スケジュール
医師不在情報
医療機関の認定
日本脳神経外科学会専門医認定制度による研修教育病院
日本脳卒中学会専門医認定制度による研修教育病院
日本認知症学会専門医制度における教育施設
特色
脳神経外科は、当院の救命救急センター開設(平成4年5月)に伴い平成3年4月、旭川医科大学脳神経外科学講座の関連施設としてスタッフが派遣され開設されました。現在は、日本脳神経外科学会、日本脳卒中学会、日本認知症学会専門医認定制度による指定訓練施設に認定されています。
当院は、オホーツク3次医療圏の中核病院としての地方センター病院で、救命救急センターを併設しております。2~3次の救急に特化した救急医療を担っています。そのため他院から紹介された方や、重症症例、緊急処置を要する患者さまが多く来院されます。現在、入院診療においては、脳血管障害(くも膜下出血、脳出血、脳梗塞など)が圧倒的に多く半数を占めております。他、脳腫瘍(原発性、転移性)、頭部外傷、てんかん、水頭症など幅広く脳神経外科疾患の患者さまの治療を行っています。最近の傾向として、患者さまの高齢化が明らかなこと、それに伴い併存疾患を有する方が多いこと、脳腫瘍のなかでは転移性および悪性リンパ腫が著しく増加していることが挙げられます。一方、外来診療においては、以前は慢性頭痛や脳卒中慢性期の患者さまがほとんどでしたが、高齢化に伴い、パーキンソン病やアルツハイマー病さらに高齢者発症てんかんなどの神経内科疾患の患者さまが著増しています。DATスキャンや脳血流検査、MRI・VSRAD検査、PET検査を実施しています。
当施設では、緊急の対応としてはくも膜下出血の緊急開頭クリッピング術、外傷や脳出血における緊急開頭術および穿頭術、最近では症例によっては動脈瘤のコイル塞栓術も可能となっています。主な手術症例として、未破裂脳動脈瘤の開頭クリッピング、脳腫瘍摘出術(開頭、経蝶形骨洞手術)、水頭症に対するシャント術、頸部内頸動脈狭窄に対する内膜剥離術(CEA)およびステント留置(CAS)、慢性硬膜下血腫に対する穿頭術などの手術を行っています。 最近、血管内手術の症例も増加しており、脳梗塞急性期血栓回収術、CAS、動脈瘤のコイル塞栓術、硬膜動静脈洞瘻塞栓術などが行われるようになってきました。当院は放射線治療部門が充実しており、悪性脳腫瘍に対しては集学的治療としての摘出術後照射が行われています。リハビリテーション部門も充実しており、多くのセラピストにより早期から治療が開始されています。
患者さまへ 【専門医制度と連携したデータベース事業について】
診療実績
令和元年度の入院患者延べ数は16,916名、平均在院日数は18日です。
新患数は1,927名、外来患者延べ数は13,206名です。
手術件数は280件でした。
お知らせ
令和4年4月より、「頭痛専門外来」を開設することになりました。
受診に際しては、完全予約制になります。初診は、当院脳神経外科医師が診察を行い、脳MRIなどの必要な検査を行います。当院脳神経外科医師が、緊急性のある脳外科疾患を除外した上で「頭痛専門外来」を予約受診となります。
また、他院よりご紹介の患者さんにつきましては、地域連携課を通じたご紹介を賜りますお願い致します。他院で脳MRI検査をすでに行われている場合は、当院脳神経外科医師が画像の確認と診察を行った上で、「頭痛専門外来」を予約、受診となりますので、宜しくお願いします。
2008年からは、本格的に脳ドック事業を立ち上げました。脳のMRI・MRA検査や種々の血液生化学検査、当院の脳神経外科専門医の診察などをセットしたものです。水曜日の午前、完全予約制で行っておりますので、是非ご利用ください。
詳しくは【脳ドック】のページをご覧ください。
脳疾患では、後遺症のために生活へ戻れなくなってしまうことも少なくありません。このため、患者さまや御家族に今後の生活についての不安が生じ、サポートが必要となる場合が少なくありません。当院では、退院後の療養やリハビリテーション、生活に関わる種々の問題において、微力ではありますがソーシャルワーカー(患者支援課)や訪問看護ステーションを通じて支援しております。ぜひご利用ください。
詳しくは【患者支援課】のページをご覧ください。
臨床研究に関する情報の公開(オプトアウト)
通常、臨床研究を実施する際には、文書もしくは口頭で説明・同意を行い実施をします。臨床研究のうち、患者さまへの侵襲や介入もなく診療情報等の情報のみを用い研究等については、国が定めた倫理指針に基づき「対象となる患者さまのお一人ずつから直接同意を得る必要はありません」とされております。しかし、研究の目的を含めて、研究の実施についての情報を公開し、さらに拒否の機会を保障することが必要とされております。このような手法を「オプトアウト」と言います。
オプトアウトを用いた臨床研究は下記の通りです。なお、研究への協力を希望されない場合は、下記文書内に記載されている各研究の担当者までお知らせください。
氏名 | 役職 | 卒業年度 |
鈴木 望 | 顧問 | 旭川医科大学 昭和54年卒 |
認定医・専門等資格名 | ||
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氏名 | 役職 | 卒業年度 |
木村 輝雄 | 脳神経外科部長 | 旭川医科大学 平成2年卒 |
認定医・専門等資格名 | ||
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氏名 | 役職 | 卒業年度 |
高杉 和雄 | 救急部部長 | 旭川医科大学 平成8年卒 |
認定医・専門等資格名 | ||
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氏名 | 役職 | 卒業年度 |
タッカー アダム | 脳神経外科副部長 | 東海大学 平成13年卒 |
認定医・専門等資格名 | ||
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氏名 | 役職 | 卒業年度 |
藤川 征也 | 脳神経外科医師 | 旭川医科大学 平成27年卒 |
認定医・専門等資格名 | ||
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氏名 | 役職 | 卒業年度 |
真田 隆広 | 脳神経外科医師 | 旭川医科大学 平成28年卒 |
認定医・専門等資格名 | ||
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スケジュール
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | ||
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午前 | 新患(再来) | 鈴木(新患)(第1・3・5) 頭痛外来(第2・4) | 真田 | タッカー | 急患診療のみ (旭医出張医(月1)) | 藤川 |
再来 | 木村 | 鈴木 | 鈴木 | 高杉 | ||
午後 | 急患診療のみ |
医師不在情報
医師名 | 不在日 |
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藤川 征也 | 9/29(金) |