と情報提供を受ける権利があります。
- ご自分の意思で診療を選択し決定する権利があります。
- セカンドオピニオン(他の病院・医師の意見を聞く)を受ける権利があります。
- プライバシーを保護される権利があります。
患者さんの責務
- ご本人であることを確認するために、ご自身で名前をお伝え下さい。
- アレルギー歴、病歴等について出来るだけ正確にお伝え下さい。
- 医療スタッフの説明を良くお聞きになり、ご理解のうえ治療や検査などの医療行為をお受け下さい。
- 病院内では秩序を保ち、他の患者さんのご迷惑にならない様に努めて下さい。
- 医療費は速やかにお支払い下さい。
- 当院は臨床研修病院として、卒前・卒後研修教育を担っています、医療専門職の育成にご理解・ご協力下さい。
こどもの患者さんの権利
北見赤十字病院では、「こどもの患者さんの権利」を守って、こどもたちが安心して病気の治療が受けられるようにお手伝いしていきます。
- あなたは、どのような病気にかかったときでも、ひとりの人として大切に守られ、あなたにとっていちばんよいと思われる治療を受けることができます。
- あなたは、入院していても、できるかぎりあなたの家族といっしょに過ごしたり会ったりすることができます。また、年齢や症状にあわせて遊んだり、勉強したりすることができます。
- あなたは、病気のことや、病気を治す方法について、わかりやすく説明を受けることができます。
- あなたは、病気や治療のことについて、わからないことや心配なことがあれば、いつでも病院の人たちにきいて、なんども教えてもらうことができます。
- あなたは、病気や治療のことについて、じぶんのきもちや考えを病院の人たちや家族に伝えることができます。
- あなたが、ほかの人に知られたくないことは守られます。
- あなたは、退院した後も、継続的な医療やケアを受けることができます。
概要
敷地面積 | 35,149.88㎡ | |
建物延面積 | 本館(免震) 35,513.51㎡ 北館(耐震) 11,238.49㎡ PET棟(耐震) 1,297.85㎡ | |
開設年月日 | 昭和10年11月10日 | |
許可病床数 | 532床 (一般病床:490床、精神病床:40床、感染症病床:2床) | |
診療標榜科 | 26科目 内科、消化器内科、腫瘍内科、神経精神科、循環器内科、小児科、小児外科、外科、消化器外科、呼吸器外科、整形外科、リハビリテーション科、形成外科、脳神経外科、皮膚科、泌尿器科、産婦人科、眼科、 頭頸部・耳鼻咽喉科、放射線科、麻酔科、ペインクリニック内科、腫瘍精神科、緩和ケア内科、病理診断科、歯科口腔外科 | |
職員数 (令和5年4月1日現在) | 総職員数 | 1201名 |
医師 | 128名 (内、常勤嘱託医8名、非常勤嘱託医3名、研修医20名) | |
看護師・助産師・保健師 | 599名 | |
准看護師 | 14名 | |
医療技師 | 166名 (内訳:薬剤師25名、臨床検査技師42名、診療放射線技師29名、理学療法士23名、作業療法士13名、言語聴覚士5名、管理栄養士6名、公認心理師4名、ME8名、視能訓練士6名、歯科衛生士5名) | |
事務職員 | 185名 (内、クラーク13名、外来MC51名) | |
看護助手 | 62名 | |
技術員・業務員 | 36名 | |
保育士 | 11名 | |
機能・認定 | 保険医療機関、基幹型臨床研修指定病院、臓器提供施設、救急告示病院、生活保護法指定医療機関、結核指定医療機関 救命救急センター、労災保険指定医療機関、第二種感染症指定医療機関、小児救急医療拠点病院、指定養育医療機関、公害医療機関 病院群輪番制病院、母性保護法指定医療機関、地方センター病院、地域周産期母子医療センター、地域センター病院 原子爆弾被爆者医療指定医療機関、地域災害医療センター、精神保健福祉法第19条の8に基づく指定病院、へき地医療拠点病院、 身体障害者福祉法指定医療機関、 地域医療支援病院、指定自立支援医療機関(精神通院・育成・更生医療)、地域がん診療連携拠点病院、小児がん連携病院指定、特定疾患治療研究事業委託医療機関、 エイズ治療拠点病院、小児慢性特定疾患治療研究事業委託医療機関、認知症疾患医療センター、ユニセフ・WHO 赤ちゃんにやさしい病院(Baby Friendly Hospital)認定病院、マンモグラフィ検診施設画像認定施設、日本がん治療認定医機構 研修施設認定、日本認知症学会 教育施設認定、 公益財団法人日本医療機能評価機構 病院機能評価認定病院、ISO15189認定、特定非営利活動法人 卒後臨床研修評価機構認定病院、公益社団法人 日本診療放射線技師会 医療被ばく低減施設認定 特定行為研修指定研修機関、栄養管理・NST実施施設 | |
特殊設備 | リニアック、MRI、CR画像処理装置、CTスキャナー、RI検査、 血管連続撮影装置、高気圧酸素治療装置、無菌治療室、全身薬浴槽、 マンモグラフィ、エアーフローティング装置、サイクロトロン | |
付属施設 | 院内託児所、オホーツクPETセンター | |
許可された基準 | 施設基準に係る届出事項 | |
負担軽減に係る取り組み | 病院勤務医・医療従事者・看護職員の負担軽減に係る取り組み |
沿革
昭和10年11月 | 日本赤十字社北海道支部野付牛療院として開設 内科・外科・小児科・産婦人科・耳鼻咽喉科・眼科・物療開設 (一般病床62床) |
昭和13年11月 | 一般病床38床増床 (一般病床100床) |
昭和14年4月 | 日本赤十字社北海道支部看護婦講習所開設 |
昭和16年4月 | 乙種救護看護婦養成所に変更 |
昭和16年9月 | 小清水分院開設 |
昭和17年6月 | 市制施行・北見病院に改称 |
昭和18年1月 | 北見赤十字病院に改称 |
昭和19年3月 | 一般病床47床増床 (一般病床147床) |
昭和20年12月 | 生田原分院開設 |
昭和22年2月 | 置戸分院開設 |
昭和26年6月 | 一般病床45床増床 (一般病床192床) |
昭和27年4月 | 北見赤十字高等看護学院開設(養成所廃止) |
昭和29年4月 | 置戸分院、置戸赤十字病院として独立 |
昭和29年9月 | 北見市立厚生病院より伝染病床20床の経営委託を受ける (一般病床192床、伝染病床20床 計212床) |
昭和32年11月 | 結核病床62床設ける (一般病床192床、結核病床62床、伝染病床20床 計274床) |
昭和33年9月 | 総合病院承認 |
昭和34年12月 | 精神神経科開設 一般病床6床、精神病床50床設ける (一般病床198床、結核病床62床、精神病床50床、伝染病床20床 計330床) |
昭和36年5月 | 精神病床50床増床 (一般病床198床、結核病床62床、精神病床100床、伝染病床20床 計380床) |
昭和37年8月 | 整形外科開設 |
昭和38年12月 | 一般病床70床増床 (一般病床268床、結核病床62床、精神病床100床、伝染病床20床 計450床) |
昭和39年3月 | 生田原分院、生田原町に有償移管 |
昭和39年4月 | 小清水分院、小清水赤十字病院として独立 隔離病床35床の診療委託を受ける (一般病床268床、結核病床62床、精神病床100床、伝染病床35床 計465床) |
昭和39年5月 | 皮膚科開設 |
昭和41年2月 | 一般病床50床増床 (一般病床318床、結核病床62床、精神病床100床、伝染病床35床 計515床) |
昭和44年8月 | 第一期工事竣工(東館) |
昭和50年1月 | 結核病床62床を一般病床52床に転用する (一般病床370床、精神病床100床、伝染病床35床 計505床) |
昭和51年1月 | 泌尿器科開設 |
昭和51年7月 | 法改正により北見赤十字看護専門学校に改称 |
昭和54年8月 | 麻酔科開設 |
昭和55年3月 | 看護専門学校・体育館新設工事竣工 |
昭和55年9月 | 第二期工事竣工(西館) 地域センター病院指定 |
昭和55年11月 | リハビリセンター開設 |
昭和59年3月 | 第三期工事竣工(北館) |
昭和59年4月 | 精神病床34床、一般病床62床増床 (一般病床432床、精神病床134床、伝染病床35床 計601床) |
昭和59年8月 | 一般病床25床増床 (一般病床457床、精神病床134床、伝染病床35床 計626床 |
昭和60年4月 | 北見市中央小学校病弱学級(つくし学級)開設 |
昭和62年10月 | 救急病院告示指定を受ける |
昭和63年5月 | 循環器科開設 |
平成2年4月 | 第四期工事着工(南館) |
平成2年11月 | 脳神経外科開設 |
平成4年4月 | 救命救急センター開設・地方センター病院指定、形成外科開設 |
平成4年10月 | 放射線科開設 |
平成5年12月 | 第四期工事竣工(南館)、一般病床120床増床 (一般病床577床、精神病床134床、伝染病床15床 計726床) 総合リハビリテーション承認 |
平成7年4月 | 健康管理センター開設 |
平成8年3月 | エイズ診療拠点病院指定 |
平成8年7月 | 一般病床49床増床 (一般病床626床、精神病床134床、伝染病床15床 計775床) |
平成9年1月 | 地域災害医療センター病院指定 |
平成9年12月 | 北見市夜間急病センター委託開始 |
平成11年4月 | 伝染病症15床から感染病床2床に変更 (一般病床626床、精神病床134床、感染病床2床 計762床) |
平成12年4月 | 居宅介護支援事業所の指定 |
平成13年4月 | 消化器科開設 |
平成13年7月 | オーダリングシステム開始 |
平成14年3月 | 北見赤十字看護専門学校閉校 |
平成14年8月 | 精神科病床67床削減 (一般病床626床、精神病床67床、感染病床2床 計695床) |
平成14年9月 | 病床種別変更届提出(一般病床626床、精神病床67床、感染病床2床 計695床) 精神科デイ・ケア開設 |
平成15年8月 | 【WHO・ユニセフの赤ちゃんにやさしい病院 BFH ( Baby Friendly Hospital )認定】 |
平成15年10月 | 臨床研修病院指定 |
平成16年4月 | 小児救急医療拠点病院指定 |
平成16年4月 | 【病院機能評価認定(一般病院ver4.0)】 |
平成17年1月 | 【がん診療連携拠点病院指定】 |
平成17年4月 | 【地域医療支援病院 承認】 |
平成18年6月 | 診断群別定額払い方式(DPC)開始 |
平成18年6月 | 【マンモグラフィ検診施設画像認定施設】 |
平成18年10月 | 一般病床15床削減 (一般病床611床、精神病床67床、感染病床2床 計680床) |
平成19年2月 | 【日本人間ドック学会機能評価認定病院】 |
平成19年4月 | 日本静脈経腸栄養学会・NST(栄養サポートチーム)稼働施設認定 |
平成19年11月 | 【日本がん治療認定医機構 認定研修施設 認定】 |
平成20年7月 | 病院名称の変更 総合病院北見赤十字病院から北見赤十字病院へ(平成20年7月1日) |
平成21年7月 | ペインクリニック・心療内科開設 |
平成21年9月 | 昭和大学との医療人の育成に関する協定書の締結 |
平成22年8月 | オホーツク医療環境研究講座・研究室 開設 |
平成22年12月 | 居宅介護支援事業所指定の廃止 |
平成23年3月 | 北見市夜間急病センター受託終了 |
平成24年4月 | 認知症疾患医療センター開設 |
平成24年6月 | 緩和ケア内科 開設 |
平成24年9月 | 移転新築・改修工事 着工 |
平成26年4月 | オホーツクPETセンター 開設 |
平成26年11月 | ペインクリニック・心療内科の廃止 |
平成26年12月 | 一般病床121床削減(一般病床490床、精神病床67床、感染病床2床 計559床) 移転新築・改修工事(本館竣工) |
平成26年12月 | ペインクリニック内科開設 |
平成27年6月 | 精神病床27床削減(一般病床490床、精神病床40床、感染病床2床 計532床) 移転新築・改築工事(北館竣工) |
平成27年6月 | 歯科口腔外科開設 |
平成27年12月 | 移転新築・改修工事 竣工(本館・北館・多目的ホールミント) |
平成28年3月 | グランドオープン・創立八十周年 記念式典 |
平成28年4月 | 救急ワークステーション開設 |
平成29年11月 | 【病院機能評価認定(一般病院2)】 |
平成30年4月 | 北海道立北見病院指定管理者制度開始 |
平成31年4月 | 内視鏡手術支援ロボット「ダ・ヴィンチ」導入 |
令和元年7月 | 姉妹都市提携50周年記念 エリザベス市/北見市 トリニタス病院/北見赤十字病院 姉妹都市連携・医療連携確認書の調印 |
令和4年10月 | 患者支援センター開設 |
令和4年11月 | 【病院機能評価認定(一般病院2)】更新 |
令和4年12月 | 国立大学法人北海道国立大学機構北見工業大学との連携・協力に関する協定書の締結 |
令和5年5月 | 陸上自衛隊第5旅団所属救急救命士に対する再教育研修にかかる協定書の締結 |
医療機関認定状況
ユニセフ・WHO 赤ちゃんにやさしい病院(Baby Friendly Hospital)認定病院
北見赤十字病院は赤ちゃんにやさしい病院(Baby Friendly Hospital)です
当院は、平成13年12月に認定申請を行い、平成14年5月に現地調査を受けており、初回は業務手順や施設設備等の問題から認定に至らなかった経緯があります。
次回は、「必ず認定・合格を目指す」との関係スタッフの強い意気込みの中、平成14年10月に「BFH認定推進委員会」を立ち上げ、幾度となく部会・委員会を開催し、問題点・改善点を積極的に話し合い、万全の体制で望むべく平成15年5月12日(日)を迎えました。
1年間の当院の新たな取り組みについて、医師・看護師スタッフを始め、入院患者様や通院中の患者様にも、当院のスタッフの取り組みや対応・指導等について、個別に質問される大変厳しい内容の審査でした。
評価結果までの1ヶ月間、スタッフの取り組みは どうだったのか心配をした日々も、今回やっと報われました。
まだまだ、課題等はあるものの、今後において継続した「赤ちゃんにやさしい病院」として、次の世代のスタッフに伝授して行く事が一番大切だと考えます。
今後とも、患者様からのご意見ご要望に少しでも近づける病院を目指し、職員一同取り組んで参ります。
Baby Friendly Hospital(BFH) 赤ちゃんにやさしい病院とは?
1991年7月4日、ユニセフとWHOは1989年3月に発表された「母乳育児を成功させるための10カ条」が、全ての産科でお母さんに母乳育児を奨励する事によって、赤ちゃんが人生を可能な限り最善の形でスタートできるようにしようとするもの・・・を採用し、実践する病院など産科施設を「赤ちゃんにやさしい病院」として認定する事を決定しました。
母乳育児を成功させるための10ヶ条(ユニセフ・WHOによる共同声明)
- 母乳育児の方針を全ての医療に関わっている人に、常に知らせること。
- 全ての医療従事者に母乳育児をするために必要な知識と技術を教えること。
- 全ての妊婦に母乳育児の良い点とその方法良く知らせること。
- 母親が分娩後、30分以内に母乳を飲ませられるように援助すること。
- 母親に授乳の指導を十分にし、もし 赤ちゃんから離れることがあっても母乳の分泌を維持する方法を教えてあげること。
- 医学的に必要でないのに母乳以外のもの、水分、糖水、人工乳を与えないこと。
- 母子同室にすること。赤ちゃんと母親が一日中24時間、一緒にいられるようにすること。
- 赤ちゃんが欲しがるときは、欲しがるままの授乳を進めること。
- 母乳を飲んでいる赤ちゃんにゴムの乳首やおしゃぶりを与えないこと。
- 母乳育児のための支援グループを作って援助し、退院する母親に、このようなグループを紹介すること。
日本母乳の会ホームページは【こちら】から
がん診療連携拠点病院指定
地域がん診療連携拠点病院とは
地域がん診療連携拠点病院とは がん診療の地域格差をなくし,地域住民が質の高いがん診療を受けられることを目的として厚生労働大臣が指定する、がん診療の拠点病院です。当院は平成17年1月17日に指定を受けました。
地域がん診療連携拠点病院広報
地域医療支援病院
地域医療支援病院の承認を受けました
北見赤十字病院は、平成17年4月28日付けで北海道で4番目の地域医療支援病院の承認を受けました。
地域医療支援病院とは
現在の医療制度では、地域の医院や病院などそれぞれの医療機関が特性を活かし、役割分担することで病気を治していく「地域完結型医療」が求められています。
具体的には、病気やけがの日常診療は、かかりつけ医が受け持ち、専門外来・入院治療・救急医療は地域の基幹病院の役割となります。
さらに、手術・救急の患者様を受け入れるベッドを常に確保するため、急性期の治療が終了した回復期の患者様は、できるだけ地域の医療機関に受け持っていただくことになります。この連携の中核となる病院が、知事が承認する「地域医療支援病院」です。
当院をご利用いただく皆様にご理解・ご協力をいただきたいこと
- 紹介患者様は、正面玄関右「地域医療連携室・紹介患者様専用受付窓口」にて受付をお願いします。
- かかりつけ医からの紹介患者様や救急患者様を優先的に受け入れることになっております。
- 初診の際は、できるだけ紹介状をご持参くださいますようお願いいたします。
- 当院は開放病床の運用を行っております。必要に応じ患者様の同意を得て、かかりつけ医(登録医)と当院医師による共同診療を行います。
地域医療支援病院の主な承認条件
- 基準を満たす、他の医療機関との連携実績があること。
- 地域の医療機関に、病院の施設・医療機器・ベッドを開放し共同利用すること。
- 24時間体制の救急医療を提供すること。
- 地域の医療従事者に対する資質向上の研修を実施すること。
- 地域連携の運用にあたっては、外部有識者による委員会を継続開催し審議を受けること。
マンモグラフィ検診施設画像認定施設
マンモグラフィ検診施設画像認定を受けました
当院は、2006年6月1日付けで マンモグラフィ検診精度管理中央委員会のマンモグラフィ検診施設画像認定を受けました。
マンモグラフィ検診精度管理中央委員会は、マンモグラフィの精度管理について検討し、その管理運営を行うことを目的として設置された特定非営利活動法人です。
マンモグラフィ検診施設画像認定とは、マンモグラフィ検診の精度を高め維持する事を目的に、乳房撮影装置や実際に撮影されたX線写真、撮影に要したX線量などを総合的に評価し、乳房撮影に必要とされる基準をすべて満たした施設をマンモグラフィ検診精度管理中央委員会が認定するものです。
当院において乳房撮影を安心して受けていただくため、今回の認定を機に、さらに研鑽に努め、地域の人々の健康増進に務めます。
日本がん治療認定医機構 研修施設認定
日本がん治療認定医機構 研修施設認定を受けました
当院は、2007年11月1日付けで 日本がん治療認定医機構の審査により、認定研修施設として認定されました。
日本認知症学会 教育施設認定
日本認知症学会 教育施設認定を受けました
当院は、2017年4月1日付けで 日本認知症学会専門医制度における教育施設として認定されました。
公益財団法人 日本医療機能評価機構 病院機能評価認定病院
公益財団法人 日本医療機能評価機構 病院機能評価 認定を受けました
当院は、2017年11月10日付けで 公益財団法人 日本医療機能評価機構 3rdG:Ver.1.1 一般病院2として認定されました。
ISO15189 認定
ISO15189 認定を取得しました
2018年4月24日、日本適合性認定協会(JAB)の認定委員会にて、当院の臨床検査科が「ISO15189」に認定されました。
全国で145施設目の認定で、北海道では7施設目、検査センターを除く病院施設では、道内5施設目となり、道東(旭川以北、以東)で初の認定となります。
ISO15189とは、国際標準化機構(ISO;International Organization for Standardization)が設定する臨床検査室の品質と能力に関する臨床検査に特化した国際規格で、認定を取得した臨床検査室は、国際的に認められた仕組みに基づいて運営され、信頼性の高い検査結果を提供できる技術と能力が国際的な基準を満たしていることを意味します。
NPO法人卒後臨床研修評価機構(JCEP)
卒後臨床研修評価機構より認定更新を受けました
当院は、NPO法人卒後臨床研修評価機構による初回の審査を、2019年11月に受け一定の基準を満たし認定証の交付を受けました。
この度、2023年11月の更新訪問調査の評価を受け、更新することが出来ました。また、臨床研修体制の取り組みを評価いただき、「エクセレント賞」を受賞することができました。
今後もオホーツク圏域のセンター病院として、卒後臨床研修プログラムの質向上を図るとともに、これからの医療を担う医師の育成により一層努めてまいります。
※令和6年1月1日現在認定病院数 全国290病院(北海道15病院) エクセレント賞全国25病院(北海道4病院)
特定行為研修指定研修機関
当院は、保健師助産師看護師法に基づく「特定行為区分に係る特定行為研修」を行う指定研修機関として、令和3年8月17日付で厚生労働省より指定を受けました。
研修を実施する特定行為区分は「創傷管理関連」です。
【特定行為研修とは】
看護師が手順書により特定行為を行う場合に特に必要とされる実践的な理解力、思考力及び判断力並びに高度かつ専門的な知識及び技能であって、全ての特定行為区分に共通するものの向上を図るための研修をいいます。
教育施設認定状況
学 会 名 | 制度名 (正式名称) | 施設名称 (正式名称) |
日本整形外科学会 | 整形外科専門医制度 | 研修施設 |
日本麻酔科学会 | 麻酔科専門医制度・麻酔科認定医制度 | 認定病院 |
日本眼科学会 | 日本眼科学会専門医制度 | 専門医研修施設 (一般研修施設) |
日本産科婦人科学会 | 社団法人日本産婦人科学会専門医制度 | 専攻医指導施設 周産期登録施設 |
日本耳鼻咽喉科学会 | 日本耳鼻咽喉科学会認定耳鼻咽喉科専門医制度 | 専門医研修施設 |
日本頭頸部外科学会 | 頭頸部がん専門医制度 | 準認定施設 |
日本泌尿器科学会 | 日本泌尿器科学会専門医制度 | 基幹教育施設 |
日本形成外科学会 | 日本形成外科学会専門医制度 | 認定施設 |
日本外科学会 | 外科専門医制度 | 指定関連施設 |
日本循環器学会 | 日本循環器学会認定循環器専門医制度 | 研修施設 |
日本消化器病学会 | 日本消化器病学会専門医制度 | 認定施設 |
日本小児科学会 | 小児科専門医制度 | 研修施設 |
日本皮膚科学会 | 日本皮膚科学会認定専門医制度 | 認定研修施設 |
日本消化器外科学会 | 日本消化器外科学会専門医制度 | 指定修練施設 |
日本脳神経外科学会 | 脳神経外科学会専門医制度 | 研修教育病院 |
日本胸部外科学会 | 日本胸部外科学会認定医認定制度 | 関連施設 |
日本消化器内視鏡学会 | 日本消化器内視鏡学会専門医制度 | 指導施設 |
日本病理学会 | 病理専門医制度 | 研修登録施設 |
日本脳卒中学会 | 脳卒中専門医制度 | 研修教育病院 |
日本医学放射線学会 | 日本医学放射線学会専門医制度 | 専門医修練機関 |
日本医学放射線学会 | 日本医学放射線学会画像診断管理認証制度 | 画像診断管理認証施設 日本磁気共鳴医学会が定める「MRI安全管理に関する事項」 |
日本周産期・新生児医学会 | 新生児専門医制度,母体・胎児専門医制度 | 新生児専門医指定研修施設 |
日本周産期・新生児医学会 | 周産期専門医制度 | 周産期専門医(母体・胎児)暫定認定施設 |
日本精神神経学会 | 社団法人 日本精神神経学会 精神科専門医制度 | 研修施設 |
日本臨床腫瘍学会 | 日本腫瘍学会 専門医制度 | 認定研修施設(連携施設) |
日本リウマチ学会 | 日本リウマチ学会専門医制度 | 教育施設 |
日本乳癌学会 | 日本乳癌学会認定医・専門医制度 | 関連施設 |
日本心血管インターベンション治療学会 | 日本心血管インターベンション治療学会専門医制度 | 研修関連施設 |
日本血液学会 | 日本血液学会認定 | 日本血液学会認定 |
日本口腔外科学会 | 日本口腔外科学会専門医制度 | 准研修施設 |
日本認知症学会 | 日本認知症学会専門医制度 | 教育施設 |
日本有病者歯科医療学会 | 日本有病者歯科医療学会認定医制度 | 認定研修歯科診療施設 |
_ | National Clinical Database | 施設会員 |
_ | 日本がん治療認定医機構 | 認定研修施設 |
_ | 日本スキンバンクネットワーク | 加入施設 |
情報公開
概要
日本赤十字社は、平成14年4月1日から、全国の支部、病院、血液センター、福祉施設を窓口として、情報公開を行っています。
日本赤十字社の情報公開は、法律により義務付けられたものではありませんが、国民・社員の皆さまのご理解・ご協力のもとに活動を展開している団体として、自主的に情報公開を行い、事業および運営の透明性をより一層確保することを目的としています。
開示対象文書
情報開示を行うのは、平成13年4月以降に作成または取得された文書ですが、決算書などについてはそれ以前のものも開示します。詳しくは、お近くの赤十字施設または下記連絡先までお問い合わせください。
開示の申出
開示の申出はどなたでも行えます。申出の際は、次の申出書をご利用ください。
【開示申出書の様式】
申出の際は、お近くの赤十字施設の情報公開担当窓口で、開示を求める文書を特定して申出書にご記入いただくことが原則ですが、郵送等でも受付可能ですので各情報公開担当者までご連絡下さい。また、申出や開示の実施には所定の手数料が必要となります。
※詳しい制度の仕組みや手続きについては、次の要綱をご参照ください。
情報公開に関する問い合わせ先
日本赤十字社 コンプライアンス統括室
TEL 03-3437-7512
または赤十字各施設の情報公開担当窓口
治験審査委員会
治験審査委員会に関する情報は以下からご参照いただけます。
【治験審査委員会委員名簿】(2022年4月1日現在)
治験審査委員会開催予定日および会議の記録の概要
開催場所:北見赤十字病院 会議室
年 | 開催予定日 | 申請締切日 | 会議の記録の概要 |
2020年 | 1月22日(水) | 1月 8日(水) | 中止 |
2月26日(水) | 2月12日(水) | 概要 | |
3月25日(水) | 3月11日(水) | 概要 | |
4月22日(水) | 4月 8日(水) | ||
5月27日(水) | 5月13日(水) | ||
6月24日(水) | 6月10日(水) | ||
7月22日(水) | 7月 8日(水) | ||
8月26日(水) | 8月12日(水) | ||
9月23日(水) | 9月 9日(水) | ||
10月28日(水) | 10月14日(水) | ||
11月25日(水) | 11月11日(水) | ||
12月23日(水) | 12月 9日(水) | ||
2021年 | 1月27日(水) | 1月13日(水) | |
2月24日(水) | 2月10日(水) | ||
3月24日(水) | 3月10日(水) |
※原則,毎月第4水曜日の開催です。
※開催日は,前の月のIRB・倫理委員会にて確定となります。
過去記録
研究計画書、委員名簿、書式一括ダウンロード(zip形式、281KB)
倫理委員会
倫理委員会に関する情報は以下からご参照いただけます。
【倫理委員会規程】
倫理委員会開催予定日
年 | 開催予定日 | 申請締切日 | 会議の記録の概要 |
2020年 | 1月22日(水) | 1月 8日(水) | |
2月26日(水) | 2月12日(水) | ||
3月25日(水) | 3月11日(水) | ||
4月22日(水) | 4月 8日(水) | ||
5月27日(水) | 5月13日(水) | ||
6月24日(水) | 6月10日(水) | ||
7月22日(水) | 7月 8日(水) | ||
8月26日(水) | 8月12日(水) | ||
9月23日(水) | 9月 9日(水) | ||
10月28日(水) | 10月14日(水) | ||
11月25日(水) | 11月11日(水) | ||
12月23日(水) | 12月 9日(水) | ||
2021年 | 1月27日(水) | 1月13日(水) | |
2月24日(水) | 2月10日(水) | ||
3月24日(水) | 3月10日(水) |
補助金整備事業
平成22年度広域救急医療対策事業 | 人工呼吸器インファントフロー SiPAP |
平成22年度北網地域医療再生事業補助金 (遠隔画像診断システム整備事業) | 術中病理迅速検査システム デジタルマイクロスコープ |
平成22年度新型インフルエンザ患者受入 医療機関開設整備補助金 | 人工呼吸器VELAコンプリ |
平成22年度広域救急医療対策事業 | 人工呼吸器ハミングX |
平成22年度北網地域医療再生事業 (遠隔画像診断システム整備事業) | 生理検査波形参照システム |
平成22年度北網地域医療再生事業 (遠隔画像診断システム整備事業) | 地域医療連携システム |
平成22年度新型インフルエンザ患者受入 医療機関開設整備補助金 | パッケージ型排気HEPAユニット |
平成22年度北網地域医療再生計画 (特設講座事業) | 電子カルテ端末 3台 |
平成23年度北網地域医療再生計画 (特設講座事業) | 超音波治療器 |
平成23年度北網地域医療再生計画 (特設講座事業) | 嚥下造影対応チェア コンバーVFX |
平成23年度北網地域医療再生計画 (遠隔画像診断システム整備事業) | 北網地域四大疾病統計システム |
平成23年度広域救急医療対策事業 (小児医療施設設備事業) | 人工呼吸器 ベンチレーター840 |
平成23年度北網地域医療再生計画 (遠隔画像診断システム等整備事業) | 遠隔画像診断システム |
平成24年度地域医療広域連携推進事業 (設備整備事業) | 核医学画像診断装置 Infinia3 |
平成24年度広域救急医療対策事業 (小児医療施設設備整備事業) | 新生児人工呼吸器 ベビーログ8000 |
平成24年度北網地域医療再生事業 (周産期救急ドクターカー配備事業) | ・搬送用保育器 トランスカプセル V-707 |
トヨタ救急車 ハイメディック | |
平成24年度北網地域医療再生事業 (遠隔画像診断システム等整備事業) | Webカンファレンスシステム |
平成25年度北網地域医療再生計画 (特設講座事業) | 肺運動負荷モニタリングシステム CPX |
当院の取り組み
北見赤十字病院の取り組みについては【こちら】をご覧ください。
各種同意書の署名に関する対象年齢引き下げについて
令和4年(2022年)4月1日の民法改正を受けまして、成年年齢が20歳から18歳へ変更されました。
これに伴いまして、当院は法律と同様に『18歳以上で判断能力がある場合は、法定代理人(親権者)の同意を不要とする』ことになりました。
なお、診療内容(手術や侵襲の大きい検査など)により、担当医が患者さんのご家族の同意を得ることが望ましいと判断した場合には、説明の際にご家族の同席や同意が必要となります。
ご理解とご協力をお願い申し上げます。
病院敷地内は禁煙です
病院長挨拶
当院は、昭和10年11月10日に日本赤十字社北海道野付牛療院として開設し、昭和18年1月に現在の北見赤十字病院に改称して、創立86年を迎えております。オホーツク三次医療圏(北網二次医療圏および遠紋二次医療圏)の地方センター病院として、中核的な病院と位置づけられています。オホーツク圏域の面積は、三次医療圏として岐阜県の面積を上回る全国で9番目の広大な面積を有しています。一方で、厚生労働省が発表した医師偏在指標(住民の年齢や性別から導き出される受診率、医師の年齢から推定される労働量、患者の流入状況などのデータを基に算出)では、全国の二次医療圏の平均238.3に比べて、北網二次医療圏135.2、遠紋二次医療圏115と大きく下回り、慢性的に医師不足の状況が続いています。
北網圏、遠紋圏の人口は年々減少し高齢化することが推定されていますが、北網圏においては高齢化により2035年まで入院患者数の増加が見込まれています。当院の役割の一つは、当院の指定管理病院で隣接する北海道立北見病院と共に、オホーツク圏域の病院・医院や介護施設、さらに行政等と連携し、地域完結型の医療体系において、高度急性期、急性期医療を担うことです。
実際、当圏域で2020年2月から猛威を奮っている新型コロナウィルス感染症に関しても、オホーツク圏の災害拠点病院・感染症指定病院である網走厚生病院、遠軽厚生病院、広域紋別病院や公的医療機関として置戸赤十字病院、小清水赤十字病院、さらに北海道立北見病院と連携して入院診療に携わり、保健所やオホーツク振興局・北海道、さらに市町村や各医師会の病院・医院と連携して、安心安全な医療体系を構築しています(治療成績は、医師数の多い地域と比較しても良好と思われます)。
当院と北海道立北見病院が一体となり、オホーツク三次医療圏の高度急性期・急性期医療を担い、他の医療機関、行政を含めた他組織と協同し、オホーツクに住む方々が、雄大な自然や豊かな食資源を堪能し、安心して生活することができるように努めていきます。ご理解ご支援を賜りますようお願い申し上げます。
理念
人道・博愛に基づき、患者さんを尊重した医療を提供し、地域の期待と信頼に応えます。
基本方針
- 真に患者本位の医療を提供する、質の高い病院を目指します。
- 二次~三次の救急医療と高度医療の充実した病院を目指します。
- 国内外やオホーツク地域の災害・救護医療を担います。
- すべての職員が成長でき、働く満足度の高い病院を目指します。
- 次世代を担う人材育成のための、教育・研修に努めます。
- 健全経営を行い、医療活動を通じて地域社会に還元します。
患者さんの権利
- 人間としての尊厳が守られ、公平で良質な医療を受ける権利があります。
- 理解・納得できる十分な説明と情報提供を受ける権利があります。
- ご自分の意思で診療を選択し決定する権利があります。
- セカンドオピニオン(他の病院・医師の意見を聞く)を受ける権利があります。
- プライバシーを保護される権利があります。
患者さんの責務
- ご本人であることを確認するために、ご自身で名前をお伝え下さい。
- アレルギー歴、病歴等について出来るだけ正確にお伝え下さい。
- 医療スタッフの説明を良くお聞きになり、ご理解のうえ治療や検査などの医療行為をお受け下さい。
- 病院内では秩序を保ち、他の患者さんのご迷惑にならない様に努めて下さい。
- 医療費は速やかにお支払い下さい。
- 当院は臨床研修病院として、卒前・卒後研修教育を担っています、医療専門職の育成にご理解・ご協力下さい。
こどもの患者さんの権利
北見赤十字病院では、「こどもの患者さんの権利」を守って、こどもたちが安心して病気の治療が受けられるようにお手伝いしていきます。
- あなたは、どのような病気にかかったときでも、ひとりの人として大切に守られ、あなたにとっていちばんよいと思われる治療を受けることができます。
- あなたは、入院していても、できるかぎりあなたの家族といっしょに過ごしたり会ったりすることができます。また、年齢や症状にあわせて遊んだり、勉強したりすることができます。
- あなたは、病気のことや、病気を治す方法について、わかりやすく説明を受けることができます。
- あなたは、病気や治療のことについて、わからないことや心配なことがあれば、いつでも病院の人たちにきいて、なんども教えてもらうことができます。
- あなたは、病気や治療のことについて、じぶんのきもちや考えを病院の人たちや家族に伝えることができます。
- あなたが、ほかの人に知られたくないことは守られます。
- あなたは、退院した後も、継続的な医療やケアを受けることができます。
概要
敷地面積 | 35,149.88㎡ | |
建物延面積 | 本館(免震) 35,513.51㎡ 北館(耐震) 11,238.49㎡ PET棟(耐震) 1,297.85㎡ | |
開設年月日 | 昭和10年11月10日 | |
許可病床数 | 532床 (一般病床:490床、精神病床:40床、感染症病床:2床) | |
診療標榜科 | 26科目 内科、消化器内科、腫瘍内科、神経精神科、循環器内科、小児科、小児外科、外科、消化器外科、呼吸器外科、整形外科、リハビリテーション科、形成外科、脳神経外科、皮膚科、泌尿器科、産婦人科、眼科、 頭頸部・耳鼻咽喉科、放射線科、麻酔科、ペインクリニック内科、腫瘍精神科、緩和ケア内科、病理診断科、歯科口腔外科 | |
職員数 (令和5年4月1日現在) | 総職員数 | 1201名 |
医師 | 128名 (内、常勤嘱託医8名、非常勤嘱託医3名、研修医20名) | |
看護師・助産師・保健師 | 599名 | |
准看護師 | 14名 | |
医療技師 | 166名 (内訳:薬剤師25名、臨床検査技師42名、診療放射線技師29名、理学療法士23名、作業療法士13名、言語聴覚士5名、管理栄養士6名、公認心理師4名、ME8名、視能訓練士6名、歯科衛生士5名) | |
事務職員 | 185名 (内、クラーク13名、外来MC51名) | |
看護助手 | 62名 | |
技術員・業務員 | 36名 | |
保育士 | 11名 | |
機能・認定 | 保険医療機関、基幹型臨床研修指定病院、臓器提供施設、救急告示病院、生活保護法指定医療機関、結核指定医療機関 救命救急センター、労災保険指定医療機関、第二種感染症指定医療機関、小児救急医療拠点病院、指定養育医療機関、公害医療機関 病院群輪番制病院、母性保護法指定医療機関、地方センター病院、地域周産期母子医療センター、地域センター病院 原子爆弾被爆者医療指定医療機関、地域災害医療センター、精神保健福祉法第19条の8に基づく指定病院、へき地医療拠点病院、 身体障害者福祉法指定医療機関、 地域医療支援病院、指定自立支援医療機関(精神通院・育成・更生医療)、地域がん診療連携拠点病院、小児がん連携病院指定、特定疾患治療研究事業委託医療機関、 エイズ治療拠点病院、小児慢性特定疾患治療研究事業委託医療機関、認知症疾患医療センター、ユニセフ・WHO 赤ちゃんにやさしい病院(Baby Friendly Hospital)認定病院、マンモグラフィ検診施設画像認定施設、日本がん治療認定医機構 研修施設認定、日本認知症学会 教育施設認定、 公益財団法人日本医療機能評価機構 病院機能評価認定病院、ISO15189認定、特定非営利活動法人 卒後臨床研修評価機構認定病院、公益社団法人 日本診療放射線技師会 医療被ばく低減施設認定 特定行為研修指定研修機関、栄養管理・NST実施施設 | |
特殊設備 | リニアック、MRI、CR画像処理装置、CTスキャナー、RI検査、 血管連続撮影装置、高気圧酸素治療装置、無菌治療室、全身薬浴槽、 マンモグラフィ、エアーフローティング装置、サイクロトロン | |
付属施設 | 院内託児所、オホーツクPETセンター | |
許可された基準 | 施設基準に係る届出事項 | |
負担軽減に係る取り組み | 病院勤務医・医療従事者・看護職員の負担軽減に係る取り組み |
沿革
昭和10年11月 | 日本赤十字社北海道支部野付牛療院として開設 内科・外科・小児科・産婦人科・耳鼻咽喉科・眼科・物療開設 (一般病床62床) |
昭和13年11月 | 一般病床38床増床 (一般病床100床) |
昭和14年4月 | 日本赤十字社北海道支部看護婦講習所開設 |
昭和16年4月 | 乙種救護看護婦養成所に変更 |
昭和16年9月 | 小清水分院開設 |
昭和17年6月 | 市制施行・北見病院に改称 |
昭和18年1月 | 北見赤十字病院に改称 |
昭和19年3月 | 一般病床47床増床 (一般病床147床) |
昭和20年12月 | 生田原分院開設 |
昭和22年2月 | 置戸分院開設 |
昭和26年6月 | 一般病床45床増床 (一般病床192床) |
昭和27年4月 | 北見赤十字高等看護学院開設(養成所廃止) |
昭和29年4月 | 置戸分院、置戸赤十字病院として独立 |
昭和29年9月 | 北見市立厚生病院より伝染病床20床の経営委託を受ける (一般病床192床、伝染病床20床 計212床) |
昭和32年11月 | 結核病床62床設ける (一般病床192床、結核病床62床、伝染病床20床 計274床) |
昭和33年9月 | 総合病院承認 |
昭和34年12月 | 精神神経科開設 一般病床6床、精神病床50床設ける (一般病床198床、結核病床62床、精神病床50床、伝染病床20床 計330床) |
昭和36年5月 | 精神病床50床増床 (一般病床198床、結核病床62床、精神病床100床、伝染病床20床 計380床) |
昭和37年8月 | 整形外科開設 |
昭和38年12月 | 一般病床70床増床 (一般病床268床、結核病床62床、精神病床100床、伝染病床20床 計450床) |
昭和39年3月 | 生田原分院、生田原町に有償移管 |
昭和39年4月 | 小清水分院、小清水赤十字病院として独立 隔離病床35床の診療委託を受ける (一般病床268床、結核病床62床、精神病床100床、伝染病床35床 計465床) |
昭和39年5月 | 皮膚科開設 |
昭和41年2月 | 一般病床50床増床 (一般病床318床、結核病床62床、精神病床100床、伝染病床35床 計515床) |
昭和44年8月 | 第一期工事竣工(東館) |
昭和50年1月 | 結核病床62床を一般病床52床に転用する (一般病床370床、精神病床100床、伝染病床35床 計505床) |
昭和51年1月 | 泌尿器科開設 |
昭和51年7月 | 法改正により北見赤十字看護専門学校に改称 |
昭和54年8月 | 麻酔科開設 |
昭和55年3月 | 看護専門学校・体育館新設工事竣工 |
昭和55年9月 | 第二期工事竣工(西館) 地域センター病院指定 |
昭和55年11月 | リハビリセンター開設 |
昭和59年3月 | 第三期工事竣工(北館) |
昭和59年4月 | 精神病床34床、一般病床62床増床 (一般病床432床、精神病床134床、伝染病床35床 計601床) |
昭和59年8月 | 一般病床25床増床 (一般病床457床、精神病床134床、伝染病床35床 計626床 |
昭和60年4月 | 北見市中央小学校病弱学級(つくし学級)開設 |
昭和62年10月 | 救急病院告示指定を受ける |
昭和63年5月 | 循環器科開設 |
平成2年4月 | 第四期工事着工(南館) |
平成2年11月 | 脳神経外科開設 |
平成4年4月 | 救命救急センター開設・地方センター病院指定、形成外科開設 |
平成4年10月 | 放射線科開設 |
平成5年12月 | 第四期工事竣工(南館)、一般病床120床増床 (一般病床577床、精神病床134床、伝染病床15床 計726床) 総合リハビリテーション承認 |
平成7年4月 | 健康管理センター開設 |
平成8年3月 | エイズ診療拠点病院指定 |
平成8年7月 | 一般病床49床増床 (一般病床626床、精神病床134床、伝染病床15床 計775床) |
平成9年1月 | 地域災害医療センター病院指定 |
平成9年12月 | 北見市夜間急病センター委託開始 |
平成11年4月 | 伝染病症15床から感染病床2床に変更 (一般病床626床、精神病床134床、感染病床2床 計762床) |
平成12年4月 | 居宅介護支援事業所の指定 |
平成13年4月 | 消化器科開設 |
平成13年7月 | オーダリングシステム開始 |
平成14年3月 | 北見赤十字看護専門学校閉校 |
平成14年8月 | 精神科病床67床削減 (一般病床626床、精神病床67床、感染病床2床 計695床) |
平成14年9月 | 病床種別変更届提出(一般病床626床、精神病床67床、感染病床2床 計695床) 精神科デイ・ケア開設 |
平成15年8月 | 【WHO・ユニセフの赤ちゃんにやさしい病院 BFH ( Baby Friendly Hospital )認定】 |
平成15年10月 | 臨床研修病院指定 |
平成16年4月 | 小児救急医療拠点病院指定 |
平成16年4月 | 【病院機能評価認定(一般病院ver4.0)】 |
平成17年1月 | 【がん診療連携拠点病院指定】 |
平成17年4月 | 【地域医療支援病院 承認】 |
平成18年6月 | 診断群別定額払い方式(DPC)開始 |
平成18年6月 | 【マンモグラフィ検診施設画像認定施設】 |
平成18年10月 | 一般病床15床削減 (一般病床611床、精神病床67床、感染病床2床 計680床) |
平成19年2月 | 【日本人間ドック学会機能評価認定病院】 |
平成19年4月 | 日本静脈経腸栄養学会・NST(栄養サポートチーム)稼働施設認定 |
平成19年11月 | 【日本がん治療認定医機構 認定研修施設 認定】 |
平成20年7月 | 病院名称の変更 総合病院北見赤十字病院から北見赤十字病院へ(平成20年7月1日) |
平成21年7月 | ペインクリニック・心療内科開設 |
平成21年9月 | 昭和大学との医療人の育成に関する協定書の締結 |
平成22年8月 | オホーツク医療環境研究講座・研究室 開設 |
平成22年12月 | 居宅介護支援事業所指定の廃止 |
平成23年3月 | 北見市夜間急病センター受託終了 |
平成24年4月 | 認知症疾患医療センター開設 |
平成24年6月 | 緩和ケア内科 開設 |
平成24年9月 | 移転新築・改修工事 着工 |
平成26年4月 | オホーツクPETセンター 開設 |
平成26年11月 | ペインクリニック・心療内科の廃止 |
平成26年12月 | 一般病床121床削減(一般病床490床、精神病床67床、感染病床2床 計559床) 移転新築・改修工事(本館竣工) |
平成26年12月 | ペインクリニック内科開設 |
平成27年6月 | 精神病床27床削減(一般病床490床、精神病床40床、感染病床2床 計532床) 移転新築・改築工事(北館竣工) |
平成27年6月 | 歯科口腔外科開設 |
平成27年12月 | 移転新築・改修工事 竣工(本館・北館・多目的ホールミント) |
平成28年3月 | グランドオープン・創立八十周年 記念式典 |
平成28年4月 | 救急ワークステーション開設 |
平成29年11月 | 【病院機能評価認定(一般病院2)】 |
平成30年4月 | 北海道立北見病院指定管理者制度開始 |
平成31年4月 | 内視鏡手術支援ロボット「ダ・ヴィンチ」導入 |
令和元年7月 | 姉妹都市提携50周年記念 エリザベス市/北見市 トリニタス病院/北見赤十字病院 姉妹都市連携・医療連携確認書の調印 |
令和4年10月 | 患者支援センター開設 |
令和4年11月 | 【病院機能評価認定(一般病院2)】更新 |
令和4年12月 | 国立大学法人北海道国立大学機構北見工業大学との連携・協力に関する協定書の締結 |
令和5年5月 | 陸上自衛隊第5旅団所属救急救命士に対する再教育研修にかかる協定書の締結 |
医療機関認定状況
ユニセフ・WHO 赤ちゃんにやさしい病院(Baby Friendly Hospital)認定病院
北見赤十字病院は赤ちゃんにやさしい病院(Baby Friendly Hospital)です
当院は、平成13年12月に認定申請を行い、平成14年5月に現地調査を受けており、初回は業務手順や施設設備等の問題から認定に至らなかった経緯があります。
次回は、「必ず認定・合格を目指す」との関係スタッフの強い意気込みの中、平成14年10月に「BFH認定推進委員会」を立ち上げ、幾度となく部会・委員会を開催し、問題点・改善点を積極的に話し合い、万全の体制で望むべく平成15年5月12日(日)を迎えました。
1年間の当院の新たな取り組みについて、医師・看護師スタッフを始め、入院患者様や通院中の患者様にも、当院のスタッフの取り組みや対応・指導等について、個別に質問される大変厳しい内容の審査でした。
評価結果までの1ヶ月間、スタッフの取り組みは どうだったのか心配をした日々も、今回やっと報われました。
まだまだ、課題等はあるものの、今後において継続した「赤ちゃんにやさしい病院」として、次の世代のスタッフに伝授して行く事が一番大切だと考えます。
今後とも、患者様からのご意見ご要望に少しでも近づける病院を目指し、職員一同取り組んで参ります。
Baby Friendly Hospital(BFH) 赤ちゃんにやさしい病院とは?
1991年7月4日、ユニセフとWHOは1989年3月に発表された「母乳育児を成功させるための10カ条」が、全ての産科でお母さんに母乳育児を奨励する事によって、赤ちゃんが人生を可能な限り最善の形でスタートできるようにしようとするもの・・・を採用し、実践する病院など産科施設を「赤ちゃんにやさしい病院」として認定する事を決定しました。
母乳育児を成功させるための10ヶ条(ユニセフ・WHOによる共同声明)
- 母乳育児の方針を全ての医療に関わっている人に、常に知らせること。
- 全ての医療従事者に母乳育児をするために必要な知識と技術を教えること。
- 全ての妊婦に母乳育児の良い点とその方法良く知らせること。
- 母親が分娩後、30分以内に母乳を飲ませられるように援助すること。
- 母親に授乳の指導を十分にし、もし 赤ちゃんから離れることがあっても母乳の分泌を維持する方法を教えてあげること。
- 医学的に必要でないのに母乳以外のもの、水分、糖水、人工乳を与えないこと。
- 母子同室にすること。赤ちゃんと母親が一日中24時間、一緒にいられるようにすること。
- 赤ちゃんが欲しがるときは、欲しがるままの授乳を進めること。
- 母乳を飲んでいる赤ちゃんにゴムの乳首やおしゃぶりを与えないこと。
- 母乳育児のための支援グループを作って援助し、退院する母親に、このようなグループを紹介すること。
日本母乳の会ホームページは【こちら】から
がん診療連携拠点病院指定
地域がん診療連携拠点病院とは
地域がん診療連携拠点病院とは がん診療の地域格差をなくし,地域住民が質の高いがん診療を受けられることを目的として厚生労働大臣が指定する、がん診療の拠点病院です。当院は平成17年1月17日に指定を受けました。
地域がん診療連携拠点病院広報
地域医療支援病院
地域医療支援病院の承認を受けました
北見赤十字病院は、平成17年4月28日付けで北海道で4番目の地域医療支援病院の承認を受けました。
地域医療支援病院とは
現在の医療制度では、地域の医院や病院などそれぞれの医療機関が特性を活かし、役割分担することで病気を治していく「地域完結型医療」が求められています。
具体的には、病気やけがの日常診療は、かかりつけ医が受け持ち、専門外来・入院治療・救急医療は地域の基幹病院の役割となります。
さらに、手術・救急の患者様を受け入れるベッドを常に確保するため、急性期の治療が終了した回復期の患者様は、できるだけ地域の医療機関に受け持っていただくことになります。この連携の中核となる病院が、知事が承認する「地域医療支援病院」です。
当院をご利用いただく皆様にご理解・ご協力をいただきたいこと
- 紹介患者様は、正面玄関右「地域医療連携室・紹介患者様専用受付窓口」にて受付をお願いします。
- かかりつけ医からの紹介患者様や救急患者様を優先的に受け入れることになっております。
- 初診の際は、できるだけ紹介状をご持参くださいますようお願いいたします。
- 当院は開放病床の運用を行っております。必要に応じ患者様の同意を得て、かかりつけ医(登録医)と当院医師による共同診療を行います。
地域医療支援病院の主な承認条件
- 基準を満たす、他の医療機関との連携実績があること。
- 地域の医療機関に、病院の施設・医療機器・ベッドを開放し共同利用すること。
- 24時間体制の救急医療を提供すること。
- 地域の医療従事者に対する資質向上の研修を実施すること。
- 地域連携の運用にあたっては、外部有識者による委員会を継続開催し審議を受けること。
マンモグラフィ検診施設画像認定施設
マンモグラフィ検診施設画像認定を受けました
当院は、2006年6月1日付けで マンモグラフィ検診精度管理中央委員会のマンモグラフィ検診施設画像認定を受けました。
マンモグラフィ検診精度管理中央委員会は、マンモグラフィの精度管理について検討し、その管理運営を行うことを目的として設置された特定非営利活動法人です。
マンモグラフィ検診施設画像認定とは、マンモグラフィ検診の精度を高め維持する事を目的に、乳房撮影装置や実際に撮影されたX線写真、撮影に要したX線量などを総合的に評価し、乳房撮影に必要とされる基準をすべて満たした施設をマンモグラフィ検診精度管理中央委員会が認定するものです。
当院において乳房撮影を安心して受けていただくため、今回の認定を機に、さらに研鑽に努め、地域の人々の健康増進に務めます。
日本がん治療認定医機構 研修施設認定
日本がん治療認定医機構 研修施設認定を受けました
当院は、2007年11月1日付けで 日本がん治療認定医機構の審査により、認定研修施設として認定されました。
日本認知症学会 教育施設認定
日本認知症学会 教育施設認定を受けました
当院は、2017年4月1日付けで 日本認知症学会専門医制度における教育施設として認定されました。
公益財団法人 日本医療機能評価機構 病院機能評価認定病院
公益財団法人 日本医療機能評価機構 病院機能評価 認定を受けました
当院は、2017年11月10日付けで 公益財団法人 日本医療機能評価機構 3rdG:Ver.1.1 一般病院2として認定されました。
ISO15189 認定
ISO15189 認定を取得しました
2018年4月24日、日本適合性認定協会(JAB)の認定委員会にて、当院の臨床検査科が「ISO15189」に認定されました。
全国で145施設目の認定で、北海道では7施設目、検査センターを除く病院施設では、道内5施設目となり、道東(旭川以北、以東)で初の認定となります。
ISO15189とは、国際標準化機構(ISO;International Organization for Standardization)が設定する臨床検査室の品質と能力に関する臨床検査に特化した国際規格で、認定を取得した臨床検査室は、国際的に認められた仕組みに基づいて運営され、信頼性の高い検査結果を提供できる技術と能力が国際的な基準を満たしていることを意味します。
NPO法人卒後臨床研修評価機構(JCEP)
卒後臨床研修評価機構より認定を受けました
当院は、NPO法人臨床研修評価機構の審査を受け、2020年1月1日付で認定証の交付を受けました。認定期間は4年となり、認定証は2年毎に発行されます。
卒後臨床研修評価機構(JCEP)とは、臨床研修病院における研修プログラムや研修状況の評価を行うとともに、優秀な医師の養成に寄与することを目的とした第三者評価機構です。
今後もオホーツク圏域のセンター病院として、卒後臨床研修プログラムの質の向上を図るとともに、これからの医療を担う医師の育成に努めてまいります。
※令和2年1月1日現在の認定病院数 全国266病院 (北海道9病院)
特定行為研修指定研修機関
当院は、保健師助産師看護師法に基づく「特定行為区分に係る特定行為研修」を行う指定研修機関として、令和3年8月17日付で厚生労働省より指定を受けました。
研修を実施する特定行為区分は「創傷管理関連」です。
【特定行為研修とは】
看護師が手順書により特定行為を行う場合に特に必要とされる実践的な理解力、思考力及び判断力並びに高度かつ専門的な知識及び技能であって、全ての特定行為区分に共通するものの向上を図るための研修をいいます。
教育施設認定状況
学 会 名 | 制度名 (正式名称) | 施設名称 (正式名称) |
日本整形外科学会 | 整形外科専門医制度 | 研修施設 |
日本麻酔科学会 | 麻酔科専門医制度・麻酔科認定医制度 | 認定病院 |
日本眼科学会 | 日本眼科学会専門医制度 | 専門医研修施設 (一般研修施設) |
日本産科婦人科学会 | 社団法人日本産婦人科学会専門医制度 | 専攻医指導施設 周産期登録施設 |
日本耳鼻咽喉科学会 | 日本耳鼻咽喉科学会認定耳鼻咽喉科専門医制度 | 専門医研修施設 |
日本頭頸部外科学会 | 頭頸部がん専門医制度 | 準認定施設 |
日本泌尿器科学会 | 日本泌尿器科学会専門医制度 | 基幹教育施設 |
日本形成外科学会 | 日本形成外科学会専門医制度 | 認定施設 |
日本外科学会 | 外科専門医制度 | 指定関連施設 |
日本循環器学会 | 日本循環器学会認定循環器専門医制度 | 研修施設 |
日本消化器病学会 | 日本消化器病学会専門医制度 | 認定施設 |
日本小児科学会 | 小児科専門医制度 | 研修施設 |
日本皮膚科学会 | 日本皮膚科学会認定専門医制度 | 認定研修施設 |
日本消化器外科学会 | 日本消化器外科学会専門医制度 | 指定修練施設 |
日本脳神経外科学会 | 脳神経外科学会専門医制度 | 研修教育病院 |
日本胸部外科学会 | 日本胸部外科学会認定医認定制度 | 関連施設 |
日本消化器内視鏡学会 | 日本消化器内視鏡学会専門医制度 | 指導施設 |
日本病理学会 | 病理専門医制度 | 研修登録施設 |
日本脳卒中学会 | 脳卒中専門医制度 | 研修教育病院 |
日本医学放射線学会 | 日本医学放射線学会専門医制度 | 専門医修練機関 |
日本医学放射線学会 | 日本医学放射線学会画像診断管理認証制度 | 画像診断管理認証施設 日本磁気共鳴医学会が定める「MRI安全管理に関する事項」 |
日本周産期・新生児医学会 | 新生児専門医制度,母体・胎児専門医制度 | 新生児専門医指定研修施設 |
日本周産期・新生児医学会 | 周産期専門医制度 | 周産期専門医(母体・胎児)暫定認定施設 |
日本精神神経学会 | 社団法人 日本精神神経学会 精神科専門医制度 | 研修施設 |
日本臨床腫瘍学会 | 日本腫瘍学会 専門医制度 | 認定研修施設(連携施設) |
日本リウマチ学会 | 日本リウマチ学会専門医制度 | 教育施設 |
日本乳癌学会 | 日本乳癌学会認定医・専門医制度 | 関連施設 |
日本心血管インターベンション治療学会 | 日本心血管インターベンション治療学会専門医制度 | 研修関連施設 |
日本血液学会 | 日本血液学会認定 | 日本血液学会認定 |
日本口腔外科学会 | 日本口腔外科学会専門医制度 | 准研修施設 |
日本認知症学会 | 日本認知症学会専門医制度 | 教育施設 |
日本有病者歯科医療学会 | 日本有病者歯科医療学会認定医制度 | 認定研修歯科診療施設 |
_ | National Clinical Database | 施設会員 |
_ | 日本がん治療認定医機構 | 認定研修施設 |
_ | 日本スキンバンクネットワーク | 加入施設 |
情報公開
概要
日本赤十字社は、平成14年4月1日から、全国の支部、病院、血液センター、福祉施設を窓口として、情報公開を行っています。
日本赤十字社の情報公開は、法律により義務付けられたものではありませんが、国民・社員の皆さまのご理解・ご協力のもとに活動を展開している団体として、自主的に情報公開を行い、事業および運営の透明性をより一層確保することを目的としています。
開示対象文書
情報開示を行うのは、平成13年4月以降に作成または取得された文書ですが、決算書などについてはそれ以前のものも開示します。詳しくは、お近くの赤十字施設または下記連絡先までお問い合わせください。
開示の申出
開示の申出はどなたでも行えます。申出の際は、次の申出書をご利用ください。
【開示申出書の様式】
申出の際は、お近くの赤十字施設の情報公開担当窓口で、開示を求める文書を特定して申出書にご記入いただくことが原則ですが、郵送等でも受付可能ですので各情報公開担当者までご連絡下さい。また、申出や開示の実施には所定の手数料が必要となります。
※詳しい制度の仕組みや手続きについては、次の要綱をご参照ください。
情報公開に関する問い合わせ先
日本赤十字社 コンプライアンス統括室
TEL 03-3437-7512
または赤十字各施設の情報公開担当窓口
治験審査委員会
治験審査委員会に関する情報は以下からご参照いただけます。
【治験審査委員会委員名簿】(2022年4月1日現在)
治験審査委員会開催予定日および会議の記録の概要
開催場所:北見赤十字病院 会議室
年 | 開催予定日 | 申請締切日 | 会議の記録の概要 |
2020年 | 1月22日(水) | 1月 8日(水) | 中止 |
2月26日(水) | 2月12日(水) | 概要 | |
3月25日(水) | 3月11日(水) | 概要 | |
4月22日(水) | 4月 8日(水) | ||
5月27日(水) | 5月13日(水) | ||
6月24日(水) | 6月10日(水) | ||
7月22日(水) | 7月 8日(水) | ||
8月26日(水) | 8月12日(水) | ||
9月23日(水) | 9月 9日(水) | ||
10月28日(水) | 10月14日(水) | ||
11月25日(水) | 11月11日(水) | ||
12月23日(水) | 12月 9日(水) | ||
2021年 | 1月27日(水) | 1月13日(水) | |
2月24日(水) | 2月10日(水) | ||
3月24日(水) | 3月10日(水) |
※原則,毎月第4水曜日の開催です。
※開催日は,前の月のIRB・倫理委員会にて確定となります。
過去記録
研究計画書、委員名簿、書式一括ダウンロード(zip形式、281KB)
倫理委員会
倫理委員会に関する情報は以下からご参照いただけます。
【倫理委員会規程】
倫理委員会開催予定日
年 | 開催予定日 | 申請締切日 | 会議の記録の概要 |
2020年 | 1月22日(水) | 1月 8日(水) | |
2月26日(水) | 2月12日(水) | ||
3月25日(水) | 3月11日(水) | ||
4月22日(水) | 4月 8日(水) | ||
5月27日(水) | 5月13日(水) | ||
6月24日(水) | 6月10日(水) | ||
7月22日(水) | 7月 8日(水) | ||
8月26日(水) | 8月12日(水) | ||
9月23日(水) | 9月 9日(水) | ||
10月28日(水) | 10月14日(水) | ||
11月25日(水) | 11月11日(水) | ||
12月23日(水) | 12月 9日(水) | ||
2021年 | 1月27日(水) | 1月13日(水) | |
2月24日(水) | 2月10日(水) | ||
3月24日(水) | 3月10日(水) |
補助金整備事業
平成22年度広域救急医療対策事業 | 人工呼吸器インファントフロー SiPAP |
平成22年度北網地域医療再生事業補助金 (遠隔画像診断システム整備事業) | 術中病理迅速検査システム デジタルマイクロスコープ |
平成22年度新型インフルエンザ患者受入 医療機関開設整備補助金 | 人工呼吸器VELAコンプリ |
平成22年度広域救急医療対策事業 | 人工呼吸器ハミングX |
平成22年度北網地域医療再生事業 (遠隔画像診断システム整備事業) | 生理検査波形参照システム |
平成22年度北網地域医療再生事業 (遠隔画像診断システム整備事業) | 地域医療連携システム |
平成22年度新型インフルエンザ患者受入 医療機関開設整備補助金 | パッケージ型排気HEPAユニット |
平成22年度北網地域医療再生計画 (特設講座事業) | 電子カルテ端末 3台 |
平成23年度北網地域医療再生計画 (特設講座事業) | 超音波治療器 |
平成23年度北網地域医療再生計画 (特設講座事業) | 嚥下造影対応チェア コンバーVFX |
平成23年度北網地域医療再生計画 (遠隔画像診断システム整備事業) | 北網地域四大疾病統計システム |
平成23年度広域救急医療対策事業 (小児医療施設設備事業) | 人工呼吸器 ベンチレーター840 |
平成23年度北網地域医療再生計画 (遠隔画像診断システム等整備事業) | 遠隔画像診断システム |
平成24年度地域医療広域連携推進事業 (設備整備事業) | 核医学画像診断装置 Infinia3 |
平成24年度広域救急医療対策事業 (小児医療施設設備整備事業) | 新生児人工呼吸器 ベビーログ8000 |
平成24年度北網地域医療再生事業 (周産期救急ドクターカー配備事業) | ・搬送用保育器 トランスカプセル V-707 |
トヨタ救急車 ハイメディック | |
平成24年度北網地域医療再生事業 (遠隔画像診断システム等整備事業) | Webカンファレンスシステム |
平成25年度北網地域医療再生計画 (特設講座事業) | 肺運動負荷モニタリングシステム CPX |
当院の取り組み
北見赤十字病院の取り組みについては【こちら】をご覧ください。
各種同意書の署名に関する対象年齢引き下げについて
令和4年(2022年)4月1日の民法改正を受けまして、成年年齢が20歳から18歳へ変更されました。
これに伴いまして、当院は法律と同様に『18歳以上で判断能力がある場合は、法定代理人(親権者)の同意を不要とする』ことになりました。
なお、診療内容(手術や侵襲の大きい検査など)により、担当医が患者さんのご家族の同意を得ることが望ましいと判断した場合には、説明の際にご家族の同席や同意が必要となります。
ご理解とご協力をお願い申し上げます。
病院敷地内は禁煙です
理念
人道・博愛に基づき、患者さんを尊重した医療を提供し、地域の期待と信頼に応えます。
基本方針
- 真に患者本位の医療を提供する、質の高い病院を目指します。
- 二次~三次の救急医療と高度医療の充実した病院を目指します。
- 国内外やオホーツク地域の災害・救護医療を担います。
- すべての職員が成長でき、働く満足度の高い病院を目指します。
- 次世代を担う人材育成のための、教育・研修に努めます。
- 健全経営を行い、医療活動を通じて地域社会に還元します。
患者さんの権利
- 人間としての尊厳が守られ、公平で良質な医療を受ける権利があります。
- 理解・納得できる十分な説明と情報提供を受ける権利があります。
- ご自分の意思で診療を選択し決定する権利があります。
- セカンドオピニオン(他の病院・医師の意見を聞く)を受ける権利があります。
- プライバシーを保護される権利があります。
患者さんの責務
- ご本人であることを確認するために、ご自身で名前をお伝え下さい。
- アレルギー歴、病歴等について出来るだけ正確にお伝え下さい。
- 医療スタッフの説明を良くお聞きになり、ご理解のうえ治療や検査などの医療行為をお受け下さい。
- 病院内では秩序を保ち、他の患者さんのご迷惑にならない様に努めて下さい。
- 医療費は速やかにお支払い下さい。
- 当院は臨床研修病院として、卒前・卒後研修教育を担っています、医療専門職の育成にご理解・ご協力下さい。
病院長挨拶
当院は、昭和10年11月10日に日本赤十字社北海道野付牛療院として開設し、昭和18年1月に現在の北見赤十字病院に改称して、創立86年を迎えております。オホーツク三次医療圏(北網二次医療圏および遠紋二次医療圏)の地方センター病院として、中核的な病院と位置づけられています。オホーツク圏域の面積は、三次医療圏として岐阜県の面積を上回る全国で9番目の広大な面積を有しています。一方で、厚生労働省が発表した医師偏在指標(住民の年齢や性別から導き出される受診率、医師の年齢から推定される労働量、患者の流入状況などのデータを基に算出)では、全国の二次医療圏の平均238.3に比べて、北網二次医療圏135.2、遠紋二次医療圏115と大きく下回り、慢性的に医師不足の状況が続いています。
北網圏、遠紋圏の人口は年々減少し高齢化することが推定されていますが、北網圏においては高齢化により2035年まで入院患者数の増加が見込まれています。当院の役割の一つは、当院の指定管理病院で隣接する北海道立北見病院と共に、オホーツク圏域の病院・医院や介護施設、さらに行政等と連携し、地域完結型の医療体系において、高度急性期、急性期医療を担うことです。
実際、当圏域で2020年2月から猛威を奮っている新型コロナウィルス感染症に関しても、オホーツク圏の災害拠点病院・感染症指定病院である網走厚生病院、遠軽厚生病院、広域紋別病院や公的医療機関として置戸赤十字病院、小清水赤十字病院、さらに北海道立北見病院と連携して入院診療に携わり、保健所やオホーツク振興局・北海道、さらに市町村や各医師会の病院・医院と連携して、安心安全な医療体系を構築しています(治療成績は、医師数の多い地域と比較しても良好と思われます)。
当院と北海道立北見病院が一体となり、オホーツク三次医療圏の高度急性期・急性期医療を担い、他の医療機関、行政を含めた他組織と協同し、オホーツクに住む方々が、雄大な自然や豊かな食資源を堪能し、安心して生活することができるように努めていきます。ご理解ご支援を賜りますようお願い申し上げます。
概要
敷地面積 | 35,149.88㎡ | |
建物延面積 | 本館(免震) 35,513.51㎡ 北館(耐震) 11,238.49㎡ PET棟(耐震) 1,297.85㎡ | |
開設年月日 | 昭和10年11月10日 | |
許可病床数 | 532床 (一般病床:490床、精神病床:40床、感染症病床:2床) | |
診療標榜科 | 26科目 内科、消化器内科、腫瘍内科、神経精神科、循環器内科、小児科、小児外科、外科、消化器外科、呼吸器外科、整形外科、リハビリテーション科、形成外科、脳神経外科、皮膚科、泌尿器科、産婦人科、眼科、 頭頸部・耳鼻咽喉科、放射線科、麻酔科、ペインクリニック内科、腫瘍精神科、緩和ケア内科、病理診断科、歯科口腔外科 | |
職員数 (令和4年4月1日現在) | 総職員数 | 1192名 |
医師 | 126名 (内、常勤嘱託医8名、非常勤嘱託医3名、研修医20名) | |
看護師・助産師・保健師 | 602名 | |
准看護師 | 15名 | |
医療技師 | 164名 (内訳:薬剤師24名、臨床検査技師41名、診療放射線技師29名、理学療法士23名、作業療法士13名、言語聴覚士5名、管理栄養士6名、公認心理師4名、ME8名、視能訓練士6名、歯科衛生士5名) | |
事務職員 | 181名 (内、クラーク14名、外来MC50名) | |
看護助手 | 56名 | |
技術員・業務員 | 38名 | |
保育士 | 10名 | |
機能・認定 | 保険医療機関、基幹型臨床研修指定病院、臓器提供施設、救急告示病院、生活保護法指定医療機関、結核指定医療機関 救命救急センター、労災保険指定医療機関、第二種感染症指定医療機関、小児救急医療拠点病院、指定養育医療機関、公害医療機関 病院群輪番制病院、母性保護法指定医療機関、地方センター病院、地域周産期母子医療センター、地域センター病院 原子爆弾被爆者医療指定医療機関、地域災害医療センター、精神保健福祉法第19条の8に基づく指定病院、へき地中核病院、 身体障害者福祉法指定医療機関、 地域医療支援病院、指定自立支援医療機関(精神通院・育成・更生医療)、地域がん診療連携拠点病院、小児がん連携病院指定、特定疾患治療研究事業委託医療機関、 エイズ治療拠点病院、小児慢性特定疾患治療研究事業委託医療機関、認知症疾患医療センター、ユニセフ・WHO 赤ちゃんにやさしい病院(Baby Friendly Hospital)認定病院、マンモグラフィ検診施設画像認定施設、日本がん治療認定医機構 研修施設認定、日本認知症学会 教育施設認定、 公益財団法人日本医療機能評価機構 病院機能評価認定病院、ISO15189認定、特定非営利活動法人 卒後臨床研修評価機構認定病院、公益社団法人 日本診療放射線技師会 医療被ばく低減施設認定 特定行為研修指定研修機関 | |
特殊設備 | リニアック、MRI、CR画像処理装置、CTスキャナー、RI検査、 血管連続撮影装置、高気圧酸素治療装置、無菌治療室、全身薬浴槽、 マンモグラフィ、エアーフローティング装置、サイクロトロン | |
付属施設 | 院内託児所、オホーツクPETセンター | |
許可された基準 | 施設基準に係る届出事項 | |
負担軽減に係る取り組み | 病院勤務医・医療従事者・看護職員の負担軽減に係る取り組み |
沿革
昭和10年11月 | 日本赤十字社北海道支部野付牛療院として開設 内科・外科・小児科・産婦人科・耳鼻咽喉科・眼科・物療開設 (一般病床62床) |
昭和13年11月 | 一般病床38床増床 (一般病床100床) |
昭和14年4月 | 日本赤十字社北海道支部看護婦講習所開設 |
昭和16年4月 | 乙種救護看護婦養成所に変更 |
昭和16年9月 | 小清水分院開設 |
昭和17年6月 | 市制施行・北見病院に改称 |
昭和18年1月 | 北見赤十字病院に改称 |
昭和19年3月 | 一般病床47床増床 (一般病床147床) |
昭和20年12月 | 生田原分院開設 |
昭和22年2月 | 置戸分院開設 |
昭和26年6月 | 一般病床45床増床 (一般病床192床) |
昭和27年4月 | 北見赤十字高等看護学院開設(養成所廃止) |
昭和29年4月 | 置戸分院、置戸赤十字病院として独立 |
昭和29年9月 | 北見市立厚生病院より伝染病床20床の経営委託を受ける (一般病床192床、伝染病床20床 計212床) |
昭和32年11月 | 結核病床62床設ける (一般病床192床、結核病床62床、伝染病床20床 計274床) |
昭和33年9月 | 総合病院承認 |
昭和34年12月 | 精神神経科開設 一般病床6床、精神病床50床設ける (一般病床198床、結核病床62床、精神病床50床、伝染病床20床 計330床) |
昭和36年5月 | 精神病床50床増床 (一般病床198床、結核病床62床、精神病床100床、伝染病床20床 計380床) |
昭和37年8月 | 整形外科開設 |
昭和38年12月 | 一般病床70床増床 (一般病床268床、結核病床62床、精神病床100床、伝染病床20床 計450床) |
昭和39年3月 | 生田原分院、生田原町に有償移管 |
昭和39年4月 | 小清水分院、小清水赤十字病院として独立 隔離病床35床の診療委託を受ける (一般病床268床、結核病床62床、精神病床100床、伝染病床35床 計465床) |
昭和39年5月 | 皮膚科開設 |
昭和41年2月 | 一般病床50床増床 (一般病床318床、結核病床62床、精神病床100床、伝染病床35床 計515床) |
昭和44年8月 | 第一期工事竣工(東館) |
昭和50年1月 | 結核病床62床を一般病床52床に転用する (一般病床370床、精神病床100床、伝染病床35床 計505床) |
昭和51年1月 | 泌尿器科開設 |
昭和51年7月 | 法改正により北見赤十字看護専門学校に改称 |
昭和54年8月 | 麻酔科開設 |
昭和55年3月 | 看護専門学校・体育館新設工事竣工 |
昭和55年9月 | 第二期工事竣工(西館) 地域センター病院指定 |
昭和55年11月 | リハビリセンター開設 |
昭和59年3月 | 第三期工事竣工(北館) |
昭和59年4月 | 精神病床34床、一般病床62床増床 (一般病床432床、精神病床134床、伝染病床35床 計601床) |
昭和59年8月 | 一般病床25床増床 (一般病床457床、精神病床134床、伝染病床35床 計626床 |
昭和60年4月 | 北見市中央小学校病弱学級(つくし学級)開設 |
昭和62年10月 | 救急病院告示指定を受ける |
昭和63年5月 | 循環器科開設 |
平成2年4月 | 第四期工事着工(南館) |
平成2年11月 | 脳神経外科開設 |
平成4年4月 | 救命救急センター開設・地方センター病院指定、形成外科開設 |
平成4年10月 | 放射線科開設 |
平成5年12月 | 第四期工事竣工(南館)、一般病床120床増床 (一般病床577床、精神病床134床、伝染病床15床 計726床) 総合リハビリテーション承認 |
平成7年4月 | 健康管理センター開設 |
平成8年3月 | エイズ診療拠点病院指定 |
平成8年7月 | 一般病床49床増床 (一般病床626床、精神病床134床、伝染病床15床 計775床) |
平成9年1月 | 地域災害医療センター病院指定 |
平成9年12月 | 北見市夜間急病センター委託開始 |
平成11年4月 | 伝染病症15床から感染病床2床に変更 (一般病床626床、精神病床134床、感染病床2床 計762床) |
平成12年4月 | 居宅介護支援事業所の指定 |
平成13年4月 | 消化器科開設 |
平成13年7月 | オーダリングシステム開始 |
平成14年3月 | 北見赤十字看護専門学校閉校 |
平成14年8月 | 精神科病床67床削減 (一般病床626床、精神病床67床、感染病床2床 計695床) |
平成14年9月 | 病床種別変更届提出(一般病床626床、精神病床67床、感染病床2床 計695床) 精神科デイ・ケア開設 |
平成15年8月 | 【WHO・ユニセフの赤ちゃんにやさしい病院 BFH ( Baby Friendly Hospital )認定】 |
平成15年10月 | 臨床研修病院指定 |
平成16年4月 | 小児救急医療拠点病院指定 |
平成16年4月 | 【病院機能評価認定(一般病院ver4.0)】 |
平成17年1月 | 【がん診療連携拠点病院指定】 |
平成17年4月 | 【地域医療支援病院 承認】 |
平成18年6月 | 診断群別定額払い方式(DPC)開始 |
平成18年6月 | 【マンモグラフィ検診施設画像認定施設】 |
平成18年10月 | 一般病床15床削減 (一般病床611床、精神病床67床、感染病床2床 計680床) |
平成19年2月 | 【日本人間ドック学会機能評価認定病院】 |
平成19年4月 | 日本静脈経腸栄養学会・NST(栄養サポートチーム)稼働施設認定 |
平成19年11月 | 【日本がん治療認定医機構 認定研修施設 認定】 |
平成20年7月 | 病院名称の変更 総合病院北見赤十字病院から北見赤十字病院へ(平成20年7月1日) |
平成21年7月 | ペインクリニック・心療内科開設 |
平成21年9月 | 昭和大学との医療人の育成に関する協定書の締結 |
平成22年8月 | オホーツク医療環境研究講座・研究室 開設 |
平成22年12月 | 居宅介護支援事業所指定の廃止 |
平成23年3月 | 北見市夜間急病センター受託終了 |
平成24年4月 | 認知症疾患医療センター開設 |
平成24年6月 | 緩和ケア内科 開設 |
平成24年9月 | 移転新築・改修工事 着工 |
平成26年4月 | オホーツクPETセンター 開設 |
平成26年11月 | ペインクリニック・心療内科の廃止 |
平成26年12月 | 一般病床121床削減(一般病床490床、精神病床67床、感染病床2床 計559床) 移転新築・改修工事(本館竣工) |
平成26年12月 | ペインクリニック内科開設 |
平成27年6月 | 精神病床27床削減(一般病床490床、精神病床40床、感染病床2床 計532床) 移転新築・改築工事(北館竣工) |
平成27年6月 | 歯科口腔外科開設 |
平成27年12月 | 移転新築・改修工事 竣工(本館・北館・多目的ホールミント) |
平成28年3月 | グランドオープン・創立八十周年 記念式典 |
平成28年4月 | 救急ワークステーション開設 |
平成29年11月 | 【病院機能評価認定(一般病院2)】 |
平成30年4月 | 北海道立北見病院指定管理者制度開始 |
平成31年4月 | 内視鏡手術支援ロボット「ダ・ヴィンチ」導入 |
医療機関認定状況
ユニセフ・WHO 赤ちゃんにやさしい病院(Baby Friendly Hospital)認定病院
北見赤十字病院は赤ちゃんにやさしい病院(Baby Friendly Hospital)です
当院は、平成13年12月に認定申請を行い、平成14年5月に現地調査を受けており、初回は業務手順や施設設備等の問題から認定に至らなかった経緯があります。
次回は、「必ず認定・合格を目指す」との関係スタッフの強い意気込みの中、平成14年10月に「BFH認定推進委員会」を立ち上げ、幾度となく部会・委員会を開催し、問題点・改善点を積極的に話し合い、万全の体制で望むべく平成15年5月12日(日)を迎えました。
1年間の当院の新たな取り組みについて、医師・看護師スタッフを始め、入院患者様や通院中の患者様にも、当院のスタッフの取り組みや対応・指導等について、個別に質問される大変厳しい内容の審査でした。
評価結果までの1ヶ月間、スタッフの取り組みは どうだったのか心配をした日々も、今回やっと報われました。
まだまだ、課題等はあるものの、今後において継続した「赤ちゃんにやさしい病院」として、次の世代のスタッフに伝授して行く事が一番大切だと考えます。
今後とも、患者様からのご意見ご要望に少しでも近づける病院を目指し、職員一同取り組んで参ります。
Baby Friendly Hospital(BFH) 赤ちゃんにやさしい病院とは?
1991年7月4日、ユニセフとWHOは1989年3月に発表された「母乳育児を成功させるための10カ条」が、全ての産科でお母さんに母乳育児を奨励する事によって、赤ちゃんが人生を可能な限り最善の形でスタートできるようにしようとするもの・・・を採用し、実践する病院など産科施設を「赤ちゃんにやさしい病院」として認定する事を決定しました。
母乳育児を成功させるための10ヶ条(ユニセフ・WHOによる共同声明)
- 母乳育児の方針を全ての医療に関わっている人に、常に知らせること。
- 全ての医療従事者に母乳育児をするために必要な知識と技術を教えること。
- 全ての妊婦に母乳育児の良い点とその方法良く知らせること。
- 母親が分娩後、30分以内に母乳を飲ませられるように援助すること。
- 母親に授乳の指導を十分にし、もし 赤ちゃんから離れることがあっても母乳の分泌を維持する方法を教えてあげること。
- 医学的に必要でないのに母乳以外のもの、水分、糖水、人工乳を与えないこと。
- 母子同室にすること。赤ちゃんと母親が一日中24時間、一緒にいられるようにすること。
- 赤ちゃんが欲しがるときは、欲しがるままの授乳を進めること。
- 母乳を飲んでいる赤ちゃんにゴムの乳首やおしゃぶりを与えないこと。
- 母乳育児のための支援グループを作って援助し、退院する母親に、このようなグループを紹介すること。
日本母乳の会ホームページは【こちら】から
がん診療連携拠点病院指定
地域がん診療連携拠点病院とは
地域がん診療連携拠点病院とは がん診療の地域格差をなくし,地域住民が質の高いがん診療を受けられることを目的として厚生労働大臣が指定する、がん診療の拠点病院です。当院は平成17年1月17日に指定を受けました。
地域がん診療連携拠点病院広報
地域医療支援病院
地域医療支援病院の承認を受けました
北見赤十字病院は、平成17年4月28日付けで北海道で4番目の地域医療支援病院の承認を受けました。
地域医療支援病院とは
現在の医療制度では、地域の医院や病院などそれぞれの医療機関が特性を活かし、役割分担することで病気を治していく「地域完結型医療」が求められています。
具体的には、病気やけがの日常診療は、かかりつけ医が受け持ち、専門外来・入院治療・救急医療は地域の基幹病院の役割となります。
さらに、手術・救急の患者様を受け入れるベッドを常に確保するため、急性期の治療が終了した回復期の患者様は、できるだけ地域の医療機関に受け持っていただくことになります。この連携の中核となる病院が、知事が承認する「地域医療支援病院」です。
当院をご利用いただく皆様にご理解・ご協力をいただきたいこと
- 紹介患者様は、正面玄関右「地域医療連携室・紹介患者様専用受付窓口」にて受付をお願いします。
- かかりつけ医からの紹介患者様や救急患者様を優先的に受け入れることになっております。
- 初診の際は、できるだけ紹介状をご持参くださいますようお願いいたします。
- 当院は開放病床の運用を行っております。必要に応じ患者様の同意を得て、かかりつけ医(登録医)と当院医師による共同診療を行います。
地域医療支援病院の主な承認条件
- 基準を満たす、他の医療機関との連携実績があること。
- 地域の医療機関に、病院の施設・医療機器・ベッドを開放し共同利用すること。
- 24時間体制の救急医療を提供すること。
- 地域の医療従事者に対する資質向上の研修を実施すること。
- 地域連携の運用にあたっては、外部有識者による委員会を継続開催し審議を受けること。
マンモグラフィ検診施設画像認定施設
マンモグラフィ検診施設画像認定を受けました
当院は、2006年6月1日付けで マンモグラフィ検診精度管理中央委員会のマンモグラフィ検診施設画像認定を受けました。
マンモグラフィ検診精度管理中央委員会は、マンモグラフィの精度管理について検討し、その管理運営を行うことを目的として設置された特定非営利活動法人です。
マンモグラフィ検診施設画像認定とは、マンモグラフィ検診の精度を高め維持する事を目的に、乳房撮影装置や実際に撮影されたX線写真、撮影に要したX線量などを総合的に評価し、乳房撮影に必要とされる基準をすべて満たした施設をマンモグラフィ検診精度管理中央委員会が認定するものです。
当院において乳房撮影を安心して受けていただくため、今回の認定を機に、さらに研鑽に努め、地域の人々の健康増進に務めます。
日本がん治療認定医機構 研修施設認定
日本がん治療認定医機構 研修施設認定を受けました
当院は、2007年11月1日付けで 日本がん治療認定医機構の審査により、認定研修施設として認定されました。
日本認知症学会 教育施設認定
日本認知症学会 教育施設認定を受けました
当院は、2017年4月1日付けで 日本認知症学会専門医制度における教育施設として認定されました。
公益財団法人 日本医療機能評価機構 病院機能評価認定病院
公益財団法人 日本医療機能評価機構 病院機能評価 認定を受けました
当院は、2017年11月10日付けで 公益財団法人 日本医療機能評価機構 3rdG:Ver.1.1 一般病院2として認定されました。
ISO15189 認定
ISO15189 認定を取得しました
2018年4月24日、日本適合性認定協会(JAB)の認定委員会にて、当院の臨床検査科が「ISO15189」に認定されました。
全国で145施設目の認定で、北海道では7施設目、検査センターを除く病院施設では、道内5施設目となり、道東(旭川以北、以東)で初の認定となります。
ISO15189とは、国際標準化機構(ISO;International Organization for Standardization)が設定する臨床検査室の品質と能力に関する臨床検査に特化した国際規格で、認定を取得した臨床検査室は、国際的に認められた仕組みに基づいて運営され、信頼性の高い検査結果を提供できる技術と能力が国際的な基準を満たしていることを意味します。
NPO法人卒後臨床研修評価機構(JCEP)
卒後臨床研修評価機構より認定を受けました
当院は、NPO法人臨床研修評価機構の審査を受け、2020年1月1日付で認定証の交付を受けました。認定期間は4年となり、認定証は2年毎に発行されます。
卒後臨床研修評価機構(JCEP)とは、臨床研修病院における研修プログラムや研修状況の評価を行うとともに、優秀な医師の養成に寄与することを目的とした第三者評価機構です。
今後もオホーツク圏域のセンター病院として、卒後臨床研修プログラムの質の向上を図るとともに、これからの医療を担う医師の育成に努めてまいります。
※令和2年1月1日現在の認定病院数 全国266病院 (北海道9病院)
特定行為研修指定研修機関
当院は、保健師助産師看護師法に基づく「特定行為区分に係る特定行為研修」を行う指定研修機関として、令和3年8月17日付で厚生労働省より指定を受けました。
研修を実施する特定行為区分は「創傷管理関連」です。
【特定行為研修とは】
看護師が手順書により特定行為を行う場合に特に必要とされる実践的な理解力、思考力及び判断力並びに高度かつ専門的な知識及び技能であって、全ての特定行為区分に共通するものの向上を図るための研修をいいます。
教育施設認定状況
学 会 名 | 制度名 (正式名称) | 施設名称 (正式名称) |
日本内科学会 | 日本内科学会認定医制度 | 教育関連病院 |
日本整形外科学会 | 整形外科専門医制度 | 研修施設 |
日本麻酔科学会 | 麻酔科専門医制度・麻酔科認定医制度 | 認定病院 |
日本眼科学会 | 日本眼科学会専門医制度 | 専門医研修施設 (一般研修施設) |
日本産科婦人科学会 | 社団法人日本産婦人科学会専門医制度 | 専攻医指導施設 周産期登録施設 |
日本耳鼻咽喉科学会 | 日本耳鼻咽喉科学会認定耳鼻咽喉科専門医制度 | 専門医研修施設 |
日本頭頸部外科学会 | 頭頸部がん専門医制度 | 準認定施設 |
日本泌尿器科学会 | 日本泌尿器科学会専門医制度 | 基幹教育施設 |
日本形成外科学会 | 日本形成外科学会専門医制度 | 認定施設 |
日本外科学会 | 外科専門医制度 | 指定関連施設 |
日本循環器学会 | 日本循環器学会認定循環器専門医制度 | 研修施設 |
日本消化器病学会 | 日本消化器病学会専門医制度 | 認定施設 |
日本小児科学会 | 小児科専門医制度 | 研修施設 |
日本消化器外科学会 | 日本消化器外科学会専門医制度 | 指定修練施設 |
日本脳神経外科学会 | 脳神経外科学会専門医制度 | 研修教育病院 |
日本胸部外科学会 | 日本胸部外科学会認定医認定制度 | 関連施設 |
日本消化器内視鏡学会 | 日本消化器内視鏡学会専門医制度 | 指導施設 |
日本病理学会 | 病理専門医制度 | 研修登録施設 |
日本脳卒中学会 | 脳卒中専門医制度 | 研修教育病院 |
日本医学放射線学会 | 日本医学放射線学会専門医制度 | 専門医修練機関 |
日本医学放射線学会 | 日本医学放射線学会画像診断管理認証制度 | 画像診断管理認証施設 日本磁気共鳴医学会が定める「MRI安全管理に関する事項」 |
日本周産期・新生児医学会 | 新生児専門医制度,母体・胎児専門医制度 | 新生児専門医指定研修施設 |
日本周産期・新生児医学会 | 周産期専門医制度 | 周産期専門医(母体・胎児)暫定認定施設 |
日本精神神経学会 | 社団法人 日本精神神経学会 精神科専門医制度 | 研修施設 |
日本臨床腫瘍学会 | 日本腫瘍学会 専門医制度 | 認定研修施設(連携施設) |
日本リウマチ学会 | 日本リウマチ学会専門医制度 | 教育施設 |
日本乳癌学会 | 日本乳癌学会認定医・専門医制度 | 関連施設 |
日本心血管インターベンション治療学会 | 日本心血管インターベンション治療学会専門医制度 | 研修関連施設 |
日本血液学会 | 日本血液学会認定 | 日本血液学会認定 |
日本口腔外科学会 | 日本口腔外科学会専門医制度 | 准研修施設 |
日本認知症学会 | 日本認知症学会専門医制度 | 教育施設 |
日本有病者歯科医療学会 | 日本有病者歯科医療学会認定医制度 | 認定研修歯科診療施設 |
_ | National Clinical Database | 施設会員 |
_ | 日本がん治療認定医機構 | 認定研修施設 |
_ | 日本スキンバンクネットワーク | 加入施設 |
情報公開
概要
日本赤十字社は、平成14年4月1日から、全国の支部、病院、血液センター、福祉施設を窓口として、情報公開を行っています。
日本赤十字社の情報公開は、法律により義務付けられたものではありませんが、国民・社員の皆さまのご理解・ご協力のもとに活動を展開している団体として、自主的に情報公開を行い、事業および運営の透明性をより一層確保することを目的としています。
開示対象文書
情報開示を行うのは、平成13年4月以降に作成または取得された文書ですが、決算書などについてはそれ以前のものも開示します。詳しくは、お近くの赤十字施設または下記連絡先までお問い合わせください。
開示の申出
開示の申出はどなたでも行えます。申出の際は、次の申出書をご利用ください。
【開示申出書の様式】
申出の際は、お近くの赤十字施設の情報公開担当窓口で、開示を求める文書を特定して申出書にご記入いただくことが原則ですが、郵送等でも受付可能ですので各情報公開担当者までご連絡下さい。また、申出や開示の実施には所定の手数料が必要となります。
※詳しい制度の仕組みや手続きについては、次の要綱をご参照ください。
情報公開に関する問い合わせ先
日本赤十字社 コンプライアンス統括室
TEL 03-3437-7512
または赤十字各施設の情報公開担当窓口
治験審査委員会
治験審査委員会に関する情報は以下からご参照いただけます。
【治験審査委員会委員名簿】(2022年4月1日現在)
治験審査委員会開催予定日および会議の記録の概要
開催場所:北見赤十字病院 会議室
年 | 開催予定日 | 申請締切日 | 会議の記録の概要 |
2020年 | 1月22日(水) | 1月 8日(水) | 中止 |
2月26日(水) | 2月12日(水) | 概要 | |
3月25日(水) | 3月11日(水) | 概要 | |
4月22日(水) | 4月 8日(水) | ||
5月27日(水) | 5月13日(水) | ||
6月24日(水) | 6月10日(水) | ||
7月22日(水) | 7月 8日(水) | ||
8月26日(水) | 8月12日(水) | ||
9月23日(水) | 9月 9日(水) | ||
10月28日(水) | 10月14日(水) | ||
11月25日(水) | 11月11日(水) | ||
12月23日(水) | 12月 9日(水) | ||
2021年 | 1月27日(水) | 1月13日(水) | |
2月24日(水) | 2月10日(水) | ||
3月24日(水) | 3月10日(水) |
※原則,毎月第4水曜日の開催です。
※開催日は,前の月のIRB・倫理委員会にて確定となります。
過去記録
研究計画書、委員名簿、書式一括ダウンロード(zip形式、281KB)
倫理委員会
倫理委員会に関する情報は以下からご参照いただけます。
【倫理委員会規程】
倫理委員会開催予定日
年 | 開催予定日 | 申請締切日 | 会議の記録の概要 |
2020年 | 1月22日(水) | 1月 8日(水) | |
2月26日(水) | 2月12日(水) | ||
3月25日(水) | 3月11日(水) | ||
4月22日(水) | 4月 8日(水) | ||
5月27日(水) | 5月13日(水) | ||
6月24日(水) | 6月10日(水) | ||
7月22日(水) | 7月 8日(水) | ||
8月26日(水) | 8月12日(水) | ||
9月23日(水) | 9月 9日(水) | ||
10月28日(水) | 10月14日(水) | ||
11月25日(水) | 11月11日(水) | ||
12月23日(水) | 12月 9日(水) | ||
2021年 | 1月27日(水) | 1月13日(水) | |
2月24日(水) | 2月10日(水) | ||
3月24日(水) | 3月10日(水) |
補助金整備事業
平成22年度広域救急医療対策事業 | 人工呼吸器インファントフロー SiPAP |
平成22年度北網地域医療再生事業補助金 (遠隔画像診断システム整備事業) | 術中病理迅速検査システム デジタルマイクロスコープ |
平成22年度新型インフルエンザ患者受入 医療機関開設整備補助金 | 人工呼吸器VELAコンプリ |
平成22年度広域救急医療対策事業 | 人工呼吸器ハミングX |
平成22年度北網地域医療再生事業 (遠隔画像診断システム整備事業) | 生理検査波形参照システム |
平成22年度北網地域医療再生事業 (遠隔画像診断システム整備事業) | 地域医療連携システム |
平成22年度新型インフルエンザ患者受入 医療機関開設整備補助金 | パッケージ型排気HEPAユニット |
平成22年度北網地域医療再生計画 (特設講座事業) | 電子カルテ端末 3台 |
平成23年度北網地域医療再生計画 (特設講座事業) | 超音波治療器 |
平成23年度北網地域医療再生計画 (特設講座事業) | 嚥下造影対応チェア コンバーVFX |
平成23年度北網地域医療再生計画 (遠隔画像診断システム整備事業) | 北網地域四大疾病統計システム |
平成23年度広域救急医療対策事業 (小児医療施設設備事業) | 人工呼吸器 ベンチレーター840 |
平成23年度北網地域医療再生計画 (遠隔画像診断システム等整備事業) | 遠隔画像診断システム |
平成24年度地域医療広域連携推進事業 (設備整備事業) | 核医学画像診断装置 Infinia3 |
平成24年度広域救急医療対策事業 (小児医療施設設備整備事業) | 新生児人工呼吸器 ベビーログ8000 |
平成24年度北網地域医療再生事業 (周産期救急ドクターカー配備事業) | ・搬送用保育器 トランスカプセル V-707 |
トヨタ救急車 ハイメディック | |
平成24年度北網地域医療再生事業 (遠隔画像診断システム等整備事業) | Webカンファレンスシステム |
平成25年度北網地域医療再生計画 (特設講座事業) | 肺運動負荷モニタリングシステム CPX |
当院の取り組み
北見赤十字病院の取り組みについては【こちら】をご覧ください。
各種同意書の署名に関する対象年齢引き下げについて
令和4年(2022年)4月1日の民法改正を受けまして、成年年齢が20歳から18歳へ変更されました。
これに伴いまして、当院は法律と同様に『18歳以上で判断能力がある場合は、法定代理人(親権者)の同意を不要とする』ことになりました。
なお、診療内容(手術や侵襲の大きい検査など)により、担当医が患者さんのご家族の同意を得ることが望ましいと判断した場合には、説明の際にご家族の同席や同意が必要となります。
ご理解とご協力をお願い申し上げます。
補助金整備事業
理念
人道・博愛に基づき、患者さんを尊重した医療を提供し、地域の期待と信頼に応えます。
基本方針
- 真に患者本位の医療を提供する、質の高い病院を目指します。
- 二次~三次の救急医療と高度医療の充実した病院を目指します。
- 国内外やオホーツク地域の災害・救護医療を担います。
- すべての職員が成長でき、働く満足度の高い病院を目指します。
- 次世代を担う人材育成のための、教育・研修に努めます。
- 健全経営を行い、医療活動を通じて地域社会に還元します。
患者さんの権利
- 人間としての尊厳が守られ、公平で良質な医療を受ける権利があります。
- 理解・納得できる十分な説明と情報提供を受ける権利があります。
- ご自分の意思で診療を選択し決定する権利があります。
- セカンドオピニオン(他の病院・医師の意見を聞く)を受ける権利があります。
- プライバシーを保護される権利があります。
患者さんの責務
- ご本人であることを確認するために、ご自身で名前をお伝え下さい。
- アレルギー歴、病歴等について出来るだけ正確にお伝え下さい。
- 医療スタッフの説明を良くお聞きになり、ご理解のうえ治療や検査などの医療行為をお受け下さい。
- 病院内では秩序を保ち、他の患者さんのご迷惑にならない様に努めて下さい。
- 医療費は速やかにお支払い下さい。
- 当院は臨床研修病院として、卒前・卒後研修教育を担っています、医療専門職の育成にご理解・ご協力下さい。
病院長挨拶
当院は、昭和10年11月10日に日本赤十字社北海道野付牛療院として開設し、昭和18年1月に現在の北見赤十字病院に改称して、創立86年を迎えております。オホーツク三次医療圏(北網二次医療圏および遠紋二次医療圏)の地方センター病院として、中核的な病院と位置づけられています。オホーツク圏域の面積は、三次医療圏として岐阜県の面積を上回る全国で9番目の広大な面積を有しています。一方で、厚生労働省が発表した医師偏在指標(住民の年齢や性別から導き出される受診率、医師の年齢から推定される労働量、患者の流入状況などのデータを基に算出)では、全国の二次医療圏の平均238.3に比べて、北網二次医療圏135.2、遠紋二次医療圏115と大きく下回り、慢性的に医師不足の状況が続いています。
北網圏、遠紋圏の人口は年々減少し高齢化することが推定されていますが、北網圏においては高齢化により2035年まで入院患者数の増加が見込まれています。当院の役割の一つは、当院の指定管理病院で隣接する北海道立北見病院と共に、オホーツク圏域の病院・医院や介護施設、さらに行政等と連携し、地域完結型の医療体系において、高度急性期、急性期医療を担うことです。
実際、当圏域で2020年2月から猛威を奮っている新型コロナウィルス感染症に関しても、オホーツク圏の災害拠点病院・感染症指定病院である網走厚生病院、遠軽厚生病院、広域紋別病院や公的医療機関として置戸赤十字病院、小清水赤十字病院、さらに北海道立北見病院と連携して入院診療に携わり、保健所やオホーツク振興局・北海道、さらに市町村や各医師会の病院・医院と連携して、安心安全な医療体系を構築しています(治療成績は、医師数の多い地域と比較しても良好と思われます)。
当院と北海道立北見病院が一体となり、オホーツク三次医療圏の高度急性期・急性期医療を担い、他の医療機関、行政を含めた他組織と協同し、オホーツクに住む方々が、雄大な自然や豊かな食資源を堪能し、安心して生活することができるように努めていきます。ご理解ご支援を賜りますようお願い申し上げます。
当院の取り組み
北見赤十字病院の取り組みについては【こちら】をご覧ください。
概要
敷地面積 | 35,149.88㎡ | |
建物延面積 | 本館(免震) 35,513.51㎡ 北館(耐震) 11,238.49㎡ PET棟(耐震) 1,297.85㎡ | |
開設年月日 | 昭和10年11月10日 | |
許可病床数 | 532床 (一般病床:490床、精神病床:40床、感染症病床:2床) | |
診療標榜科 | 26科目 内科・総合診療科、消化器内科、腫瘍内科、神経精神科、循環器内科、小児科、小児外科、外科、消化器外科、呼吸器外科、整形外科、リハビリテーション科、形成外科、脳神経外科、皮膚科、泌尿器科、産婦人科、眼科、 頭頸部・耳鼻咽喉科、放射線科、麻酔科、ペインクリニック内科、腫瘍精神科、緩和ケア内科、病理診断科、歯科口腔外科 | |
職員数 (令和3年4月1日現在) | 総職員数 | 1171名 |
医師 | 121名 (内、常勤嘱託医8名、非常勤嘱託医4名、研修医19名) | |
看護師・助産師・保健師 | 591名 | |
准看護師 | 17名 | |
医療技師 | 161名 (内訳:薬剤師27名、臨床検査技師39名、診療放射線技師27名、理学療法士23名、作業療法士13名、言語聴覚士5名、管理栄養士6名、公認心理師3名、ME7名、視能訓練士6名、歯科衛生士5名) | |
事務職員 | 179名 (内、クラーク14名、外来MC51名) | |
看護助手 | 55名 | |
技術員・業務員 | 35名 | |
保育士 | 12名 | |
機能・認定 | 保険医療機関、基幹型臨床研修指定病院、臓器提供施設、救急告示病院、生活保護法指定医療機関、結核指定医療機関 救命救急センター、労災保険指定医療機関、第二種感染症指定医療機関、小児救急医療拠点病院、指定養育医療機関、公害医療機関 病院群輪番制病院、母性保護法指定医療機関、地方センター病院、地域周産期母子医療センター、地域センター病院 原子爆弾被爆者医療指定医療機関、地域災害医療センター、精神保健福祉法第19条の8に基づく指定病院、へき地中核病院、 身体障害者福祉法指定医療機関、 地域医療支援病院、指定自立支援医療機関(精神通院・育成・更生医療)、地域がん診療連携拠点病院、小児がん連携病院指定、特定疾患治療研究事業委託医療機関、 エイズ治療拠点病院、小児慢性特定疾患治療研究事業委託医療機関、認知症疾患医療センター、ユニセフ・WHO 赤ちゃんにやさしい病院(Baby Friendly Hospital)認定病院、マンモグラフィ検診施設画像認定施設、日本がん治療認定医機構 研修施設認定、日本認知症学会 教育施設認定、 公益財団法人日本医療機能評価機構 病院機能評価認定病院、ISO15189認定、特定非営利活動法人 卒後臨床研修評価機構認定病院、公益社団法人 日本診療放射線技師会 医療被ばく低減施設認定 特定行為研修指定研修機関 | |
特殊設備 | リニアック、MRI、CR画像処理装置、CTスキャナー、RI検査、 血管連続撮影装置、高気圧酸素治療装置、無菌治療室、全身薬浴槽、 マンモグラフィ、エアーフローティング装置、サイクロトロン | |
付属施設 | 院内託児所、オホーツクPETセンター | |
許可された基準 | 施設基準に係る届出事項 | |
負担軽減に係る取り組み | 病院勤務医・医療従事者・看護職員の負担軽減に係る取り組み |
沿革
昭和10年11月 | 日本赤十字社北海道支部野付牛療院として開設 内科・外科・小児科・産婦人科・耳鼻咽喉科・眼科・物療開設 (一般病床62床) |
昭和13年11月 | 一般病床38床増床 (一般病床100床) |
昭和14年4月 | 日本赤十字社北海道支部看護婦講習所開設 |
昭和16年4月 | 乙種救護看護婦養成所に変更 |
昭和16年9月 | 小清水分院開設 |
昭和17年6月 | 市制施行・北見病院に改称 |
昭和18年1月 | 北見赤十字病院に改称 |
昭和19年3月 | 一般病床47床増床 (一般病床147床) |
昭和20年12月 | 生田原分院開設 |
昭和22年2月 | 置戸分院開設 |
昭和26年6月 | 一般病床45床増床 (一般病床192床) |
昭和27年4月 | 北見赤十字高等看護学院開設(養成所廃止) |
昭和29年4月 | 置戸分院、置戸赤十字病院として独立 |
昭和29年9月 | 北見市立厚生病院より伝染病床20床の経営委託を受ける (一般病床192床、伝染病床20床 計212床) |
昭和32年11月 | 結核病床62床設ける (一般病床192床、結核病床62床、伝染病床20床 計274床) |
昭和33年9月 | 総合病院承認 |
昭和34年12月 | 精神神経科開設 一般病床6床、精神病床50床設ける (一般病床198床、結核病床62床、精神病床50床、伝染病床20床 計330床) |
昭和36年5月 | 精神病床50床増床 (一般病床198床、結核病床62床、精神病床100床、伝染病床20床 計380床) |
昭和37年8月 | 整形外科開設 |
昭和38年12月 | 一般病床70床増床 (一般病床268床、結核病床62床、精神病床100床、伝染病床20床 計450床) |
昭和39年3月 | 生田原分院、生田原町に有償移管 |
昭和39年4月 | 小清水分院、小清水赤十字病院として独立 隔離病床35床の診療委託を受ける (一般病床268床、結核病床62床、精神病床100床、伝染病床35床 計465床) |
昭和39年5月 | 皮膚科開設 |
昭和41年2月 | 一般病床50床増床 (一般病床318床、結核病床62床、精神病床100床、伝染病床35床 計515床) |
昭和44年8月 | 第一期工事竣工(東館) |
昭和50年1月 | 結核病床62床を一般病床52床に転用する (一般病床370床、精神病床100床、伝染病床35床 計505床) |
昭和51年1月 | 泌尿器科開設 |
昭和51年7月 | 法改正により北見赤十字看護専門学校に改称 |
昭和54年8月 | 麻酔科開設 |
昭和55年3月 | 看護専門学校・体育館新設工事竣工 |
昭和55年9月 | 第二期工事竣工(西館) 地域センター病院指定 |
昭和55年11月 | リハビリセンター開設 |
昭和59年3月 | 第三期工事竣工(北館) |
昭和59年4月 | 精神病床34床、一般病床62床増床 (一般病床432床、精神病床134床、伝染病床35床 計601床) |
昭和59年8月 | 一般病床25床増床 (一般病床457床、精神病床134床、伝染病床35床 計626床 |
昭和60年4月 | 北見市中央小学校病弱学級(つくし学級)開設 |
昭和62年10月 | 救急病院告示指定を受ける |
昭和63年5月 | 循環器科開設 |
平成2年4月 | 第四期工事着工(南館) |
平成2年11月 | 脳神経外科開設 |
平成4年4月 | 救命救急センター開設・地方センター病院指定、形成外科開設 |
平成4年10月 | 放射線科開設 |
平成5年12月 | 第四期工事竣工(南館)、一般病床120床増床 (一般病床577床、精神病床134床、伝染病床15床 計726床) 総合リハビリテーション承認 |
平成7年4月 | 健康管理センター開設 |
平成8年3月 | エイズ診療拠点病院指定 |
平成8年7月 | 一般病床49床増床 (一般病床626床、精神病床134床、伝染病床15床 計775床) |
平成9年1月 | 地域災害医療センター病院指定 |
平成9年12月 | 北見市夜間急病センター委託開始 |
平成11年4月 | 伝染病症15床から感染病床2床に変更 (一般病床626床、精神病床134床、感染病床2床 計762床) |
平成12年4月 | 居宅介護支援事業所の指定 |
平成13年4月 | 消化器科開設 |
平成13年7月 | オーダリングシステム開始 |
平成14年3月 | 北見赤十字看護専門学校閉校 |
平成14年8月 | 精神科病床67床削減 (一般病床626床、精神病床67床、感染病床2床 計695床) |
平成14年9月 | 病床種別変更届提出(一般病床626床、精神病床67床、感染病床2床 計695床) 精神科デイ・ケア開設 |
平成15年8月 | 【WHO・ユニセフの赤ちゃんにやさしい病院 BFH ( Baby Friendly Hospital )認定】 |
平成15年10月 | 臨床研修病院指定 |
平成16年4月 | 小児救急医療拠点病院指定 |
平成16年4月 | 【病院機能評価認定(一般病院ver4.0)】 |
平成17年1月 | 【がん診療連携拠点病院指定】 |
平成17年4月 | 【地域医療支援病院 承認】 |
平成18年6月 | 診断群別定額払い方式(DPC)開始 |
平成18年6月 | 【マンモグラフィ検診施設画像認定施設】 |
平成18年10月 | 一般病床15床削減 (一般病床611床、精神病床67床、感染病床2床 計680床) |
平成19年2月 | 【日本人間ドック学会機能評価認定病院】 |
平成19年4月 | 日本静脈経腸栄養学会・NST(栄養サポートチーム)稼働施設認定 |
平成19年11月 | 【日本がん治療認定医機構 認定研修施設 認定】 |
平成20年7月 | 病院名称の変更 総合病院北見赤十字病院から北見赤十字病院へ(平成20年7月1日) |
平成21年7月 | ペインクリニック・心療内科開設 |
平成21年9月 | 昭和大学との医療人の育成に関する協定書の締結 |
平成22年8月 | オホーツク医療環境研究講座・研究室 開設 |
平成22年12月 | 居宅介護支援事業所指定の廃止 |
平成23年3月 | 北見市夜間急病センター受託終了 |
平成24年4月 | 認知症疾患医療センター開設 |
平成24年6月 | 緩和ケア内科 開設 |
平成24年9月 | 移転新築・改修工事 着工 |
平成26年4月 | オホーツクPETセンター 開設 |
平成26年11月 | ペインクリニック・心療内科の廃止 |
平成26年12月 | 一般病床121床削減(一般病床490床、精神病床67床、感染病床2床 計559床) 移転新築・改修工事(本館竣工) |
平成26年12月 | ペインクリニック内科開設 |
平成27年6月 | 精神病床27床削減(一般病床490床、精神病床40床、感染病床2床 計532床) 移転新築・改築工事(北館竣工) |
平成27年6月 | 歯科口腔外科開設 |
平成27年12月 | 移転新築・改修工事 竣工(本館・北館・多目的ホールミント) |
平成28年3月 | グランドオープン・創立八十周年 記念式典 |
平成28年4月 | 救急ワークステーション開設 |
平成29年11月 | 【病院機能評価認定(一般病院2)】 |
平成30年4月 | 北海道立北見病院指定管理者制度開始 |
平成31年4月 | 内視鏡手術支援ロボット「ダ・ヴィンチ」導入 |
医療機関認定状況
ユニセフ・WHO 赤ちゃんにやさしい病院(Baby Friendly Hospital)認定病院
北見赤十字病院は赤ちゃんにやさしい病院(Baby Friendly Hospital)です
当院は、平成13年12月に認定申請を行い、平成14年5月に現地調査を受けており、初回は業務手順や施設設備等の問題から認定に至らなかった経緯があります。
次回は、「必ず認定・合格を目指す」との関係スタッフの強い意気込みの中、平成14年10月に「BFH認定推進委員会」を立ち上げ、幾度となく部会・委員会を開催し、問題点・改善点を積極的に話し合い、万全の体制で望むべく平成15年5月12日(日)を迎えました。
1年間の当院の新たな取り組みについて、医師・看護師スタッフを始め、入院患者様や通院中の患者様にも、当院のスタッフの取り組みや対応・指導等について、個別に質問される大変厳しい内容の審査でした。
評価結果までの1ヶ月間、スタッフの取り組みは どうだったのか心配をした日々も、今回やっと報われました。
まだまだ、課題等はあるものの、今後において継続した「赤ちゃんにやさしい病院」として、次の世代のスタッフに伝授して行く事が一番大切だと考えます。
今後とも、患者様からのご意見ご要望に少しでも近づける病院を目指し、職員一同取り組んで参ります。
Baby Friendly Hospital(BFH) 赤ちゃんにやさしい病院とは?
1991年7月4日、ユニセフとWHOは1989年3月に発表された「母乳育児を成功させるための10カ条」が、全ての産科でお母さんに母乳育児を奨励する事によって、赤ちゃんが人生を可能な限り最善の形でスタートできるようにしようとするもの・・・を採用し、実践する病院など産科施設を「赤ちゃんにやさしい病院」として認定する事を決定しました。
母乳育児を成功させるための10ヶ条(ユニセフ・WHOによる共同声明)
- 母乳育児の方針を全ての医療に関わっている人に、常に知らせること。
- 全ての医療従事者に母乳育児をするために必要な知識と技術を教えること。
- 全ての妊婦に母乳育児の良い点とその方法良く知らせること。
- 母親が分娩後、30分以内に母乳を飲ませられるように援助すること。
- 母親に授乳の指導を十分にし、もし 赤ちゃんから離れることがあっても母乳の分泌を維持する方法を教えてあげること。
- 医学的に必要でないのに母乳以外のもの、水分、糖水、人工乳を与えないこと。
- 母子同室にすること。赤ちゃんと母親が一日中24時間、一緒にいられるようにすること。
- 赤ちゃんが欲しがるときは、欲しがるままの授乳を進めること。
- 母乳を飲んでいる赤ちゃんにゴムの乳首やおしゃぶりを与えないこと。
- 母乳育児のための支援グループを作って援助し、退院する母親に、このようなグループを紹介すること。
日本母乳の会ホームページは【こちら】から
がん診療連携拠点病院指定
地域がん診療連携拠点病院とは
地域がん診療連携拠点病院とは がん診療の地域格差をなくし,地域住民が質の高いがん診療を受けられることを目的として厚生労働大臣が指定する、がん診療の拠点病院です。当院は平成17年1月17日に指定を受けました。
地域がん診療連携拠点病院広報
地域医療支援病院
地域医療支援病院の承認を受けました
北見赤十字病院は、平成17年4月28日付けで北海道で4番目の地域医療支援病院の承認を受けました。
地域医療支援病院とは
現在の医療制度では、地域の医院や病院などそれぞれの医療機関が特性を活かし、役割分担することで病気を治していく「地域完結型医療」が求められています。
具体的には、病気やけがの日常診療は、かかりつけ医が受け持ち、専門外来・入院治療・救急医療は地域の基幹病院の役割となります。
さらに、手術・救急の患者様を受け入れるベッドを常に確保するため、急性期の治療が終了した回復期の患者様は、できるだけ地域の医療機関に受け持っていただくことになります。この連携の中核となる病院が、知事が承認する「地域医療支援病院」です。
当院をご利用いただく皆様にご理解・ご協力をいただきたいこと
- 紹介患者様は、正面玄関右「地域医療連携室・紹介患者様専用受付窓口」にて受付をお願いします。
- かかりつけ医からの紹介患者様や救急患者様を優先的に受け入れることになっております。
- 初診の際は、できるだけ紹介状をご持参くださいますようお願いいたします。
- 当院は開放病床の運用を行っております。必要に応じ患者様の同意を得て、かかりつけ医(登録医)と当院医師による共同診療を行います。
地域医療支援病院の主な承認条件
- 基準を満たす、他の医療機関との連携実績があること。
- 地域の医療機関に、病院の施設・医療機器・ベッドを開放し共同利用すること。
- 24時間体制の救急医療を提供すること。
- 地域の医療従事者に対する資質向上の研修を実施すること。
- 地域連携の運用にあたっては、外部有識者による委員会を継続開催し審議を受けること。
マンモグラフィ検診施設画像認定施設
マンモグラフィ検診施設画像認定を受けました
当院は、2006年6月1日付けで マンモグラフィ検診精度管理中央委員会のマンモグラフィ検診施設画像認定を受けました。
マンモグラフィ検診精度管理中央委員会は、マンモグラフィの精度管理について検討し、その管理運営を行うことを目的として設置された特定非営利活動法人です。
マンモグラフィ検診施設画像認定とは、マンモグラフィ検診の精度を高め維持する事を目的に、乳房撮影装置や実際に撮影されたX線写真、撮影に要したX線量などを総合的に評価し、乳房撮影に必要とされる基準をすべて満たした施設をマンモグラフィ検診精度管理中央委員会が認定するものです。
当院において乳房撮影を安心して受けていただくため、今回の認定を機に、さらに研鑽に努め、地域の人々の健康増進に務めます。
日本がん治療認定医機構 研修施設認定
日本がん治療認定医機構 研修施設認定を受けました
当院は、2007年11月1日付けで 日本がん治療認定医機構の審査により、認定研修施設として認定されました。
日本認知症学会 教育施設認定
日本認知症学会 教育施設認定を受けました
当院は、2017年4月1日付けで 日本認知症学会専門医制度における教育施設として認定されました。
公益財団法人 日本医療機能評価機構 病院機能評価認定病院
公益財団法人 日本医療機能評価機構 病院機能評価 認定を受けました
当院は、2017年11月10日付けで 公益財団法人 日本医療機能評価機構 3rdG:Ver.1.1 一般病院2として認定されました。
ISO15189 認定
ISO15189 認定を取得しました
2018年4月24日、日本適合性認定協会(JAB)の認定委員会にて、当院の臨床検査科が「ISO15189」に認定されました。
全国で145施設目の認定で、北海道では7施設目、検査センターを除く病院施設では、道内5施設目となり、道東(旭川以北、以東)で初の認定となります。
ISO15189とは、国際標準化機構(ISO;International Organization for Standardization)が設定する臨床検査室の品質と能力に関する臨床検査に特化した国際規格で、認定を取得した臨床検査室は、国際的に認められた仕組みに基づいて運営され、信頼性の高い検査結果を提供できる技術と能力が国際的な基準を満たしていることを意味します。
NPO法人卒後臨床研修評価機構(JCEP)
卒後臨床研修評価機構より認定を受けました
当院は、NPO法人臨床研修評価機構の審査を受け、2020年1月1日付で認定証の交付を受けました。認定期間は4年となり、認定証は2年毎に発行されます。
卒後臨床研修評価機構(JCEP)とは、臨床研修病院における研修プログラムや研修状況の評価を行うとともに、優秀な医師の養成に寄与することを目的とした第三者評価機構です。
今後もオホーツク圏域のセンター病院として、卒後臨床研修プログラムの質の向上を図るとともに、これからの医療を担う医師の育成に努めてまいります。
※令和2年1月1日現在の認定病院数 全国266病院 (北海道9病院)
特定行為研修指定研修機関
当院は、保健師助産師看護師法に基づく「特定行為区分に係る特定行為研修」を行う指定研修機関として、令和3年8月17日付で厚生労働省より指定を受けました。
研修を実施する特定行為区分は「創傷管理関連」です。
【特定行為研修とは】
看護師が手順書により特定行為を行う場合に特に必要とされる実践的な理解力、思考力及び判断力並びに高度かつ専門的な知識及び技能であって、全ての特定行為区分に共通するものの向上を図るための研修をいいます。
教育施設認定状況
学 会 名 | 制度名 (正式名称) | 施設名称 (正式名称) |
日本内科学会 | 日本内科学会認定医制度 | 教育関連病院 |
日本整形外科学会 | 整形外科専門医制度 | 研修施設 |
日本麻酔科学会 | 麻酔科専門医制度・麻酔科認定医制度 | 認定病院 |
日本眼科学会 | 日本眼科学会専門医制度 | 専門医研修施設 (一般研修施設) |
日本産科婦人科学会 | 社団法人日本産婦人科学会専門医制度 | 専攻医指導施設 周産期登録施設 |
日本耳鼻咽喉科学会 | 日本耳鼻咽喉科学会認定耳鼻咽喉科専門医制度 | 専門医研修施設 |
日本頭頸部外科学会 | 頭頸部がん専門医制度 | 準認定施設 |
日本泌尿器科学会 | 日本泌尿器科学会専門医制度 | 基幹教育施設 |
日本形成外科学会 | 日本形成外科学会専門医制度 | 認定施設 |
日本外科学会 | 外科専門医制度 | 指定関連施設 |
日本循環器学会 | 日本循環器学会認定循環器専門医制度 | 研修施設 |
日本消化器病学会 | 日本消化器病学会専門医制度 | 認定施設 |
日本小児科学会 | 小児科専門医制度 | 研修施設 |
日本消化器外科学会 | 日本消化器外科学会専門医制度 | 指定修練施設 |
日本脳神経外科学会 | 脳神経外科学会専門医制度 | 研修教育病院 |
日本胸部外科学会 | 日本胸部外科学会認定医認定制度 | 関連施設 |
日本消化器内視鏡学会 | 日本消化器内視鏡学会専門医制度 | 指導施設 |
日本病理学会 | 病理専門医制度 | 研修登録施設 |
日本脳卒中学会 | 脳卒中専門医制度 | 研修教育病院 |
日本医学放射線学会 | 日本医学放射線学会専門医制度 | 専門医修練機関 |
日本周産期・新生児医学会 | 新生児専門医制度,母体・胎児専門医制度 | 新生児専門医指定研修施設 |
日本周産期・新生児医学会 | 周産期専門医制度 | 周産期専門医(母体・胎児)暫定認定施設 |
日本精神神経学会 | 社団法人 日本精神神経学会 精神科専門医制度 | 研修施設 |
日本臨床腫瘍学会 | 日本腫瘍学会 専門医制度 | 認定研修施設(連携施設) |
日本リウマチ学会 | 日本リウマチ学会専門医制度 | 教育施設 |
日本乳癌学会 | 日本乳癌学会認定医・専門医制度 | 関連施設 |
日本高血圧学会 | 日本高血圧学会専門医制度 | 認定施設 |
日本心血管インターベンション治療学会 | 日本心血管インターベンション治療学会専門医制度 | 研修関連施設 |
日本血液学会 | 日本血液学会認定 | 日本血液学会認定 |
日本口腔外科学会 | 日本口腔外科学会専門医制度 | 准研修施設 |
日本認知症学会 | 日本認知症学会専門医制度 | 教育施設 |
日本有病者歯科医療学会 | 日本有病者歯科医療学会認定医制度 | 認定研修歯科診療施設 |
_ | National Clinical Database | 施設会員 |
_ | 日本がん治療認定医機構 | 認定研修施設 |
_ | 日本スキンバンクネットワーク | 加入施設 |
補助金整備事業
情報公開
概要
日本赤十字社は、平成14年4月1日から、全国の支部、病院、血液センター、福祉施設を窓口として、情報公開を行っています。
日本赤十字社の情報公開は、法律により義務付けられたものではありませんが、国民・社員の皆さまのご理解・ご協力のもとに活動を展開している団体として、自主的に情報公開を行い、事業および運営の透明性をより一層確保することを目的としています。
開示対象文書
情報開示を行うのは、平成13年4月以降に作成または取得された文書ですが、決算書などについてはそれ以前のものも開示します。詳しくは、お近くの赤十字施設または下記連絡先までお問い合わせください。
開示の申出
開示の申出はどなたでも行えます。申出の際は、次の申出書をご利用ください。
【開示申出書の様式】
申出の際は、お近くの赤十字施設の情報公開担当窓口で、開示を求める文書を特定して申出書にご記入いただくことが原則ですが、郵送等でも受付可能ですので各情報公開担当者までご連絡下さい。また、申出や開示の実施には所定の手数料が必要となります。
※詳しい制度の仕組みや手続きについては、次の要綱をご参照ください。
情報公開に関する問い合わせ先
日本赤十字社 コンプライアンス統括室
TEL 03-3437-7512
または赤十字各施設の情報公開担当窓口
治験審査委員会
治験審査委員会に関する情報は以下からご参照いただけます。
【治験審査委員会委員名簿】(2021年4月1日現在)
治験審査委員会開催予定日および会議の記録の概要
開催場所:北見赤十字病院 会議室
年 | 開催予定日 | 申請締切日 | 会議の記録の概要 |
2020年 | 1月22日(水) | 1月 8日(水) | 中止 |
2月26日(水) | 2月12日(水) | 概要 | |
3月25日(水) | 3月11日(水) | 概要 | |
4月22日(水) | 4月 8日(水) | ||
5月27日(水) | 5月13日(水) | ||
6月24日(水) | 6月10日(水) | ||
7月22日(水) | 7月 8日(水) | ||
8月26日(水) | 8月12日(水) | ||
9月23日(水) | 9月 9日(水) | ||
10月28日(水) | 10月14日(水) | ||
11月25日(水) | 11月11日(水) | ||
12月23日(水) | 12月 9日(水) | ||
2021年 | 1月27日(水) | 1月13日(水) | |
2月24日(水) | 2月10日(水) | ||
3月24日(水) | 3月10日(水) |
※原則,毎月第4水曜日の開催です。
※開催日は,前の月のIRB・倫理委員会にて確定となります。
過去記録
研究計画書、委員名簿、書式一括ダウンロード(zip形式、281KB)
倫理委員会
倫理委員会に関する情報は以下からご参照いただけます。
【倫理委員会規程】
倫理委員会開催予定日
年 | 開催予定日 | 申請締切日 | 会議の記録の概要 |
2020年 | 1月22日(水) | 1月 8日(水) | |
2月26日(水) | 2月12日(水) | ||
3月25日(水) | 3月11日(水) | ||
4月22日(水) | 4月 8日(水) | ||
5月27日(水) | 5月13日(水) | ||
6月24日(水) | 6月10日(水) | ||
7月22日(水) | 7月 8日(水) | ||
8月26日(水) | 8月12日(水) | ||
9月23日(水) | 9月 9日(水) | ||
10月28日(水) | 10月14日(水) | ||
11月25日(水) | 11月11日(水) | ||
12月23日(水) | 12月 9日(水) | ||
2021年 | 1月27日(水) | 1月13日(水) | |
2月24日(水) | 2月10日(水) | ||
3月24日(水) | 3月10日(水) |
補助金整備事業
平成22年度広域救急医療対策事業 | 人工呼吸器インファントフロー SiPAP |
平成22年度北網地域医療再生事業補助金 (遠隔画像診断システム整備事業) | 術中病理迅速検査システム デジタルマイクロスコープ |
平成22年度新型インフルエンザ患者受入 医療機関開設整備補助金 | 人工呼吸器VELAコンプリ |
平成22年度広域救急医療対策事業 | 人工呼吸器ハミングX |
平成22年度北網地域医療再生事業 (遠隔画像診断システム整備事業) | 生理検査波形参照システム |
平成22年度北網地域医療再生事業 (遠隔画像診断システム整備事業) | 地域医療連携システム |
平成22年度新型インフルエンザ患者受入 医療機関開設整備補助金 | パッケージ型排気HEPAユニット |
平成22年度北網地域医療再生計画 (特設講座事業) | 電子カルテ端末 3台 |
平成23年度北網地域医療再生計画 (特設講座事業) | 超音波治療器 |
平成23年度北網地域医療再生計画 (特設講座事業) | 嚥下造影対応チェア コンバーVFX |
平成23年度北網地域医療再生計画 (遠隔画像診断システム整備事業) | 北網地域四大疾病統計システム |
平成23年度広域救急医療対策事業 (小児医療施設設備事業) | 人工呼吸器 ベンチレーター840 |
平成23年度北網地域医療再生計画 (遠隔画像診断システム等整備事業) | 遠隔画像診断システム |
平成24年度地域医療広域連携推進事業 (設備整備事業) | 核医学画像診断装置 Infinia3 |
平成24年度広域救急医療対策事業 (小児医療施設設備整備事業) | 新生児人工呼吸器 ベビーログ8000 |
平成24年度北網地域医療再生事業 (周産期救急ドクターカー配備事業) | ・搬送用保育器 トランスカプセル V-707 |
トヨタ救急車 ハイメディック | |
平成24年度北網地域医療再生事業 (遠隔画像診断システム等整備事業) | Webカンファレンスシステム |
平成25年度北網地域医療再生計画 (特設講座事業) | 肺運動負荷モニタリングシステム CPX |
補助金整備事業
理念
人道・博愛に基づき、患者さんを尊重した医療を提供し、地域の期待と信頼に応えます。
基本方針
- 真に患者本位の医療を提供する、質の高い病院を目指します。
- 二次~三次の救急医療と高度医療の充実した病院を目指します。
- 国内外やオホーツク地域の災害・救護医療を担います。
- すべての職員が成長でき、働く満足度の高い病院を目指します。
- 次世代を担う人材育成のための、教育・研修に努めます。
- 健全経営を行い、医療活動を通じて地域社会に還元します。
患者さんの権利
- 人間としての尊厳が守られ、公平で良質な医療を受ける権利があります。
- 理解・納得できる十分な説明と情報提供を受ける権利があります。
- ご自分の意思で診療を選択し決定する権利があります。
- セカンドオピニオン(他の病院・医師の意見を聞く)を受ける権利があります。
- プライバシーを保護される権利があります。
患者さんの責務
- ご本人であることを確認するために、ご自身で名前をお伝え下さい。
- アレルギー歴、病歴等について出来るだけ正確にお伝え下さい。
- 医療スタッフの説明を良くお聞きになり、ご理解のうえ治療や検査などの医療行為をお受け下さい。
- 病院内では秩序を保ち、他の患者さんのご迷惑にならない様に努めて下さい。
- 医療費は速やかにお支払い下さい。
- 当院は臨床研修病院として、卒前・卒後研修教育を担っています、医療専門職の育成にご理解・ご協力下さい。
病院長挨拶
2019年4月に北見赤十字病院の8代目院長に就任しました荒川穣二と申します。
当院は、昭和10年11月10日に日本赤十字社北海道野付牛療院として開設し、昭和18年1月に現在の北見赤十字病院に改称して、創立84年を迎えております。オホーツク三次医療圏(北網二次医療圏および遠紋二次医療圏)の地方センター病院として、中核的な病院と位置づけられています。オホーツク圏域の面積は、三次医療圏として岐阜県の面積を上回る全国で9番目の広大な面積を有しています。一方で、2019年2月に厚生労働省が発表した医師偏在指標(住民の年齢や性別から導き出される受診率、医師の年齢から推定される労働量、患者の流入状況などのデータを基に算出)では、全国の二次医療圏335において、北網二次医療圏135.2(253位)、遠紋二次医療圏115.3(292位)と全国平均238.3を大きく下回り、医師少数区域と指定され、慢性的に医師不足の状況が続いています。少子高齢化の進むなか、北網圏、遠紋圏の人口は、年々減少し高齢化することが推定されています。しかし、高齢化により北網圏においては、入院患者数は2030年まで、増加することが見込まれています。当院の役割の一つは、オホーツク圏域の病院や介護施設、さらに行政等と連携し、地域完結型の医療体系において、高度急性期、急性期医療の一旦を担うことです。2016年4月には北見市消防組合と提携して救急ワークステーションを救命救急センターに併設し,日勤帯でのドクターカーの運用を開始しました。2018年4月から隣接する道立北見病院が当院の指定管理となり、協力して一体的に運営することとなりました。指定管理運営委員会を毎月一度開催し、運営に関して協議を行い、高度かつ効率的な医療を展開できるよう動き出しました。2019年4月にダビンチによる前立腺の手術が開始となり、また血液疾患患者の増加に伴い、無菌室を二床増床します。時代に即した設備投資や職員の教育研修も重要と考えています。職員にとって、医療人として働くことの楽しさや、成長を感じることができる病院であることが、患者さまに良質な医療を提供するためには必要不可欠であると考えています。
赤十字病院の役割の一つに、災害救護活動があります。東日本大震災や先の胆振東部地震では、当院から多くの職員を派遣して救護活動を行いました。災害は、いつ発生するか予測不能な側面もあり、オホーツク圏域の他の災害拠点病院と提携し、合同で訓練も行っています。また国(厚生労働省)が主催する全国規模の災害訓練や赤十字が主催する訓練にも、積極的に参加し、災害に強い病院を目指して、地域の安心・安全な暮らしの拠点となる医療提供体制の整備を更に一層進めていきたいと思っております。
末筆になりますが、当院と道立北見病院が一体となり、オホーツク三次医療圏の高度急性期・急性期医療を担い、オホーツクに住む方々に、高度かつ安全な医療を提供し、雄大な自然や豊かな食資源を堪能し、安心して生活することができるように努めていきます。ご理解ご支援を賜りますようお願い申し上げます。
当院の取り組み
北見赤十字病院の取り組みについては【こちら】をご覧ください。
概要
敷地面積 | 35,149.88㎡ | |
建物延面積 | 本館(免震) 35,513.51㎡ 北館(耐震) 11,238.49㎡ PET棟(耐震) 1,297.85㎡ | |
開設年月日 | 昭和10年11月10日 | |
許可病床数 | 532床 (一般病床:490床、精神病床:40床、感染症病床:2床) | |
診療標榜科 | 26科目 内科、消化器内科、腫瘍内科、神経精神科、循環器内科、小児科、小児外科、外科、消化器外科、呼吸器外科、整形外科、リハビリテーション科、形成外科、脳神経外科、皮膚科、泌尿器科、産婦人科、眼科、 頭頸部・耳鼻咽喉科、放射線科、麻酔科、ペインクリニック内科、腫瘍精神科、緩和ケア内科、病理診断科、歯科口腔外科 | |
職員数 (令和3年4月1日現在) | 総職員数 | 1171名 |
医師 | 121名 (内、常勤嘱託医8名、非常勤嘱託医4名、研修医19名) | |
看護師・助産師・保健師 | 591名 | |
准看護師 | 17名 | |
医療技師 | 161名 (内訳:薬剤師27名、臨床検査技師39名、診療放射線技師27名、理学療法士23名、作業療法士13名、言語聴覚士5名、管理栄養士6名、公認心理師3名、ME7名、視能訓練士6名、歯科衛生士5名) | |
事務職員 | 179名 (内、クラーク14名、外来MC51名) | |
看護助手 | 55名 | |
技術員・業務員 | 35名 | |
保育士 | 12名 | |
機能・認定 | 保険医療機関、基幹型臨床研修指定病院、臓器提供施設、救急告示病院、生活保護法指定医療機関、結核指定医療機関 救命救急センター、労災保険指定医療機関、第二種感染症指定医療機関、小児救急医療拠点病院、指定養育医療機関、公害医療機関 病院群輪番制病院、母性保護法指定医療機関、地方センター病院、地域周産期母子医療センター、地域センター病院 原子爆弾被爆者医療指定医療機関、地域災害医療センター、精神保健福祉法第19条の8に基づく指定病院、へき地中核病院、 身体障害者福祉法指定医療機関、 地域医療支援病院、指定自立支援医療機関(精神通院・育成・更生医療)、地域がん診療連携拠点病院、小児がん連携病院指定、特定疾患治療研究事業委託医療機関、 エイズ治療拠点病院、小児慢性特定疾患治療研究事業委託医療機関、認知症疾患医療センター、ユニセフ・WHO 赤ちゃんにやさしい病院(Baby Friendly Hospital)認定病院、マンモグラフィ検診施設画像認定施設、日本がん治療認定医機構 研修施設認定、日本認知症学会 教育施設認定、 公益財団法人日本医療機能評価機構 病院機能評価認定病院、ISO15189認定、特定非営利活動法人 卒後臨床研修評価機構認定病院、公益社団法人 日本診療放射線技師会 医療被ばく低減施設認定 特定行為研修指定研修機関 | |
特殊設備 | リニアック、MRI、CR画像処理装置、CTスキャナー、RI検査、 血管連続撮影装置、高気圧酸素治療装置、無菌治療室、全身薬浴槽、 マンモグラフィ、エアーフローティング装置、サイクロトロン | |
付属施設 | 院内託児所、オホーツクPETセンター | |
許可された基準 | 施設基準に係る届出事項 | |
負担軽減に係る取り組み | 病院勤務医・医療従事者・看護職員の負担軽減に係る取り組み |
沿革
昭和10年11月 | 日本赤十字社北海道支部野付牛療院として開設 内科・外科・小児科・産婦人科・耳鼻咽喉科・眼科・物療開設 (一般病床62床) |
昭和13年11月 | 一般病床38床増床 (一般病床100床) |
昭和14年4月 | 日本赤十字社北海道支部看護婦講習所開設 |
昭和16年4月 | 乙種救護看護婦養成所に変更 |
昭和16年9月 | 小清水分院開設 |
昭和17年6月 | 市制施行・北見病院に改称 |
昭和18年1月 | 北見赤十字病院に改称 |
昭和19年3月 | 一般病床47床増床 (一般病床147床) |
昭和20年12月 | 生田原分院開設 |
昭和22年2月 | 置戸分院開設 |
昭和26年6月 | 一般病床45床増床 (一般病床192床) |
昭和27年4月 | 北見赤十字高等看護学院開設(養成所廃止) |
昭和29年4月 | 置戸分院、置戸赤十字病院として独立 |
昭和29年9月 | 北見市立厚生病院より伝染病床20床の経営委託を受ける (一般病床192床、伝染病床20床 計212床) |
昭和32年11月 | 結核病床62床設ける (一般病床192床、結核病床62床、伝染病床20床 計274床) |
昭和33年9月 | 総合病院承認 |
昭和34年12月 | 精神神経科開設 一般病床6床、精神病床50床設ける (一般病床198床、結核病床62床、精神病床50床、伝染病床20床 計330床) |
昭和36年5月 | 精神病床50床増床 (一般病床198床、結核病床62床、精神病床100床、伝染病床20床 計380床) |
昭和37年8月 | 整形外科開設 |
昭和38年12月 | 一般病床70床増床 (一般病床268床、結核病床62床、精神病床100床、伝染病床20床 計450床) |
昭和39年3月 | 生田原分院、生田原町に有償移管 |
昭和39年4月 | 小清水分院、小清水赤十字病院として独立 隔離病床35床の診療委託を受ける (一般病床268床、結核病床62床、精神病床100床、伝染病床35床 計465床) |
昭和39年5月 | 皮膚科開設 |
昭和41年2月 | 一般病床50床増床 (一般病床318床、結核病床62床、精神病床100床、伝染病床35床 計515床) |
昭和44年8月 | 第一期工事竣工(東館) |
昭和50年1月 | 結核病床62床を一般病床52床に転用する (一般病床370床、精神病床100床、伝染病床35床 計505床) |
昭和51年1月 | 泌尿器科開設 |
昭和51年7月 | 法改正により北見赤十字看護専門学校に改称 |
昭和54年8月 | 麻酔科開設 |
昭和55年3月 | 看護専門学校・体育館新設工事竣工 |
昭和55年9月 | 第二期工事竣工(西館) 地域センター病院指定 |
昭和55年11月 | リハビリセンター開設 |
昭和59年3月 | 第三期工事竣工(北館) |
昭和59年4月 | 精神病床34床、一般病床62床増床 (一般病床432床、精神病床134床、伝染病床35床 計601床) |
昭和59年8月 | 一般病床25床増床 (一般病床457床、精神病床134床、伝染病床35床 計626床 |
昭和60年4月 | 北見市中央小学校病弱学級(つくし学級)開設 |
昭和62年10月 | 救急病院告示指定を受ける |
昭和63年5月 | 循環器科開設 |
平成2年4月 | 第四期工事着工(南館) |
平成2年11月 | 脳神経外科開設 |
平成4年4月 | 救命救急センター開設・地方センター病院指定、形成外科開設 |
平成4年10月 | 放射線科開設 |
平成5年12月 | 第四期工事竣工(南館)、一般病床120床増床 (一般病床577床、精神病床134床、伝染病床15床 計726床) 総合リハビリテーション承認 |
平成7年4月 | 健康管理センター開設 |
平成8年3月 | エイズ診療拠点病院指定 |
平成8年7月 | 一般病床49床増床 (一般病床626床、精神病床134床、伝染病床15床 計775床) |
平成9年1月 | 地域災害医療センター病院指定 |
平成9年12月 | 北見市夜間急病センター委託開始 |
平成11年4月 | 伝染病症15床から感染病床2床に変更 (一般病床626床、精神病床134床、感染病床2床 計762床) |
平成12年4月 | 居宅介護支援事業所の指定 |
平成13年4月 | 消化器科開設 |
平成13年7月 | オーダリングシステム開始 |
平成14年3月 | 北見赤十字看護専門学校閉校 |
平成14年8月 | 精神科病床67床削減 (一般病床626床、精神病床67床、感染病床2床 計695床) |
平成14年9月 | 病床種別変更届提出(一般病床626床、精神病床67床、感染病床2床 計695床) 精神科デイ・ケア開設 |
平成15年8月 | 【WHO・ユニセフの赤ちゃんにやさしい病院 BFH ( Baby Friendly Hospital )認定】 |
平成15年10月 | 臨床研修病院指定 |
平成16年4月 | 小児救急医療拠点病院指定 |
平成16年4月 | 【病院機能評価認定(一般病院ver4.0)】 |
平成17年1月 | 【がん診療連携拠点病院指定】 |
平成17年4月 | 【地域医療支援病院 承認】 |
平成18年6月 | 診断群別定額払い方式(DPC)開始 |
平成18年6月 | 【マンモグラフィ検診施設画像認定施設】 |
平成18年10月 | 一般病床15床削減 (一般病床611床、精神病床67床、感染病床2床 計680床) |
平成19年2月 | 【日本人間ドック学会機能評価認定病院】 |
平成19年4月 | 日本静脈経腸栄養学会・NST(栄養サポートチーム)稼働施設認定 |
平成19年11月 | 【日本がん治療認定医機構 認定研修施設 認定】 |
平成20年7月 | 病院名称の変更 総合病院北見赤十字病院から北見赤十字病院へ(平成20年7月1日) |
平成21年7月 | ペインクリニック・心療内科開設 |
平成21年9月 | 昭和大学との医療人の育成に関する協定書の締結 |
平成22年8月 | オホーツク医療環境研究講座・研究室 開設 |
平成22年12月 | 居宅介護支援事業所指定の廃止 |
平成23年3月 | 北見市夜間急病センター受託終了 |
平成24年4月 | 認知症疾患医療センター開設 |
平成24年6月 | 緩和ケア内科 開設 |
平成24年9月 | 移転新築・改修工事 着工 |
平成26年4月 | オホーツクPETセンター 開設 |
平成26年11月 | ペインクリニック・心療内科の廃止 |
平成26年12月 | 一般病床121床削減(一般病床490床、精神病床67床、感染病床2床 計559床) 移転新築・改修工事(本館竣工) |
平成26年12月 | ペインクリニック内科開設 |
平成27年6月 | 精神病床27床削減(一般病床490床、精神病床40床、感染病床2床 計532床) 移転新築・改築工事(北館竣工) |
平成27年6月 | 歯科口腔外科開設 |
平成27年12月 | 移転新築・改修工事 竣工(本館・北館・多目的ホールミント) |
平成28年3月 | グランドオープン・創立八十周年 記念式典 |
平成28年4月 | 救急ワークステーション開設 |
平成30年4月 | 北海道立北見病院指定管理者制度開始 |
平成31年4月 | 内視鏡手術支援ロボット「ダ・ヴィンチ」導入 |
医療機関認定状況
ユニセフ・WHO 赤ちゃんにやさしい病院(Baby Friendly Hospital)認定病院
北見赤十字病院は赤ちゃんにやさしい病院(Baby Friendly Hospital)です
当院は、平成13年12月に認定申請を行い、平成14年5月に現地調査を受けており、初回は業務手順や施設設備等の問題から認定に至らなかった経緯があります。
次回は、「必ず認定・合格を目指す」との関係スタッフの強い意気込みの中、平成14年10月に「BFH認定推進委員会」を立ち上げ、幾度となく部会・委員会を開催し、問題点・改善点を積極的に話し合い、万全の体制で望むべく平成15年5月12日(日)を迎えました。
1年間の当院の新たな取り組みについて、医師・看護師スタッフを始め、入院患者様や通院中の患者様にも、当院のスタッフの取り組みや対応・指導等について、個別に質問される大変厳しい内容の審査でした。
評価結果までの1ヶ月間、スタッフの取り組みは どうだったのか心配をした日々も、今回やっと報われました。
まだまだ、課題等はあるものの、今後において継続した「赤ちゃんにやさしい病院」として、次の世代のスタッフに伝授して行く事が一番大切だと考えます。
今後とも、患者様からのご意見ご要望に少しでも近づける病院を目指し、職員一同取り組んで参ります。
Baby Friendly Hospital(BFH) 赤ちゃんにやさしい病院とは?
1991年7月4日、ユニセフとWHOは1989年3月に発表された「母乳育児を成功させるための10カ条」が、全ての産科でお母さんに母乳育児を奨励する事によって、赤ちゃんが人生を可能な限り最善の形でスタートできるようにしようとするもの・・・を採用し、実践する病院など産科施設を「赤ちゃんにやさしい病院」として認定する事を決定しました。
母乳育児を成功させるための10ヶ条(ユニセフ・WHOによる共同声明)
- 母乳育児の方針を全ての医療に関わっている人に、常に知らせること。
- 全ての医療従事者に母乳育児をするために必要な知識と技術を教えること。
- 全ての妊婦に母乳育児の良い点とその方法良く知らせること。
- 母親が分娩後、30分以内に母乳を飲ませられるように援助すること。
- 母親に授乳の指導を十分にし、もし 赤ちゃんから離れることがあっても母乳の分泌を維持する方法を教えてあげること。
- 医学的に必要でないのに母乳以外のもの、水分、糖水、人工乳を与えないこと。
- 母子同室にすること。赤ちゃんと母親が一日中24時間、一緒にいられるようにすること。
- 赤ちゃんが欲しがるときは、欲しがるままの授乳を進めること。
- 母乳を飲んでいる赤ちゃんにゴムの乳首やおしゃぶりを与えないこと。
- 母乳育児のための支援グループを作って援助し、退院する母親に、このようなグループを紹介すること。
日本母乳の会ホームページは【こちら】から
がん診療連携拠点病院指定
地域がん診療連携拠点病院とは
地域がん診療連携拠点病院とは がん診療の地域格差をなくし,地域住民が質の高いがん診療を受けられることを目的として厚生労働大臣が指定する、がん診療の拠点病院です。当院は平成17年1月17日に指定を受けました。
地域がん診療連携拠点病院広報
地域医療支援病院
地域医療支援病院の承認を受けました
北見赤十字病院は、平成17年4月28日付けで北海道で4番目の地域医療支援病院の承認を受けました。
地域医療支援病院とは
現在の医療制度では、地域の医院や病院などそれぞれの医療機関が特性を活かし、役割分担することで病気を治していく「地域完結型医療」が求められています。
具体的には、病気やけがの日常診療は、かかりつけ医が受け持ち、専門外来・入院治療・救急医療は地域の基幹病院の役割となります。
さらに、手術・救急の患者様を受け入れるベッドを常に確保するため、急性期の治療が終了した回復期の患者様は、できるだけ地域の医療機関に受け持っていただくことになります。この連携の中核となる病院が、知事が承認する「地域医療支援病院」です。
当院をご利用いただく皆様にご理解・ご協力をいただきたいこと
- 紹介患者様は、正面玄関右「地域医療連携室・紹介患者様専用受付窓口」にて受付をお願いします。
- かかりつけ医からの紹介患者様や救急患者様を優先的に受け入れることになっております。
- 初診の際は、できるだけ紹介状をご持参くださいますようお願いいたします。
- 当院は開放病床の運用を行っております。必要に応じ患者様の同意を得て、かかりつけ医(登録医)と当院医師による共同診療を行います。
地域医療支援病院の主な承認条件
- 基準を満たす、他の医療機関との連携実績があること。
- 地域の医療機関に、病院の施設・医療機器・ベッドを開放し共同利用すること。
- 24時間体制の救急医療を提供すること。
- 地域の医療従事者に対する資質向上の研修を実施すること。
- 地域連携の運用にあたっては、外部有識者による委員会を継続開催し審議を受けること。
マンモグラフィ検診施設画像認定施設
マンモグラフィ検診施設画像認定を受けました
当院は、2006年6月1日付けで マンモグラフィ検診精度管理中央委員会のマンモグラフィ検診施設画像認定を受けました。
マンモグラフィ検診精度管理中央委員会は、マンモグラフィの精度管理について検討し、その管理運営を行うことを目的として設置された特定非営利活動法人です。
マンモグラフィ検診施設画像認定とは、マンモグラフィ検診の精度を高め維持する事を目的に、乳房撮影装置や実際に撮影されたX線写真、撮影に要したX線量などを総合的に評価し、乳房撮影に必要とされる基準をすべて満たした施設をマンモグラフィ検診精度管理中央委員会が認定するものです。
当院において乳房撮影を安心して受けていただくため、今回の認定を機に、さらに研鑽に努め、地域の人々の健康増進に務めます。
日本がん治療認定医機構 研修施設認定
日本がん治療認定医機構 研修施設認定を受けました
当院は、2007年11月1日付けで 日本がん治療認定医機構の審査により、認定研修施設として認定されました。
日本認知症学会 教育施設認定
日本認知症学会 教育施設認定を受けました
当院は、2017年4月1日付けで 日本認知症学会専門医制度における教育施設として認定されました。
公益財団法人 日本医療機能評価機構 病院機能評価認定病院
公益財団法人 日本医療機能評価機構 病院機能評価 認定を受けました
当院は、2017年11月10日付けで 公益財団法人 日本医療機能評価機構 3rdG:Ver.1.1 一般病院2として認定されました。
ISO15189 認定
ISO15189 認定を取得しました
2018年4月24日、日本適合性認定協会(JAB)の認定委員会にて、当院の臨床検査科が「ISO15189」に認定されました。
全国で145施設目の認定で、北海道では7施設目、検査センターを除く病院施設では、道内5施設目となり、道東(旭川以北、以東)で初の認定となります。
ISO15189とは、国際標準化機構(ISO;International Organization for Standardization)が設定する臨床検査室の品質と能力に関する臨床検査に特化した国際規格で、認定を取得した臨床検査室は、国際的に認められた仕組みに基づいて運営され、信頼性の高い検査結果を提供できる技術と能力が国際的な基準を満たしていることを意味します。
NPO法人卒後臨床研修評価機構(JCEP)
卒後臨床研修評価機構より認定を受けました
当院は、NPO法人臨床研修評価機構の審査を受け、2020年1月1日付で認定証の交付を受けました。認定期間は4年となり、認定証は2年毎に発行されます。
卒後臨床研修評価機構(JCEP)とは、臨床研修病院における研修プログラムや研修状況の評価を行うとともに、優秀な医師の養成に寄与することを目的とした第三者評価機構です。
今後もオホーツク圏域のセンター病院として、卒後臨床研修プログラムの質の向上を図るとともに、これからの医療を担う医師の育成に努めてまいります。
※令和2年1月1日現在の認定病院数 全国266病院 (北海道9病院)
特定行為研修指定研修機関
当院は、保健師助産師看護師法に基づく「特定行為区分に係る特定行為研修」を行う指定研修機関として、令和3年8月17日付で厚生労働省より指定を受けました。
研修を実施する特定行為区分は「創傷管理関連」です。
【特定行為研修とは】
看護師が手順書により特定行為を行う場合に特に必要とされる実践的な理解力、思考力及び判断力並びに高度かつ専門的な知識及び技能であって、全ての特定行為区分に共通するものの向上を図るための研修をいいます。
教育施設認定状況
学 会 名 | 制度名 (正式名称) | 施設名称 (正式名称) |
日本内科学会 | 日本内科学会認定医制度 | 教育関連病院 |
日本整形外科学会 | 整形外科専門医制度 | 研修施設 |
日本麻酔科学会 | 麻酔科専門医制度・麻酔科認定医制度 | 認定病院 |
日本眼科学会 | 日本眼科学会専門医制度 | 専門医研修施設 (一般研修施設) |
日本産科婦人科学会 | 社団法人日本産婦人科学会専門医制度 | 専攻医指導施設 周産期登録施設 |
日本耳鼻咽喉科学会 | 日本耳鼻咽喉科学会認定耳鼻咽喉科専門医制度 | 専門医研修施設 |
日本頭頸部外科学会 | 頭頸部がん専門医制度 | 準認定施設 |
日本泌尿器科学会 | 日本泌尿器科学会専門医制度 | 基幹教育施設 |
日本形成外科学会 | 日本形成外科学会専門医制度 | 認定施設 |
日本外科学会 | 外科専門医制度 | 指定関連施設 |
日本循環器学会 | 日本循環器学会認定循環器専門医制度 | 研修施設 |
日本消化器病学会 | 日本消化器病学会専門医制度 | 認定施設 |
日本小児科学会 | 小児科専門医制度 | 研修施設 |
日本消化器外科学会 | 日本消化器外科学会専門医制度 | 指定修練施設 |
日本脳神経外科学会 | 脳神経外科学会専門医制度 | 研修教育病院 |
日本胸部外科学会 | 日本胸部外科学会認定医認定制度 | 関連施設 |
日本消化器内視鏡学会 | 日本消化器内視鏡学会専門医制度 | 指導施設 |
日本病理学会 | 病理専門医制度 | 研修登録施設 |
日本脳卒中学会 | 脳卒中専門医制度 | 研修教育病院 |
日本医学放射線学会 | 日本医学放射線学会専門医制度 | 専門医修練機関 |
日本周産期・新生児医学会 | 新生児専門医制度,母体・胎児専門医制度 | 新生児専門医指定研修施設 |
日本精神神経学会 | 社団法人 日本精神神経学会 精神科専門医制度 | 研修施設 |
日本臨床腫瘍学会 | 日本腫瘍学会 専門医制度 | 認定研修施設(連携施設) |
日本リウマチ学会 | 日本リウマチ学会専門医制度 | 教育施設 |
日本乳癌学会 | 日本乳癌学会認定医・専門医制度 | 関連施設 |
日本高血圧学会 | 日本高血圧学会専門医制度 | 認定施設 |
日本心血管インターベンション治療学会 | 日本心血管インターベンション治療学会専門医制度 | 研修関連施設 |
日本血液学会 | 日本血液学会認定 | 日本血液学会認定 |
日本口腔外科学会 | 日本口腔外科学会専門医制度 | 准研修施設 |
日本認知症学会 | 日本認知症学会専門医制度 | 教育施設 |
日本有病者歯科医療学会 | 日本有病者歯科医療学会認定医制度 | 認定研修歯科診療施設 |
_ | National Clinical Database | 施設会員 |
_ | 日本がん治療認定医機構 | 認定研修施設 |
_ | 日本スキンバンクネットワーク | 加入施設 |
補助金整備事業
情報公開
概要
日本赤十字社は、平成14年4月1日から、全国の支部、病院、血液センター、福祉施設を窓口として、情報公開を行っています。
日本赤十字社の情報公開は、法律により義務付けられたものではありませんが、国民・社員の皆さまのご理解・ご協力のもとに活動を展開している団体として、自主的に情報公開を行い、事業および運営の透明性をより一層確保することを目的としています。
開示対象文書
情報開示を行うのは、平成13年4月以降に作成または取得された文書ですが、決算書などについてはそれ以前のものも開示します。詳しくは、お近くの赤十字施設または下記連絡先までお問い合わせください。
開示の申出
開示の申出はどなたでも行えます。申出の際は、次の申出書をご利用ください。
【開示申出書の様式】
申出の際は、お近くの赤十字施設の情報公開担当窓口で、開示を求める文書を特定して申出書にご記入いただくことが原則ですが、郵送等でも受付可能ですので各情報公開担当者までご連絡下さい。また、申出や開示の実施には所定の手数料が必要となります。
※詳しい制度の仕組みや手続きについては、次の要綱をご参照ください。
情報公開に関する問い合わせ先
日本赤十字社 コンプライアンス統括室
TEL 03-3437-7512
または赤十字各施設の情報公開担当窓口
治験審査委員会
治験審査委員会に関する情報は以下からご参照いただけます。
【治験審査委員会委員名簿】(2021年4月1日現在)
治験審査委員会開催予定日および会議の記録の概要
開催場所:北見赤十字病院 会議室
年 | 開催予定日 | 申請締切日 | 会議の記録の概要 |
2020年 | 1月22日(水) | 1月 8日(水) | 中止 |
2月26日(水) | 2月12日(水) | 概要 | |
3月25日(水) | 3月11日(水) | 概要 | |
4月22日(水) | 4月 8日(水) | ||
5月27日(水) | 5月13日(水) | ||
6月24日(水) | 6月10日(水) | ||
7月22日(水) | 7月 8日(水) | ||
8月26日(水) | 8月12日(水) | ||
9月23日(水) | 9月 9日(水) | ||
10月28日(水) | 10月14日(水) | ||
11月25日(水) | 11月11日(水) | ||
12月23日(水) | 12月 9日(水) | ||
2021年 | 1月27日(水) | 1月13日(水) | |
2月24日(水) | 2月10日(水) | ||
3月24日(水) | 3月10日(水) |
※原則,毎月第4水曜日の開催です。
※開催日は,前の月のIRB・倫理委員会にて確定となります。
過去記録
研究計画書、委員名簿、書式一括ダウンロード(zip形式、281KB)
倫理委員会
倫理委員会に関する情報は以下からご参照いただけます。
【倫理委員会規程】
倫理委員会開催予定日
年 | 開催予定日 | 申請締切日 | 会議の記録の概要 |
2020年 | 1月22日(水) | 1月 8日(水) | |
2月26日(水) | 2月12日(水) | ||
3月25日(水) | 3月11日(水) | ||
4月22日(水) | 4月 8日(水) | ||
5月27日(水) | 5月13日(水) | ||
6月24日(水) | 6月10日(水) | ||
7月22日(水) | 7月 8日(水) | ||
8月26日(水) | 8月12日(水) | ||
9月23日(水) | 9月 9日(水) | ||
10月28日(水) | 10月14日(水) | ||
11月25日(水) | 11月11日(水) | ||
12月23日(水) | 12月 9日(水) | ||
2021年 | 1月27日(水) | 1月13日(水) | |
2月24日(水) | 2月10日(水) | ||
3月24日(水) | 3月10日(水) |
補助金整備事業
平成22年度広域救急医療対策事業 | 人工呼吸器インファントフロー SiPAP |
平成22年度北網地域医療再生事業補助金 (遠隔画像診断システム整備事業) | 術中病理迅速検査システム デジタルマイクロスコープ |
平成22年度新型インフルエンザ患者受入 医療機関開設整備補助金 | 人工呼吸器VELAコンプリ |
平成22年度広域救急医療対策事業 | 人工呼吸器ハミングX |
平成22年度北網地域医療再生事業 (遠隔画像診断システム整備事業) | 生理検査波形参照システム |
平成22年度北網地域医療再生事業 (遠隔画像診断システム整備事業) | 地域医療連携システム |
平成22年度新型インフルエンザ患者受入 医療機関開設整備補助金 | パッケージ型排気HEPAユニット |
平成22年度北網地域医療再生計画 (特設講座事業) | 電子カルテ端末 3台 |
平成23年度北網地域医療再生計画 (特設講座事業) | 超音波治療器 |
平成23年度北網地域医療再生計画 (特設講座事業) | 嚥下造影対応チェア コンバーVFX |
平成23年度北網地域医療再生計画 (遠隔画像診断システム整備事業) | 北網地域四大疾病統計システム |
平成23年度広域救急医療対策事業 (小児医療施設設備事業) | 人工呼吸器 ベンチレーター840 |
平成23年度北網地域医療再生計画 (遠隔画像診断システム等整備事業) | 遠隔画像診断システム |
平成24年度地域医療広域連携推進事業 (設備整備事業) | 核医学画像診断装置 Infinia3 |
平成24年度広域救急医療対策事業 (小児医療施設設備整備事業) | 新生児人工呼吸器 ベビーログ8000 |
平成24年度北網地域医療再生事業 (周産期救急ドクターカー配備事業) | ・搬送用保育器 トランスカプセル V-707 |
トヨタ救急車 ハイメディック | |
平成24年度北網地域医療再生事業 (遠隔画像診断システム等整備事業) | Webカンファレンスシステム |
平成25年度北網地域医療再生計画 (特設講座事業) | 肺運動負荷モニタリングシステム CPX |