ご挨拶
栄養課は、医療技術部に所属し、主に栄養管理と給食管理業務を担っています。
栄養管理業務については、病棟担当制をとっており、他職種と協力しながら、個々の状態にあわせた栄養や食事内容の相談・確認・栄養相談(栄養食事指導)などを行います。
給食管理業務については、給食業務を日清医療食品株式会社に委託しておりますが、当院管理栄養士が衛生管理・献立内容等の確認・指導を行います。日々、患者さんのニーズにできるだけ応えられるよう、相談協力しながら、安心・安全な病院食の提供を心がけています。
管理栄養士は、多職種からなるチームの一員として、食事(栄養)が治療のひとつと考え、栄養管理と給食管理業務の維持・改善を行いながら、患者さんの疾病の治癒・回復の促進及び、健康的な食生活へのアドバイスなどを行っています。
チーム医療
- 栄養サポートチーム(NST)
- 緩和ケアチーム
- FLS(骨折リエゾンサービス)チーム
チームの一員として、栄養に関する対応を行っています。
資格取得について
専門的な知識を深め、チーム医療に貢献できるよう、日々研鑽を積み、認定資格取得も目指しています。
- NST専門療法士(日本栄養治療学会認定):2名
- 病態栄養専門管理栄養士(日本病態栄養学会認定):2名
- がん病態栄養専門管理栄養士(日本病態栄養学会・日本栄養士会認定):2名
- 日本糖尿病療養指導士(CDEJ):1名
- 腎臓病療養指導士:1名
(2024年6月現在)
入院中のお食事について
当院は、入院時食事療養(Ⅰ)施設です。
医師の指示のもと、管理栄養士によって管理された食事を適時、適温(温冷配膳車による配膳)で患者さんに提供しています。
入院中の皆さまに安全で安心な食事提供はもちろん、治療のひとつとしておいしく召し上がっていただけるようにと日々努力しています。
食事時間
- 朝食:8時
- 昼食:12時
- 夕食:18時
※治療上、食事が禁止または制限されることがありますので、医師・看護師の指示をお守り下さい。
食事の種類
一般治療食
一般食・学童食・小児食・幼児食・離乳食・妊産婦食・軟菜食・消化器軟菜食・5分菜食・3分菜食・流動食など
特別治療食
塩分コントロール食・エネルギーコントロ-ル食・エネルギー塩分コントロール食・たんぱくコントロール食・肝臓食・潰瘍食・脂質コントロール食・低残渣食・術後食・検査食・嚥下調整食・個別対応食など
行事食
祝日や節句などにあわせ、行事食の提供を行っています。
- お正月(1/1~3にかけておせち料理:お雑煮、黒豆、なます、伊達巻き、数の子、紅白かまぼこ、きんとん、天ぷら盛り合わせ、紅鮭塩焼き、茶碗蒸し、かにちらしなど)
- 七草(七草風雑炊)
- 成人の日(赤飯・茶碗蒸し)
- 建国記念の日(赤飯・赤魚の塩麹焼き・おまんじゅう)
- 天皇誕生日(桜えびごはん・銀だら西京焼き)
- ひなまつり(ひなちらし・桜餅)
- 春分の日(きじ焼き丼・おはぎ)
- 昭和の日(赤飯・さわら西京焼き・春野菜とあさりの煮合わせ)
- 日本赤十字社創立記念日(かにちらし)
- 憲法記念日(たけのこごはん)
- こどもの日(桜えびごはん・天ぷら、小児科はこいのぼりオムライス)
- 七夕(七夕そうめん)
- 海の日(鮭ちらしずし・すいか)
- 土用の丑の日(うなちらし・焼きなすのかにあんかけ・きゅうりの酢の物)
- 山の日(きじ焼き丼・夏野菜の揚げ浸し)
- 敬老の日(赤飯・鮭の西京焼き・茶碗蒸し)
- 秋分の日(きのこごはん・揚げ豆腐の野菜あんかけ・白菜の菊花和え・おはぎ)
- スポーツの日(栗ごはん・松風焼き)
- ハロウィン(かぼちゃプリン)
- 文化の日(三色丼・吹き寄せ煮・柿)
- 勤労感謝の日(ちらしずし・柿)
- 冬至(冬至かぼちゃ)
- クリスマス
(昼:鮭のタルタル焼き・水菜のクリスマスサラダ・クリスマスケーキ、小児科はオムライスなどのお子様ランチorクリスマスプレート)
(夕:エビピラフ・フライドチキン・トマトのマリネ・ほうれん草のコンソメスープ、幼児はサンタトマト) - 大晦日(年越しそば・刺身盛り合わせ・松竹梅かまぼこと昆布巻き)
2023年に実施した行事食一覧
産科の出産お祝い膳
特別メニューで赤ちゃんのお誕生をお祝いいたします。
食事内容に関するご相談
入院中のお食事は、医師の指示のもと、病状にあわせたお食事を提供いたしますが、食べにくさなどがある場合は、スタッフへご相談ください。
入院中、管理栄養士がお部屋を訪問し、お食事内容の確認・説明を行っています。治療や体調により、思うように食べられない場合は、お気軽にご相談ください。
給食担当スタッフ
日清医療食品株式会社
主治医の指示のもと、入院・外来患者さんを対象に、完全予約制による栄養食事指導を行っています。
(平日9:00~12:00、13:00~16:00)
普段の食事摂取状況を確認させていただき、一緒に問題点を考え、実践可能な食事療法についてご相談していきます。
栄養食事指導を受ける場合、主治医の指示が必要ですので、ご希望の方は受診されている科の主治医へご相談下さい。